初めての鳳凰三山(ドンドコ沢〜中道)

2011年06月03日(金) [日帰り]

• GPS: 09:40
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,985m
• 下り: 1,985m

コースタイム

6:49青木鉱泉-8:12南精進ヶ滝8:20-(プチ道迷い)-10:05五色ヶ滝10:15-10:56鳳凰小屋11:12-11:56地蔵岳12:15-12:23アカヌケ沢ノ頭-13:17観音岳-13:37薬師岳13:46-14:21御座石-16:03中道登山口-16:29青木鉱泉

天候

晴れ→ガス、ときどき晴れ間

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道韮崎ICから国道20号へ。国道20号を松本方面に少し進み桐沢橋を左。
桐沢橋を渡って突き当りを右に行き、少し道なりに行った後、
突き当りを左に曲がり、またすぐ右に曲がる。
(桐沢橋から先、青木鉱泉の案内板があります)
詳しくは、http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/data.html

青木鉱泉の駐車場に駐車:750円/日です。

小武川沿いにも停められそうな場所がありますが、工事車両(ダンプ)のすれ違い場所になっているようなので、やめておいた方が良いと思います。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは、青木鉱泉にあります。

■ドンドコ沢(沢コース)〜鳳凰小屋
一部崩落しているところがあります。
昨日まで雨が続いていたようですが、川の水量は特に問題はありませんでした。

雨のせいか、ところどころ水が流れ、登山道が分かりにくくなっているところがありました。間違えやすいところには、赤テープ、赤マーク(木や石に)があるので、見落とさないようにしましょう。

私は何度か見落として間違えました。。

■鳳凰小屋〜地蔵岳
鳳凰小屋近辺に、少し雪が残っています。
腐れ雪なので、アイゼンは不要ですが、時折膝下位まで踏み抜きます。

■地蔵岳〜薬師岳
地蔵岳からアカヌケ沢の頭の間に少し雪が残っています。
その他は、快適な稜線歩き!

■中道
薬師岳直下に残雪。歩きにくいです。
登ってきた分を延々と下ります。負けてはいけません。
林道に入ると、工事車両(ダンプ)が結構通ります。

写真

6/4 13:44

韮崎ICを降りてすぐのコンビニから。
晴れてきました。
右端は甲斐駒でしょうか。かっこいい。

6/4 13:51

鳳凰方面もいい感じ。

6/4 14:09

青木鉱泉のつつじ。

6/4 14:17

今が見ごろですね。

6/4 14:17

雰囲気がある建物です。
登山届を出して、ここから出発です。

6/4 13:44

川側を行きます。
山側はあまり行く人がいなそうな雰囲気でした。

6/4 13:51

増水していないか心配でしたが、大丈夫そうです。

6/4 13:48

あそこを目指していきます。
写真で見るより、はるか高みにあるように見えます。
行けるかな。。

6/4 14:09

新緑と、苔むした感じが良いですね。
道に大きな木が横たわっていますが、自然優先なので、避けて通ります。

6/4 13:45

野生のツツジ。

6/4 13:51

存在感のある木々。
このあたりの広葉樹、秋になると紅葉がきれいそう。

6/3 8:00

コゴミ(の巨大化したやつ)かな?

6/4 13:45

昨日まで雨だったせいもあるかもしれませんが、こんな感じの小さな滝がいくつも。
きれいです。

6/4 13:51

ドンドコ沢コースでは、何回も川を渡渉します。
小さいのも含めると10回位は渡りました。

6/4 14:09

南精進ノ滝

6/3 8:06

虹が見えます。
この辺りから、急坂がずっと続いていきます。

6/3 8:24

野生のつつじ、その2。

6/4 13:45

お花。
図鑑買おうかな。。

6/4 13:51

良く見るんですが。。
何でしたっけ。

6/3 8:36

鳳凰の滝はパスしちゃいました。

6/3 8:37

コケ類、シダ類、私大好きです。

6/4 13:51

お花。
名前分かりません。すみません。。

6/4 14:09

何かの実かな。

6/3 8:40

これは・・・。

6/3 8:40

これもそのうち花が咲くのかな。

6/4 13:45

タラの芽じゃないよね。

6/4 13:51

鳳凰の滝の上で、色々とよそ見をしてたら、道を間違えました。。
間違えると、写真のような巨岩に行く手を遮られます。(踏み跡あるので、間違えやすいのかも)
ここは逆Uの字に、上って下っていくのが正解でした。

6/3 8:59

でも、大好きな風景にすぐに癒されます。
坂はキツイけど。

6/3 8:59

マイナスイオン浴びまくり。
とてもきれいです。

6/4 13:45

あれ、下の方が曇ってる。
昨日まで雨だし、霧が出るのはしょうがないか。

6/4 14:09

ここ、ちょっと注意です。
写真の木のすぐ左側に登山道があるのですが、右半分が崩壊して、根がむき出しになっています。
なるべく木に近づかないように。

6/4 13:45

白糸の滝。

6/4 13:51

僕には、花はきれいだということしか。。

6/4 14:09

写真では分かりにくいですが、一瞬富士山が見えました。

6/4 13:45

北御室小屋跡?

