烏帽子岳
- GPS
- 09:00
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上りの尾根は危険です。興味をもたないでください。 |
写真
感想
烏帽子岳の飯島ルートに行ったことがないので、歩いてみることにした。
この登山道だけでは面白くないので、もう一本となりの尾根との周回ルートを考えた。ここは途中まで座禅岩からあがってきたヤマレコ記録もあり、結構な笹ヤブという情報なので、ドキドキ(ワクワク)する。長大な尾根だが、少なくとも下の方は林業などのヒトの道があるだろうという読みである。
読みのとおり古くからのミチがあるようで、コン柱・赤テープなどもある。アカマツ・スギ・ヒノキ・カラマツなどに広葉樹も適度に混じって、良い感じの尾根だ。1360mで座禅岩からの尾根と合流したのち、1400mで南へ良いミチ(といっても一般的なミチではない)が下りていく。そのあとはヒトの気配がひとランク落ちるものの、赤テープや踏み跡(ケモノが主体かもしれないけど)は続いていく。
急坂を登るためにササをつかもうとすると、あれ?見たこともない草か?・・・よく見ると笹だ。数十年に一度咲いて、このあと一斉に枯れるというアレだな。これだけササヤブ漕ぎをしているが初めて見た。花のついている茎(?)は20〜30cm新たに伸びたようで軟らかい。いつものカサカサ・ガサガサと違う穏やかな感触を腕や顔に感じながら歩くことになる。なお辺り一帯に一斉に咲くということだが、今日歩いた所では5〜7割くらいで咲いていたという印象だった。
さて地図で見たとおりややヤセ尾根っぽくなったが、特に問題なく歩いていく。地図にある右手の崩壊地もすぎ、地図上ではあとは1690mの小ピークを越えると残り150mの急登があるだけだ。
この小ピークが大問題だった。写真に書いたとおりだが、キレットが2つ連続してあっていささか緊張した。ロープを持参すれば良かったナと思ったが、あとで考えるとあればムリして下りようなどと良からぬ考えが起きてしまったかもしれない。今回は持ってなくて良かったということにしておこう。いよいよダメなら引き返さなければ・・・と考える前に何とか先に進むことができた。残り150mはさっきのことを思えば、なんのことはない。地面が続いているのはありがたいことだ。
飯島ルートに出て、じきに鳩打峠からの表街道に合流。烏帽子岳頂上は大勢おられたので、一つ先のピークで静かに休憩する。
飯島ルートは昨年しっかり整備されたと聞いたとおりだった。ロープはちょっと多すぎる感じだけど、とにかく歩く人が増えると良い道になるだろうと思う。現在はアプローチの林道がガタガタだが、これも今年には道路整備すると聞いている。あと林道への道案内は欲しいところ。機会があれば町の関係者に話してみよう。
面白いコースが歩けて良かった。無事に通り過ぎたから言えるんですけどネ。笹の花の今後の成り行きは気になる。9月にこの山域の笹刈りをやっているのだけど、あそこも枯れていくのだろうか?
(歩くペース0.5-0.6なんて現状に合っていない感じ。そんなに道歩いていませんから。下りは早めかもしれない)
コメント
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に藪漕ぎのオプションをつけての周回でしたか。
ワタシはとてもまねはできませんが、林道のアプローチがよくなれば
整備された普通の登山道を踏んでみたいところです。
軽トラ調子良さそうですね。
烏帽子岳の山頂部は飯島町ですからね、飯島町の動向に注目です。
すでに2種類のパンフレットを見ました。
おっと、人が集まるようになると、ワタシのような日陰者はまたヤブを探して・・・・
「ササの花」⇒知らなかった、前回シオジ平自然園で見てズッ〜ト気になっていたので、謎が解けました。ありがとうございました♪
座禅岩コース⇒興味を持っていたので、、、アキラメマシタ(;_;)
飯島ルート⇒矢のようにかけくだっていますね
またレコ、楽しみにしています
検索すると2015年から岐阜・愛知とか広範囲に咲いているようですね。このあとどのように枯れていくか気になります。
座禅岩の紹介ありがとうございます。そのうち行ってみようと思います。
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