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Yamareco

記録ID: 1164664
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳周回 ※ア・バオア・クー(A BAOA QU)は、吹き荒れる風の中で

2017年06月10日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:09
距離
17.0km
登り
1,528m
下り
1,524m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:40
合計
9:06
距離 17.0km 登り 1,528m 下り 1,531m
4:27
6
4:33
41
5:14
45
5:59
6:03
5
6:12
67
7:19
7:20
21
7:41
7:43
13
7:56
14
8:10
31
8:41
8:42
11
8:53
8:59
7
9:06
9:09
7
9:27
9:28
2
9:30
9:34
5
9:39
9:42
9
9:51
9:52
9
10:01
10:03
5
10:08
10:10
41
10:51
5
10:56
11:02
18
11:20
34
11:54
11:55
30
12:25
12:27
62
13:29
4
13:33
総歩行時間=9時間9分(ヤマプラ標準時間=9時間53分/14.4km)
歩行距離=17.33km
標高差=1,226m
平均速度=1.89km/H
※全てGPSログ(山旅ロガーで記録)より
 GPSログは歩いたルートを記録しています。
 直線距離より長めに記録されていますので参考程度として下さい。
天候 晴れ→ガス→曇り時々晴れ一時雨+全工程強風
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸山荘
http://www.yatsugatake.gr.jp/minoto.html
〒392-0010 長野県諏訪市渋崎1792-448

道路状況:八ヶ岳山荘以降はダート+凸凹道
     ※一般車でも通行は可能ですが、
      慣れていない人は八ヶ岳山荘に停めるのが正解

駐車スペース:美濃戸山荘に有料駐車場あり(1,000円/日)

トイレ:各小屋にあり(チップ制)
    ※道の駅「小淵沢」にもあり

コンビニ:小淵沢IC周辺にあり
コース状況/
危険箇所等
1.八ヶ岳山荘から美濃戸山荘間を車で移動する場合は
 特に帰路の時間は歩行者に注意
2.同道路は一般車でも通行は可能(但し徐行)
3.美濃戸山荘から北沢ルートは、堰堤広場まで林道
4.堰堤広場から登山道になり、足元が大きな石で覆われる
5.赤岳鉱泉から本格的な登山道となり、最初は樹林帯を歩く
6.赤岩の頭から尾根歩きとなるが、
 今回は完全に強風に晒されました
7.硫黄岳から赤岳に向かう途中に、硫黄岳山荘があります(営業中)
8.硫黄岳から横岳間は、鎖場・梯子・急な岩場等、比較的危険ルートです
 ※横岳から赤岳へのルートも同じ様な場所があります
9.赤岳展望荘から頂上山荘まではかなりガレた急坂
 ※一部に鎖あり
10.文三郎尾根は階段が多数ありますが、急な下りもあります
※落石に注意する事と、落石させない様に注意する事が必要
11.行者小屋以降はなだらかな樹林帯歩きです
12.水分補給量≒750mL
硫黄岳山頂、ガッスガスです。ついでに強風が吹き荒れています。
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硫黄岳山頂、ガッスガスです。ついでに強風が吹き荒れています。
とりあえず、硫黄岳の本当の山頂を目指しましたが、行止まりで辿り着けませんでした。
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とりあえず、硫黄岳の本当の山頂を目指しましたが、行止まりで辿り着けませんでした。
横岳に向かう途中で、ガスが晴れ始めました
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横岳に向かう途中で、ガスが晴れ始めました
一次的ではありますが、青空も見えました
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一次的ではありますが、青空も見えました
横岳山頂
横岳から赤岳を望む
4
横岳から赤岳を望む
ツクモグサがありましたが、規制線の外なので接写できませんでした
2
ツクモグサがありましたが、規制線の外なので接写できませんでした
なのでズーム!
でも、あちこちに群生していました
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なのでズーム!
でも、あちこちに群生していました
赤岳山頂を望む
山頂標柱
drunkさん背景
山梨百名山標柱、あちこちで新しくなってきてますね
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山梨百名山標柱、あちこちで新しくなってきてますね
行者小屋
ホテイラン……ボケてますが
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ホテイラン……ボケてますが
風が強かったのでブレてしまいます
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風が強かったのでブレてしまいます