6/4 14:09

五色ノ滝。
一番迫力ありました。
滝壺まで行けます。ここでもマイナスイオン浴びまくりでした。

6/4 13:45

あ、いつの間にかガスがここまで。

6/3 10:37

急坂を登りきった処。
オベリスクが見えます!

6/3 10:56

鳳凰小屋。
朝からヘリで荷揚げを何度もしていました。
天気よさそうなので、週末は人が沢山来そうですね。
あと、ここの水は最高においしいです。

6/4 14:09

これも花でしょうか。
鳳凰小屋から先、しばらく雪が残っています。
踏み抜くと膝下位まで。

6/3 11:30

だんだん砂っぽくなってきました。
この辺りまで来ると、道はあって無いような感じ。

6/4 13:52

おぉ。オベリスクがもうすぐ。
が、砂でズルズル滑って中々進まない。。
水前寺清子のマーチが聞こえてきそう。

6/3 11:51

こんなところにも植物が。たくましいです。
あと、鳥や動物の足跡とかも結構ありました。

6/4 13:46

あ、ガス来た。

6/4 13:52

賽の河原に着きました。
お地蔵さんがいっぱいです。

6/4 14:09

風や雪で倒れないようにしているのでしょうか。

6/3 11:56

ここまで運ぶの大変だったでしょうに。
でも何か、山を拝みたくなるような気持ちは良く分かります。

6/4 13:46

良く見ると、みな表情が違って面白いですね。

6/4 13:52

ガスが晴れて、オベリスクがまた見えてきました。

6/4 13:46

一応ここが地蔵岳の頂上なのかな。

6/4 13:46

オベリスク!
これが見たかったんです。
かっこよすぎです。
甲斐駒も見たかったのですが、タイミング悪くて見れませんでした。

6/4 14:10

観音岳。
ガスっているのも、雰囲気あっていいかも。

6/3 12:08

アカヌケ沢の頭付近にも、少し雪あり。

6/4 14:10

ハイマツと高山植物(これも花が咲くのかな)。
ほんとすみません。

全然関係ないですが、ハイマツって高山の香り(いい匂い)がする気が。気のせい?

6/3 12:23

アカヌケ沢の頭から、高嶺。
余裕があれば行こうかと思っていましたが、甘い考えでした。

6/4 13:52

北岳ドーン。
生でみると、マジかっこいいです。
見れてよかったー。

6/3 12:24

観音岳。
近く見えますが、この先一旦下るんです。はい。

6/3 12:27

北岳その2。
やっぱカッコよすぎ。
惚れてしまいそう。

6/4 13:52

観音岳。
こういう雰囲気もいい。

6/4 14:10

浜辺にいるようなこの風景。
ほんと不思議ですね。

6/4 13:53

おぉ、これは女王仙丈ケ岳か。

6/4 13:46

不思議なオブジェ。

6/4 14:10

すごい生命力。

6/4 13:47

こんな小さな花も。

6/4 13:53

ガスが晴れて、一瞬オベリスクが!
天空の城(ラピュタだ)。

6/3 12:56

仙丈ケ岳。
やっぱりアルプス最高です。

6/3 13:17

観音岳。
やっと着きました。

6/3 13:17

観音岳から見た薬師。
こちらもいい感じ。

6/4 14:10

薬師岳山頂。
来てよかった!

6/3 13:38

夜叉神からも登ってみたくなりました。

6/3 13:38

薬師からの観音岳。

6/4 14:10

これは?
位置的には、間ノ岳か農鳥岳だと思うのですが。

6/3 13:45

最後にもう一度北岳。
惚れました。いつか登ります。

6/4 14:10

さて、中道を下ります。
写真撮り忘れましたが、薬師直下からしばらくの間残雪でとっても歩きにくかったです。

6/3 14:21

御座石。
ここまでの下りでもうかなりお腹いっぱい。
段差がきつい。

6/4 13:47

御座石の上に生えている木々。
すごいね。

6/4 14:10

2000メートルをきったあたりの針葉樹。
すごくきれい。

6/3 15:25

新緑ってなんでこんなにきれいなんでしょうね。
内から輝いているっていうか、すごくパワーもらってます。

6/4 14:11

かわいいお花。

6/3 15:41

林道まで下ってきました。

6/4 13:47

中道登山口までようやく戻ってきました。
が、ここから暫く林道歩きです。

6/3 16:23

あそこまで行ってきたんだなー。

6/3 16:25

青木鉱泉に渡る橋。
大丈夫かな。。

6/4 13:48

青木鉱泉から中道経由で行く場合は、ここを行きます。

6/3 16:28

青木鉱泉のつつじ。

6/3 16:29

今日はここの花が一番見ごろだったかも(笑)。

6/4 13:48

これは、コゴミを観賞用に植えているそうです。

6/4 13:54

戻ってきました。
鳳凰三山、最高でした!

