摺鉢窪の紅葉(伊奈川ダム〜越百山〜南駒ヶ岳〜空木岳 周回コース)
- GPS
- 30:45
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,485m
- 下り
- 2,476m
コースタイム
5:35伊奈川ダム上登山口〜6:10福栃橋〜9:10越百小屋9:40〜10:35越百山10:45〜12:15仙涯嶺〜13:35南駒ヶ岳14:45〜15:05摺鉢窪分岐〜15:25摺鉢窪避難小屋
●10月3日(日)
5:45摺鉢窪避難小屋〜6:10摺鉢窪分岐〜7:15空木岳7:30〜8:15木曽殿山荘8:30〜9:10八合目〜10:10六合目〜10:50ウサギ平11:05〜伊奈川ダム上登山口
天候 | 10月2日 晴れ・霧 10月3日 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
●10月2日(土) [伊奈川ダム上登山口〜越百山〜南駒ヶ岳〜摺鉢窪避難小屋]
下道で3時間、伊奈川ダム登山口に到着。
仮眠後明るくなり始めてから出発し、林道を通って尾根のコースを登る。ここは山脈の西側でなかなか日が当らず、涼しい中を登れるので好都合。
木々の間から御嶽山と乗鞍岳〜穂高連峰が見え、越百小屋の近くからはゴツゴツした南駒ヶ岳と仙涯嶺が見えて来た。稜線での展望に期待を抱きながら歩く。
越百小屋を過ぎると木々が低くなって紅葉した低木、草黄葉帯が見えて来た。
越百山山頂に出ると、期待とは裏腹に東側からガスが湧いて来ていてダメかと思ったが、北へ向けて歩いていると間もないうちにガスが抜けて、幸運にもゴツゴツの2峰(仙涯嶺と南駒ヶ岳)が見えてきた。
振り返ると2峰とは対照的で穏やかな山容の越百山も見えた。
仙涯嶺を上がる頃から再びガスが出たが、2峰の岩々をクリアして南駒山頂に到着。稜線の東側はガスだが、ここから見える空木岳の大部分は南西面なので、空木岳はバッチリ見える。
同じく摺鉢窪の小屋に泊まるお兄さんと山頂で時間を潰して摺鉢窪へ向けて下る。分岐から見た摺鉢窪は圧巻だった。草の黄色と木々の緑や黄色、茶色で埋め尽くされ、北・西・南を山に囲まれた楽園。成因は違うが、形と向きが御嶽山の四ノ池に似ていてそれに近い雰囲気があった。
唯一残念だったのは、ナナカマドの葉が赤くなかったこと。見ごろより少し早かったようで緑〜黄色の葉が多かったが、黄色いままで枯れていたもの、黄色から赤色を経ずに茶色になっていたものもあった。
今夜の客は全部で7人。18:00には眠りに着いた。
●10月3日(日) [摺鉢窪避難小屋〜空木岳〜伊奈川ダム上登山口]
明るくなってから歩き始めると、木や草の葉に朝日が当たって熱を帯びたような色になったのが素晴らしかった。
間もなく日の光は雲に遮られ、足も進むとガスの中へ。名残惜しくも楽園を後にする。
空木岳までは誰とも会わなかったが、空木岳山頂に出ると10数人の団体客や3〜4人のグループが居た。摺鉢窪の小屋で一緒だったお兄さんが「綺麗だった」と言っていた空木平の紅葉は見えなかたが、この日のガスは予想通りというより、降雨を頭に入れていたので良いほうだった。
山頂を後にして木曽殿越へ向けて岩場をワンハンドストックで一気に下る。岩場を抜けると同じころにガスからも抜け、先月撮った写真と同じような写真を撮りながら下りる。
木曽殿越からはすぐに樹林帯に入り、細い尾根から広い尾根の道を北沢(六合目)へ下る。北沢を渡ってから緩く尾根を登って下ったら林道に出た。最後は2時間の林道歩きで精神的に萎えてしまうが、後の観光に向けてこれを短縮してクリア。
当初は時計回りで行く予定でしたが、3日の天気が期待できなかったために逆回りで2日に見たかったところを歩くと、都合の良いように晴れたりガスが切れたりで、望んだ風景は8割程度見ることができました。
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