装備

個人装備
Tシャツ 長袖シャツ ノマドジャケット ノマドパンツ ストームクルーザージャケット 靴下 夏帽+ニット帽 フリース手袋+冬用 雨具(ストームクルーザーパンツ) 着替え ザック ザックカバー 行動食(ゼリー飲料×1+パン×2+おにぎり×2 非常食(ビタミン剤+ドライフード) 飲料(スポーツドリンク×4) 地図(地形図) ヘッドランプ(予備) 予備電池(GPS+ デジカメ用) GPS ファーストエイドキット 常備薬(痛み止め) 日焼け止め リップ ロールペーパー 保険証(コピー) 携帯 タオル ツェルト 浄水ストロー(常備) 万能ナイフ(常備) カメラ(コンデジ+ミラーレス) エクストラクターポイズンリムーバー(常備) パラコード(予備30m) ホッカイロ(常備) ネックウォーマー(常備) ウルトラライトダウン(常備) 熊鈴×2(常備) 軽アイゼン

感想

2017年6月10日(土)
最初に、ア・バオア・クー(A BAOA QU)について説明しよう。
ア・バオア・クー(A BAOA QU)とは、
機動戦士ガンダムに登場する宇宙要塞である。
※その他にも色々説明はあるが、今回はガンダム由来なのである。
なぜ、ア・バオア・クー(A BAOA QU)かと言うと
その形が、今回のルートと似ているから、と言う事。
自分が初めて言う訳ではない、他の人も記載しているはずである。

そして今回は、ア・バオア・クー(A BAOA QU)に取りつかれたのだ!

さて今回の場所は人気がある故、早朝に現着しないと、
八ヶ岳山荘からスタートして、徒歩で約1H/片道、余計に歩く羽目になる。
なので帰宅後に寝るのも早かったが、起床も1:00と早かった。
これで駐車場の確保は問題ないだろう……と思った。
※実際にも問題なかった。

4:27 アイゼンをザックに積み込んで駐車場をスタートする。
結果的にアイゼンは必要なかったが、残雪部は所々に散見されている。
ちなみに、北沢ルートに残雪はほとんど無く、
散見される多くは南沢ルートである。

5:59 赤岳鉱泉着。
ここまでの標高差約500mで、ここからの標高差も約500mとなる。

7:19 赤岩の頭着。
スタート時は、ノマドジャケット+フリース手袋だったが、
ここでストームクルーザージャケットを羽織り、手袋は冬用に交換した。
強風予想が見事に的中した事と、晴れ予報が外れてガスに覆われた為
一気に冷えたからである。

7:41 硫黄岳着。
硫黄岳山頂に着くと風は更に強く感じられ、
縦走強行か撤退かでしばし悩んだが、
横岳までの距離を鑑みて横岳まで移動する事にした。
実際には鎖、梯子、岩場があり、危険ゾーンなのだが
風が本格的に強くなるのは午後からなので、
それまでに下山すると決めて移動した。

ちなみに、冬山装備を準備していたので、
今回の様な天気でも体は冷える事は無かったし、
十分に対応できたと思ってる。
ま、半分は無謀な強行だったと思いますけどね。(-。-)ボソッ

8:53 横岳着。
鎖場と風に神経を尖らせていたので、横岳到着は唐突であった。
なおこの辺りになると一時的ではあるが、風が緩くなる。
で、ここからの移動は、ツクモグサの捜索となったが、
曇りゆえ、咲いている花が見当たりません。
見つけたとしても、花が閉じているのと、その場所は規制線の外でした。
無理してアップにしても、風でブレまくりとなりました……。(T^T)

10:56 赤岳着。
赤岳展望荘でしばしの休憩を取っているので、
ここまでの時間がかなり掛かっている。
今回はルートの制覇が目的なので、時間は気にしていません。
なのでしっかり休憩も取りました。

しかしである。
こんな強風日和なのに、赤岳山頂は写真撮影に並ぶ人・人・人。
自分もその中の1人となったのだが、赤岳人気は凄いですね。

13:29 美濃戸山荘着。
南沢ルートの途中に咲いているホテイランを堪能した後、
数分で下山完了です。
写真はブレたりボケたりしてしまいましたが、
可愛い花をしっかり楽しみました。
でも、ふと思ったんですが、
正面から見るとエイリアンそっくりですね。(-。-)ボソッ

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