水根ー鷹巣山ー七ツ石小屋泊ー雲取山ー飛龍山ーサオラ峠ー丹波


- GPS
- 14:40
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 3,021m
- 下り
- 2,915m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:18
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:20
天候 | 1日目 晴時々曇り 2日目 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中央線からの直通青梅行きに乗車。新宿駅発車が遅れましたが、青梅で乗り継ぎの奥多摩行き電車、奥多摩駅8:42発鴨沢西行きバスとも待ってくれました。水根下車 帰り 丹波15:40発奥多摩駅行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
三条ダルミ〜 片側が切れ落ちた細い道が続きます。崩落箇所もあります。注意が必要です。 サオラ峠〜 上部は急な傾斜の細い道です。上斜面からの土が道を覆って居る箇所があります。注意が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
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感想
鷹巣山から七ツ石山まで縦走し七ツ石小屋でツェルト泊。
翌日は雲取山経由で飛龍山へ。サオラ峠から丹波に下りました。
今回の山行の目的の一つがツェルト泊です。
雲取山山頂避難小屋は何度か利用しています。避難小屋泊とツェルト泊の装備は全く同じです(シュラフ、マット、調理器具等。ツェルトは常に持ち歩いています。)。初夏の気候になったことで野外でも寝られるかと初めてのツェルト泊を試みることにしました。
二つ目の目的は、飛龍山です。
雲取山に登る際いつも眺めている飛龍山ですが、私的にはきれいな山容と思っています。一度は行ってみたいと思っていました。
当初、奥多摩駅から石尾根を歩こうと計画し山プラでコースタイムを調べました。奥多摩駅8:30出発では標準の0.8掛けでも宿泊地の七ツ石小屋着は17時を越えてしまいます。鷹巣山から石尾根を歩くことに変更し、水根から水根沢林道を登ることにしました。
9時丁度、水根バス停から歩き始めました。
しばらく舗装路を歩き、案内表示に従って登山道に入りました。
沢沿いの細い道が続きます。木々の緑と沢の音、鳥の鳴き声が爽やかです。
沢を離れてからは徐々に傾斜が急になります。最初の分岐で鷹巣山方向に進みます。榧ノ木尾根との合流点、石尾根との合流点を経てしばらく行くと鷹巣山への登山道に上がります。直進すると鷹巣山は巻いてしまいます。
鷹巣山には12時頃到着。出発から約3時間。
山頂で昼食休憩。今回はカップヌードル。テルモスからお湯を注いで食べました。
以降、日陰名栗山、高丸山、千本ツツジの全ての山頂を踏んで七ツ石山下まで石尾根を歩き、七ツ石小屋に入りました。
七ツ石小屋には14時20分頃着。計画より1時間20分程早く着きました。
このペースで歩けるのであれば奥多摩駅から石尾根を歩いても15時台には到着できたかもしれません。ザックの重量が日帰り登山より重い(今回17kg、日帰り11kg)分時間がかかると考えたのですが思った程の影響は無かったようです。
当日の天場は小生一人。小屋の宿泊者は定員を超える程いました。
家の庭でツェルト設置を練習していったおかげで手間取ることなく立てることが出来ました。ただ、まだ日が高いせいかツェルト内はかなりの暑さ。天場で外の風に当たりながら休んでいました。
宿泊者の皆さんは16時頃から夕食に取りかかっていました。グループの端で話に混ぜてもらいながら夕食の準備をしました。夕食はアルファ米にレトルトのカレー。17時頃には食べ終わりました。
暗くなる前にツエルトに入りました。
シュラフで熟睡は出来ないようで、風にツェルトが揺れる音とか動物の動く気配のようなものを感じて夜中に何度か目を覚ましました。
翌朝は4時半頃目が覚めそのまま起床。
朝食の準備をしながらツェルトの撤収。
朝食はアルファ米のドライカレー。
6時過ぎに小屋を出発。天候は曇りでした。
七ツ石山、ブナ坂、奥多摩小屋前、小雲取山を経て約1時間45分で雲取山に到着。山頂で用を足して8時10分頃山頂出発。初めて足を踏み入れる登山道に入りました。
山頂から三条ダルミまでは約240m下ります。急ですが割と歩き易かったです。
三条ダルミからは途中開けた草原に出るまで、片側が切れ落ちた細い登山道を歩きます。崩落箇所もありました。
開けた草原地帯は中々良さそうな雰囲気でした。
北天のタルまでの間には木橋が多く掛けてあります。険しい登山道です。
途中、露岩のピークを経て北天のタルには10時15分頃着。ここまでは順調に来ました。
しばらく進むと右手に飛龍山への登り口があるはずでしたが、気が付かず飛龍権現の登り口まで進んでしまいました。
シャクナゲの間を掻き分けながら進み飛龍山山頂には11時30分着。
飛龍権現まで進んだため40分位計画より余分に歩きました。
山頂標の前で記念撮影。そうそう、この新しい山頂標への交換は七ツ石小屋の小屋番さん達が実施したそうです。その為旧い山頂標が七ツ石小屋にあるのです。
再びシャクナゲをかき分けて飛龍権現まで戻りました。往復だけで40分以上。遠いです。
丹波への下山のため前飛龍山を目指します。
急な尾根をぐんぐん下ります。前飛龍山へは登りです。
山頂標がなかったのでそこが山頂だったかははっきりしませんでした。この辺りではシャクナゲが咲き始めていました。
遅くなってはいましたが露岩のピークと記してある場所で昼食休憩するつもりでした。前飛龍山と思われるピークから少し進むと開けた岩場に出ました。露岩のピークはそこからほんの少し先でしたが、わからないのでそこで昼食休憩。12時40分になっていました。昼食は菓子パン2個とミルクティー。手早く済ませました。
次の熊倉山、サオラ峠まではブナやカエデの林の中を歩きます。新緑に癒やされました。
サオラ峠には計画より40分遅れで到着ですが、丹波バス停15時40分のバスには間に合いそうです。
サオラ峠から丹波までは700m以上下ります。
細い急な登山道です。しかも所々上斜面からの土砂で埋まっていました。
この下りではツツジが綺麗でした。
獣害防止の柵が現れ登山道も終了です。柵の開け閉めは自由に出来るようです。
舗装路を歩いて丹波バス停に到着。15時25分でした。
2017年と言うことで雲取山へ登る人は異様に多いそうです。実際二日目、雲取山への登りで下山中の多くの人とすれ違いました。団体3つ位含めて30から40人くらいとすれ違ったと思います。
一転飛龍山への登山道では三条ダルミまでに4名程すれ違っただけでした。それ以降飛龍権現までは一人もすれ違いませんでした。
意外なことに飛龍山往復の登山道で4名の登山者とはすれ違いました。
下山中は誰とも出会いませんでした。
遠くから眺めるだけでなくそこに行ってみたいという思いで飛龍山に向かいました。遠くから眺めるだけでも良かったかなと言うのが登山後の感想です。
追記
北天のタルから飛龍権現向かって20分弱歩くと「山頂近道」という案内板が木にくくりつけてあるようです。5月に飛龍山を歩いた方のレコに写真がありました。
標識を見誤ったり見逃したり、注意力に問題がありそうです。深く反省。
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