根子岳〜四阿山 【道に迷いクマと遭遇!!!】
- GPS
- 09:56
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,184m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
10:00 登山開始
12:05 根子岳山頂
:25 発
14:30 四阿山頂
15:15 発
15:20 鳥居峠分岐(ここでルートを間違え、鳥居峠の方へ向かってしまう)
15:35 九号目2200m
15:45 四阿高原方面分岐(間違いに気づくチャンス。でも気付かず進む)
16:05 八合目2100m
16:15 ようやく間違えに気付くがそのまま進む
16:30 七合目2000m
16:55 中尾根方面分岐
17:45 中尾根
17:50 クマと遭遇
18:05 中尾根登山道 分岐
19:30 駐車場着
天候 | 雨のち曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪クマが生息しているため、熊鈴、笛等準備≫ 入山料200円(一人) 駐車場代無料 登山口付近にトイレ有り 石がごろごろあり、足元注意 雨上がりの為ぬかるみ多々あり、足元注意 |
写真
感想
高速1000円もカウントダウンに入りました。
本来今日は八ヶ岳登山を計画していましたが残念ながら天気が悪そう。
そんな中、北長野は「曇り時々晴れ」の予報じゃないですか。
予定を変更し、根子岳と四阿山を目指すことにしました。
しかし中々雨があがりません。
予報では9時頃には止むはずなのにな…
とうとう菅平牧場に到着してしまいました。
辺りは弱雨、そして霧で真っ白、牧場も牛もなんにも見えません。
雨具の上だけ羽織り雨の中登山を開始します。
最初は牧場の側道をひたすら登ります。
少しすると白樺の林が出てきて、ここから登山道の雰囲気が出てきます。
しばらくすると雨が強くなってきたので雨具の下を履くことにします。
雨の中、靴を脱ぎ雨具を着るのは少々面倒な作業ですね。
上だけ羽織るという中途半端なことはせず、天気が悪い時は上下着ることを
お勧めします。
雨のせいもあるのか根子岳までの道のりはとても長く感じました。
しかし山頂に着く頃には雨も止み、根子岳山頂でコーヒーブレイクをとります。
登山開始時にあった登山道標識によると、根子岳〜四阿山への道は危険コースとのこと。
確かに、四阿方面に向かうとすぐに道が狭まり、危険な雰囲気が。
雨でぬかるんでるので気をつけながら進みます。
いよいよ四阿山への本格的な登山道が始まります。
ここからは斜度もきつく、険い道のり。
しかし振り返ると、青空が見え始めました。そして根子岳も顔を出します。
途中の踊り場からは雲海の中に北アルプルが見えました。
さぁ、山頂へ続く階段を一気に登ります。
四阿山頂は誰もいません、貸切状態でした。
ここで少し遅めのランチタイムです。
腹ごしらえを終え、帰路に向かいますが、行きに登った階段の分岐を左に折れてしまいました。
これが今日の不運の始まりです。
先に進んで出てきた標識も「鳥居峠方面じゃないから・・・」という消去法で
四阿高原方面を向かって進んでしまいました。
ここで気づいてればリカバリーは楽だったはず。
ジャレ場はとても歩きにくいため、下を向き足元を注意しながら歩きました。
ふっと顔をあげると見事なまでの雲海が!!!
ここでしばらく写真撮影します。
8合目をすぎるとクマザサゾーンに突入です。
進むにつれて何か異変を感じはじめます。
クマザサは伸び放題で登山道が見えません。
これってもしかしてルート間違えてんじゃん?
とGPSを確認すると、不安は的中、まったく違う方向へ進んでいることに
気付きます。
苦渋の選択の結果、そのまま下に下ることにします。
しばらくすると道が開け、そしてさらに先には中尾根へ出る分岐が!
ここで少し安心するも、その先に待ってる想像を絶する危険が待ちかまえてるなんて
思ってもいませんでした。
迷いながらもなんとか中尾根へ出ることができました。
しかし、小尾根にでる為の分岐へは一旦山頂に向かって登らなければなりません。
横着した私たちは西に向かってクマザサをかき分けていくことにしました。
最初は私が先頭を歩きます。しかし途中でリーダーに前を譲り、場所を交代します。
リーダーの背中を見ながら「なんだかクマがでそうな雰囲気だな〜」と前方を
みると、50mほど先に本当にクマが歩いてるじゃないですか@@!!!
「クマです。リーダー!クマ!」と大声を出すと、リーダーは「ん?どこ?」と振り返ります。
恐怖のあまり「前方に!」と声を出せず、私は一人振り返り、来た道を全速力で戻りました。
足がガクガク震え、思ったように体が動かず、まるで夢の中で逃げている時のような感覚でした。
自分ではそんな感覚でしたが、後でリーダーから「逃げ足速かったね」と言われました^^;
私が逃げ出したその時、リーダーは私の叫び声に立ち上がってこちらを見たクマと目があったとか。
そしてクマが背を向けて逃げていくのを確認してくれていたそうです(後から聞いた話)
それに引き換え、私は「前方に(居る)!」という注意の呼びかけもできず、一人で逃げてしまい、隊員失格ですね。
そもそも大声出していいものなか…誰かクマに遭遇した時の正しい対処の仕方を教えてください。。。
その後はややテンパッタ状態で山頂方向へ一旦登ることに。
そして出てきた小尾根方向の分岐。「あ〜助かった」と思わず口にしました。
しかし、クマへの注意は必要です。
リーダーと交互に笛を吹きながら帰路を進み、無事に駐車場に到着することができました。
普段感じる「達成感」とはまた違う感覚を味わいました。
有る意味「生還」という言葉がぴったりだった山行です。
今度、知り合いの菅平のペンションに泊まり、四阿山に行くつもりです。が、熊ですか・・・・・・・。
会いたくないですね。大きなカウベルでももって行きますか。
貴重な体験ありがとうございます。
divyasu21さん こんばんは。
まさか自分がクマに遭遇するなんて、思っていませんでした
今回は登山道を外れた私たちの不注意もあります。
根子岳から四阿山への道のりは、いろいろな表情が見れてとてもよい山でした。
お出かけの際は十分注意してください
miーsukeさん、おはようございます。
そして初めまして。
貴重な体験でしたね、道迷いは時々聞きますが熊との遭遇は殆ど聞いたことがありません。
運も味方したのでしょうね。
勉強になりました。
初めまして、コメントありがとうございます
運ですか・・・確かに最近の私は少しついていました(日記参照 )
思い出しただけでも恐怖がよみがえります
仝什瀉呂粒稜Г呂海泙瓩帽圓
道に迷ったら横着せず戻る
E仍各擦論簑个乏阿譴討呂い韻覆
ね縞の歩行は周囲に注意を払う
ですかね・・・
私も今年逆周りで5月21日昇りましたが、「熊注意!鈴をつけて」の看板があり、ちょっと気にしながらでしたけど、遭遇しませんでした。怖いですね・・・。
コメントありがとうございます。
看板はあなどれないですね
一応、私も鈴 は付けていました。
でも遭遇してしまうのですから、本当に怖いです
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