ついに登頂「屋久島・宮之浦岳」
- GPS
- 05:23
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 937m
- 下り
- 918m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
心配していた雨がなかったので、危険と思える個所はありませんでした。 一枚岩を登り降りする場所がたくさんありますので、雨が降ると一変するかもしれません。また、雨天時の水の通り道になりそうな場所も、いくつかありました。 |
写真
感想
学会終了後、1日休みをもらい、屋久島へ。
当初は日帰りが難しい山と考えていたので、日程的に無理を思っていましたが、ヤマプラで淀川登山口からコースタイムで10時間ちょっととのこと。東京⇔鹿児島の予約をキャンセルすることなく、屋久島1泊・日帰り山行が可能なことを発見。天気予報とにらめっこをして、5日前に屋久島行きを決定。
後から知ったのですが、通常この時期は梅雨入りしており、年間3000ミリも雨が降る屋久島はとても登るのには困難がつきまとうそうです。しかし、何という強運で、梅雨入りの直前にアタックすることができました。
前日屋久島に到着した際には、海岸沿いは晴れていましたが、山には雲がかかっており、「屋久島地方は晴れ」と「宮之浦岳は晴れ」イコールではないことが心配でした。
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3:30のアラームで用意を済ませ、レンタカーで淀川登山口へ。平日なのでそんなに登山客はいないと踏んでいましたが、先客の3名以外に、何人かが到着。どうも夜明けを待っての出発を目論んでいるようでした。
先行した3名を登山口からすぐの場所で、抜き去りましたが、この日はどうも体が動きません。前日早めに寝るために飲んだ睡眠導入剤が利きすぎたようで、眠くて仕方がありません。ただし、思ったよりも傾斜はなだらかで、アップダウンはあるものの、標高差が少ないコースでした。途中のピークはほとんど巻いて行くし、日差しはそこそこあるものの登山口からすでに標高1300mと、高原を進んでいくので、あまり疲労感は感じませんでした。
例年より雨が少ないのでしょうか、途中の湿原も思ったほど水がなく、湿原に特有なワタスゲとか、アヤメのような花も見られませんでした。
途中からは高い樹木はなくなり、さまざまが形をした岩と、笹原と、そしてシャクナゲ。シャクナゲは見頃が長そうですが、ちょうど今がピークのような気もしました。
投石平で後ろから来た方に追いつかれてからは、少しやる気が出てきたようで、3時間を切って、宮之浦岳に到着。360°の大展望でしたが、驚いたことに海が見えません。どうやら周囲をそこそこ高い山に囲まてれているようで、金峰山に似た緑の中に岩が目立つ眺望が印象的でした。
コースタイムは登り5時間20分、下り4時間45分でした。その差が小さく、標高差が少ないことを現しています。実際登りが3時間弱、下りが2時間10分と、登りと下りの差が小さなコースでした。
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時間があれば縄文杉をめぐる縦走もできたと思いますが、車を再び淀川登山口に取りに行くのは無理なので、今回はあきらめました。次回はかみさんでも誘って、レンタカーを2台借り、白谷雲水峡から登るのが良さそうです。ただし、20kmだとかみさん無理ですかね。
憧れの屋久島でしたが、杉木立を歩くには、歩きだしの標高が高すぎでした。再訪を誓って、島を離れることにしました。
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