6/4 13:48

おまけ。
甲府盆地からの八ヶ岳。

6/4 13:54

おまけ、その2
双葉SAから見た甲斐駒?鋸岳?
山梨にもいい山が沢山ありますね。
ありがとうございました。

撮影機器：

iPhone 4 Apple

感想

cirrus

先週、休日出勤しなければならず、振休をいつ取るか、分かりもしない頭で必死に考えました。
本当は、台風が通過した後の5月31日あたりがチャンスかなと思いましたが、その日は外せない会議があってNG。
雰囲気(結局カンかい。)、じゃなくて、周期的にその次は金曜日かなということで、行ってきました、鳳凰三山。

最初は、夜叉神から行ってみようかと考えていましたが、Utunduさんなどのレコを見て、雪もなさそうだし、今の自分がどれだけ歩けるのかの確認も兼ねて、大変だといううわさのドンドコ沢〜中道の周回コースで行ってみることにしました。
(ダメそうなら、途中で引き返すつもりで)

【ドンドコ沢】
南精進ノ滝のあたりから、急坂が延々と続きます。
足の短い私には、天然の岩や根っこの段差がきつく、かなり苦戦しましたが、滝や(大好きな)苔むした雰囲気がとても良い道です。

南アルプス全般に言えることかもしれませんが、良い意味で、登山道を整備しすぎていないので、天然の登山道(に見える)に間違って進んでしまいそうになることがあります。

ポイントには、赤テープや岩や木に赤マークがありますので、それらを確認しながら進みます。(暫くみかけないと思ったら確認した方が良いかもしれません)

鳳凰小屋の近辺に残雪があります。歩きにくいですが、腐れ雪なのでアイゼンは不要です。

地蔵岳直下の砂場は、歩きにくいですが、最後の試練だと思って頑張ってみました。

オベリスクはやっぱりかっこよかったです。

【地蔵岳〜観音岳〜薬師岳】
アカヌケ沢の頭近辺に残雪あり。
森林限界を超えた、天空の海岸を気持ち良く歩きます。
今日は、雲があって360度のパノラマとまではいきませんでしたが、北岳、仙丈ケ岳などの絶景が最高!

色々な季節に何度でも行きたいと思いました。

【中道】
薬師岳直下は残雪で歩きにくいです。
また、2000メートル位までは、段差が多くきつい下りでした。
ただ、そこからしたは、急ではありますが、段差が少なく歩きやすくなりました。最後に林道歩きがあります。

好みによるのかもしれませんが、もしかしたら、中道から逆まわりで行った方が、登りは楽かもしれません。(別の機会に試してみよう)

登りも下りも私には中々ハードでしたが、素晴らしい絶景とマイナスイオンを浴び、とっても充実した山行となりました。

南アルプス全般に言えるのかもしれませんが、鳳凰三山は、手つかずの自然がそのまま残っている感じで、奥深く、非常に雰囲気が良く素敵です。稜線上は別天地のような感じで、もうすっかりお気に入りです。

そういえば、高校生の頃、残雪期の仙丈ケ岳に行ったことがありましたが、その時も、コケやシダの茂る深い森を歩いたことを、ふと思い出しました。(その後、北沢峠から先は吹雪で大変だったような気もしますが、きっと気のせいだ)

とにもかくにも、鳳凰三山最高でした。
ありがとうございました!

コメント

ゲスト

行ってみたい！
cirrusさん

お疲れさまでした。鳳凰三山いいですね。
来週天気がよかったら私も行ってみたいと思います。

昭文社の山と高原地図だとコースタイムと比べるとcirrusさんは登りも下りも１時間程短いですが、どんな感じでしょう？

僕もハイマツの香（針葉樹の香）好きです。

cirrus

いい山でした！
bluefinさん

はじめまして。
私もまだ1回しか行っていないので何ですが、鳳凰三山、とても良かったです。

歩きがいがあるコースだと思うので、是非行ってみてください！

青木鉱泉からのコースは、登りも下りも標高差がかなりあり、急坂がずっと続く感じなので、途中で足が終わらないように、なるべくゆっくり登るようにしました。
あと、心拍数が上がってきたと感じたら、こまめに休むようにしていました。
(それでもずっと大汗かいて、ヒイヒイいってましたが )

ドンドコ沢から登る場合、鳳凰小屋で水が補給できるので、もしかしたら、補給前提でその分軽い装備で行っても良かったかもしれません。

中道の下りはとても長く感じました(特に2000mを切るまでの下り)。
ただ、登りで無理しなかったせいか、足には多少余力があったので、何とか下りきることができました。

コースタイムより短い時間で行けたようですが、ペース配分に気をつけて、無理しすぎないようにしたのが、結
果的に良かったのかもしれません。

鳳凰小屋、薬師岳小屋などで一泊してまわるのも、楽しそうです。

来週、天気良いといいですね

私もまた行きたいです(笑)