富士箱根トレイル〜サンショウバラと天狗ブナ
- GPS
- 11:02
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,768m
- 下り
- 921m
コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 10:50
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
籠坂峠に下山後、御殿場駅まではバスを利用。御殿場駅から駿河小山駅までJR御殿場線利用。駿河小山から小山町健康福祉会館まで徒歩で戻って車を回収しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。 トイレは、駿河小山駅、世附峠、明神峠、籠坂峠の墓地にあります。 詳しくは、富士箱根トレイルの公式サイトをご覧ください。 http://www.fuji-oyama.jp/fujihakone/ |
その他周辺情報 | 山北駅「さくらの湯」 http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=3312 大人 2時間 400円 |
写真
装備
個人装備 |
半袖Tシャツ(肩は水色&胴は灰色)(1)
ジャケット(オレンジ色)(1)
ジャケット(黄色)(1)
レインスーツ(上:辛子と灰色/下:灰色)(1)
帽子(草色)(1)
サポートタイツ(1)
サングラス(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池(3)
腕時計(1)
デジカメ(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
筆記具セット(1)
保険証(1)
飲料(1)
トイレットペーパー(1)
熊避け鈴(1)
iPhone5S(1)
充電バッテリー(1)
充電USBケーブル(1)
計画書(1)
ストック(2)
非常食(500kCal以上)(1)
ツェルト(オレンジ色)(1)
救急セット(1)
虫除けセット(1)
ガスバーナー(1)
ガス缶(1)
コッヘル(1)
万能ナイフ(1)
箸(1)
日焼け止め(1)
チェーンスパイク(1)
タオル(1)
入浴セット(着替えシャツ/着替えパンツ/タオル/保湿剤)
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感想
新緑のブナ林が見たくなり、塩水橋から堂平へ登るか、ユーシンから水晶平に登るか、いろいろと考えていたところ、ふと三国山稜のブナのことを思い出しました。
そこで、富士箱根トレイル公式サイトにアクセスしたところ、「サンショウバラの丘は満開、見頃は今週末」のお知らせを見つけました。ブナ林に加えてサンショウバラまで楽しめるとは一挙両得です。
ロングコースなので早立ちしたく、今回は車で駿河小山まで行きました。生土から不老山へはところどころに急登がありますが、美しい広葉樹林帯や岩田たに泉さんの道標が点在しており、飽きることなく歩けます。
不老山山頂のサンショウバラはまだ蕾のものが多かったですが、樹下の二人(サンショウバラの丘)では満開を迎えていました。早立ちしたお陰で、雲に隠れる前の大きな富士山も眺められて嬉しい気分になりました。
樹下の二人から明神峠の間には白クラの頭と湯舟山というピークがあり、不老山への急登を歩いてきた足には堪えますが、大小のブナ、カエデ、アブラチャン等の新緑が疲れを吹き飛ばしてくれます。風も適度に吹いて暑さも感じず、快適でした。
明神峠で大休止したものの、三国山への登りは何度歩いてもしんどいですね。疲れて足元に咲く花の写真を撮るのも億劫になるほどでした。それでもブナの大木の中を歩くのはとても気持ちが良いです。何度でも歩きたくなりますね。いつもはうるさい富士スピードウェイですが、この日は静かでした。
三国山の先は、比較的平坦な、緑のトンネルが続きます。どこを見ても緑・緑・緑…。新緑ブナ好きにはたまりません。トレラン中の一名とすれ違っただけで、静かな山歩きを楽しめました。
計画ではアザミ平からは立山方面へ向かうことになっていましたが、富士山が雲に隠れて立山展望台へ行っても面白くなさそう+疲れて気力がわかなかったので、籠坂峠へ下山することにしました。こちら方面へ歩くのは8年ぶりです。(ヤマレコを始めてからもう8年以上も経つのか!自分でびっくり。そりゃ歳を取るはずだ。)
天狗ブナの位置は、WeeklyClimさんの記録(下記)のお陰ですぐに見つかりました。天狗ブナはハンス・シュトルテ氏の「丹沢夜話」に登場するブナの大木です。この「丹沢夜話」シリーズは私の愛読書なので、天狗ブナを自分の目で見ることができたことだけでなく、かつて氏が立った場所に自分も立てたことに感動を覚えました。
湯船山稜と三国山稜の広葉樹林の美しさは分かっていましたが、今回歩いてみて改めて魅了されました。季節を変えてまた訪問したいです。
ところで、このコースは岩田たに泉さんの道標も有名ですが、破損したもの、地面に落ちているもの、跡形もなく消えてしまったものなどを多く見ました。もう手入れはされていないのでしょうか。岩田さんの家の壁面に貼られていたハイカー向け案内や注意書きも無くなっていました。「樹下の二人」は道標もシンボルツリーも無くなり、「樹下の二人」という粋な地名も過去の記憶となりそうで寂しさを禁じえません。
参考にした山行記録
富士箱根トレイル 三国山稜 by otogiriさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-648684.html
明神峠→三国山→須走★ブナ・ブナ・ブナで締めは圧巻「天狗ブナ」 by WeeklyClimさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-673512.html
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