戸隠山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 894m
- 下り
- 895m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ゲート式駐車場は3時間600円 ※道を挟んだ場所にある駐車場は終日600円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼奥社〜塔渡〜戸隠山 ほぼ夏山でした。 ▼戸隠山〜九頭龍山〜一不動 まだまだ残雪が多かったです。 雪庇が登山道を ほぼ覆い尽くしている箇所もありました。 東に雪庇、西に断崖、そのわずかな隙間を 無理やり進もうとしたものの、危険を感じて断念。 引き返して登山道を外れ、 東の緩やかな斜面に積もった雪の上を歩くのが正解でした。 (足跡を発見し、トレースできました) ▼一不動〜戸隠牧場 雪渓がしっかりと残っていました。 急斜面で足を滑らせたり 雪渓の薄い部分を踏み抜くこともありました。 (水場は雪の下なのか、発見できませんでした) 基本的に川沿いを進めば間違いありませんが、 雪解けで増水しており、 川を渡る際には、靴の中に 上から水が入ってきました。 鎖場は、増水や残雪があるため、夏よりも遥かに危険です。 今よりも雪解けが進む これからの時期の方が、 一不動ルートの危険度は高まるのかもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
憧れの戸隠山登山に初挑戦しました!
まずは鏡池で山容を眺め、奥社参道からスタート。
戸隠神社奥社で しっかりと安全を祈願し、登山口へ。
短い急登を過ぎると尾根に出て、岩峰を眺めながら進みます。
五十間長屋で、下山者1名とすれ違い。
結果的に、1日を通して、この方以外に出会いませんでした。
百間長屋で休憩。ここから先、岩場と鎖場が続きます。
「胸突岩」は急で長い鎖場で、最初の恐怖を感じました。
いよいよ最大の難所「蟻の塔渡り」に到着!
事前のイメージでは「二足歩行でいけるんじゃないか」
・・・と思っていましたが、とんでもない!
左右の崖を見下ろした瞬間、
「あ、コレ 気を抜いたら普通に死ぬやつ」と実感。
ナイフエッジに しっかりとまたがり、
掴んだ岩の強度を1つ1つ確かめながら、慎重に慎重に進みました。
槍ヶ岳のハシゴ場など単なるアスレチックに過ぎず、
ここは少なくとも あの10倍は恐い!と思いました。
八方睨でお昼休憩。快晴で、景色は最高!
戸隠神社・奥社参道の 樹齢400年と言われる杉並木が
山の上からでもハッキリと視認できて、大いなる感動を覚えました!
戸隠山・山頂を経て、一不動〜戸隠牧場へ・・・。
【コース状況】の欄に記載の通り、
まだまだ残雪が多くて歩きにくく、時に危険も感じました。
実は、手元のガイドブック(山と渓谷社「長野県の山」)では
「登山適期:5月〜」と記載されており、
去年5月のヤマレコを見ても 雪による問題は無さそうだったので
安心しきっていたのですが、今年は状況が違ったようです。
歩きながら、「来るのが1ヶ月早かったかも」と、少し後悔。
また、九頭龍山あたりから
「一不動下の水場は、雪の下に埋もれて使えないんじゃないか?」
と不安を覚えはじめ、水を節約しながら進みました。
そして 案の定?、水場を発見することはできませんでした。
もっと多く水を持ってくれば良かった、と反省しました。
(何とか足りたけど、いざとなったら雪を煮沸しようかと思った)
一不動〜戸隠牧場のルートは、
過去、夏の高妻山登山でに往復したことがありましたが、
今回は雪渓に覆われて、その時とは まったく別の状況。
「紙の地図」と「記憶」だけでは何とな〜く不安で、
その場で スマホのGPS連動MAP(山と高原地図)をDLしました。
これがなかなか役に立ちました。
(「正規ルートの付近に居る」という安心感を得られる効用)
一不動周辺にauの電波があって良かったです。
下山後のコーラは本当にうまかった。
ありがとうコカ・コーラ社!
地元・長野県で「北信五岳」と呼ばれる山々の制覇を目指しており、
去年は飯縄山・斑尾山・黒姫山へ・・・
そして今回、戸隠山にも登頂できました。
残るは妙高山1つ。ぜひ今シーズン中に登りたいと思っています!
二百名山をぼちぼち登っています。
雪は問題ないと思い、今週末に牧場側から登ろうと思いましたが、
ちょっと計画を練り直した方が良さそうですね。
2年前、この時期に高妻山に登ってますが、
その時も3名がピーク直下の雪の斜面を滑落し、ヘリに収容されていました。
山行記録、とても参考になりました。
ありがとうございます。
お役に立てて何よりです!奥社から戸隠山頂までは雪の問題はありません。
もともと「危険を感じたら引き返す」つもりでしたが、最大の難所と思っていた蟻の塔渡りをクリアしたことで、安心して突き進んでしまいました。結果、残雪歩きで冷や汗をかくことに。今回は無事に下山できましたが、「自分の力量に合った山選びが出来ていなかった」「どこかで引き返す決断をすべきだった」と反省しているところです。
いえいえ、当方はソロ登山なので、
万が一のことをかんがえ、難所の蟻の塔渡りを避けて、
一不動側から登ろうと計画していました。
そのまま行けば、牧場を抜けてしょっぱなの滝のとこで悪戦苦闘するところでした。
そっちのルートの方が残雪があるだけ厄介なのですね。
同じ200名山の黒姫山の方を考えてみます。
どうもありがとうございました。
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