岩手山・焼走コース

2017年05月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:20
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,511m
• 下り: 1,510m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:46

8:45 スタート地点
9:37 ２．２Km道標
10:12 10:23 第２噴出口跡
10:37 第１噴出口跡
11:23 11:24 ツルハシ
12:22 12:39 平笠不動避難小屋
13:16 焼走り分岐
13:21 13:22 岩手山
13:27 13:28 焼走り分岐
13:55 13:56 平笠不動避難小屋
14:37 14:39 ツルハシ
15:04 15:08 第１噴出口跡
15:22 第２噴出口跡
15:46 15:47 ２．２Km道標
16:26 16:27 岩手山焼走り登山口
16:31 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北自動車道西根ICから国道282号を南下。コンビニサンクスの交差点を西側に右折し、10分ほどで焼走り駐車場。一帯は「岩手山焼走り国際交流村」になっていて、登山者用駐車場は、はじっこの砂利敷のエリアとなっている（看板有り）。駐車場内にトイレと自動販売機有り。

コース状況／危険箇所等

第二噴出口跡までは夏道。そこから先は一部残雪あり。踏み抜き注意。ツルハシ分かれからの雪渓トラバースでは、ダケカンバが茂っていて薮漕ぎのような箇所が2〜3ヵ所あった。アイゼンを携行したが、雪が緩んでいて使う必要は無かった。使用したとしても、夏道と雪道がめまぐるしく繰り返すため、着脱が大変だろうと思った。平笠不動から御鉢にかけては雪は完全に消えていた。

その他周辺情報

国道282号線からの交差点付近に、道の駅にしねやコンビニサンクス有り。登山口一帯は、「岩手山焼走り国際交流村」になっていて、溶岩流観察路の他、オートキャンプ場や天文台、温泉施設がある。

写真

5/28 8:40

駐車場から

5/28 8:47

焼走り溶岩流を少し散歩

5/28 8:52

登山開始。赤いパトランプは火山警報用だろうか。

5/28 8:58

最初はなだらかな道

5/28 8:56

新緑がまぶしい

5/28 9:15

ミズナラの木が多い。

5/28 9:45

最初の2.2kmはなだらかな道で、それほど長く感じなかった。

5/28 9:48

しだいに急坂になりペースダウン。3組の方に抜かれました。

5/28 9:51

花を写しながらマイペースでゆっくり進む。

5/28 9:53

マイヅルソウ

5/28 9:54

クロモジ

5/28 9:55

5/28 9:58

5/28 10:03

振り返る。木々の隙間から青空。

5/28 10:05

広葉樹に交じってオオシラビソが現れ始める。

5/28 10:08

オオカメノキ

5/28 10:11

ツバメオモト

5/28 10:17

5/28 10:13

5/28 10:13

シラネアオイ

5/28 10:19

シャクナゲ

5/28 10:19

ツツジ

5/28 10:20

ハウチワカエデ

5/28 10:22

5/28 10:23

第二噴出口。

5/28 10:24

ここで休憩。焼き走り溶岩流を一望。

5/28 10:24

お地蔵さん？に酒瓶が供えられていた。酒好きのおじさんのように見えた。

5/28 10:25

駐車場が見えた。

5/28 10:26

オオシラビソ

5/28 10:26

下方の牧場と水田

5/28 10:27

山頂は雲がとれる気配がない。

5/28 10:27

見るからに寒そうだ。

5/28 10:32

遠くは折爪岳か

5/28 10:32

七時雨山

5/28 10:40

ミネザクラ

5/28 10:42

5/28 10:43

赤い溶岩

5/28 10:43

5/28 10:45

ミネヤナギ

5/28 10:46

5/28 10:47

第一噴出口

5/28 10:47

山頂の雲はまだとれない。

5/28 10:49

登山道に残雪がかぶる。ダケカンバの寝ている枝を避けながら進む。

5/28 10:49

シロバナエンレイソウ

5/28 10:52

だんだん寒くなってきた

5/28 10:54

5/28 10:55

5/28 10:56

5/28 10:56

振り返る。緑が少なくなってきた。

5/28 10:58

焼き走り溶岩流全景

5/28 10:59

山頂部は晴れそうな気もするが。

5/28 11:13

5/28 11:22

5/28 11:23

5/28 11:23

ツルハシ分かれ

5/28 11:30

ここではまだフキノトウの出始め

5/28 11:35

夏道が頻繁に見え隠れする。

5/28 11:38

薮漕ぎ状態

5/28 11:47

サンカヨウ

5/28 11:56

エンレイソウ

5/28 11:56

5/28 12:01

雪渓を渡る

5/28 12:03

夏道と雪道が目まぐるしく繰り返す

5/28 12:03

大きなダケカンバ

5/28 12:06

雪渓をトラバース。

5/28 12:07

5/28 12:09

急な雪渓をトラバース。雪が緩んでいたので危険はなかった。

5/28 12:09

雪渓上方

5/28 12:10

雪渓下方

5/28 12:11

雪渓をいくつか渡る。

5/28 12:12

三十六童子

5/28 12:25

傾斜が緩くなりハイマツ林に

5/28 12:26

突然目の前に平笠不動が見えた。

5/28 12:29

避難小屋

5/28 12:56

避難小屋で昼食をとり、山頂へ向かう。

5/28 12:56

一瞬の晴れ間

5/28 13:24

御鉢の合流点が見えた

5/28 13:24

猛烈な風

5/28 13:26

モアイ？

5/28 13:26

なんとか山頂まで向かう。
耐風体勢をとるほどではないが、物凄い風。

5/28 13:30

念願の山頂到着。凄い風なのですぐに下山開始。

5/28 13:52

左から右に向かって雲が流れていき、一瞬雲の切れ間から平笠不動が見えた。

5/28 13:52

屏風尾根がちらっと見えた。

5/28 13:52

5/28 13:53

5/28 14:52

ツルハシ分かれまで下りてきた

5/28 14:53

下界は相変わらずの好天

5/28 15:01

駆け出したくなるほどまっすぐな下り坂

5/28 15:14

盛岡方面

5/28 16:57

下山後、駐車場から山頂を望む。

5/28 16:57

5/28 16:57

撮影機器：

Canon EOS 50D Canon

Canon PowerShot G1 X Mark II Canon

感想

fujita244

過去2回、山頂到達できずに途中撤退していた岩手山。今回は運動不足の体に鞭打って、少しずつ体力をつけて臨んだ。前日までは焼石岳に行こうと決めていたが、当日朝の天気予報で雨が降りそうだったので、比較的天気の良さそうな岩手山に急遽予定変更した。登山口に着いた時には予想以上に天気が良く、山頂以外は晴天に恵まれた。山頂付近は濃霧と強風で、しばらくすると体中が霧氷に包まれて白くなった。下山時もツルハシ分かれから下方は天気が良く、眺望を楽しむことができた。平笠不動を見たのは初めてだったが、霧の中に突然現れるその姿を見て「平笠」の名称に納得した。下山時、いくつもの雪渓をトラバースしながら、尻滑りしたくなる欲求を抑えてツルハシ分かれを目指した。ツルハシから第一噴出口跡までは、砂の直線下り坂なので、大股でどんどん下った。高度計の数字がどんどん減って行くのが面白かった。2.2km道標から登山口までは、登りでは感じなかった遠さを感じた。土質が良く、靴がほとんど汚れず快適登山だった。