蝉ヶ平-御神楽岳-室谷
- GPS
- 10:28
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 1,616m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 10:19
鉱山跡 0535
湯沢出合 0625-35
(休憩) 0710-20
高頭下 0813-25
高頭 0833
湯沢の頭 0919-30
雨乞峰 1010
御神楽岳 1027-42
雨乞峰 1049
水場 1130
高度計読み865m 1136-44
室谷登山口 1234
(休憩) 1245-53
橋 1319
室谷 1333-40
(バス)
広瀬 1358
(休憩) 1441-49
蝉ヶ平登山口 1530
天候 | 晴れ時々曇り。気温低め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
広瀬から蝉ヶ平登山口まで約7km歩き |
コース状況/ 危険箇所等 |
蝉ヶ平(栄太郎新道)コースの手強さは定評ある通りだが、昨年秋時点のものに 付け加えることは特になし。 蝉ヶ平の登山者名簿入れに注意書きあり「正面稜-楢の木間に崩落個所あり、 蝉ヶ平ルートは控えて...」。しかし、この崩落個所がどこのことかは判らなかった。 一般的な程度の虫よけ対策は必要。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
蝉ヶ平(栄太郎新道)往復はきつかったというレポを見て、考えたプラン。
室谷発1340のバス利用で、間に合わなければ車道歩きを8km追加か、タクシーだ。
阿賀野SAで車中泊。夜明け後の蝉ヶ平登山口にはやや早く着いたが、蚊が多く、
車の中で準備をしたため、もたもたして出発は予定通り。
登山者名簿に注意書きあり「正面稜-楢の木間に崩落個所あり、蝉ヶ平ルートは控えて...」。
キャッシュしておいた昨年のレコを見直してみたが、場所がどこのことかわからない。
室谷コース往復に変更するかと、(若干の安堵感と共に)考えを巡らせた。
しかし、名簿を見てみると、蝉ヶ平から何人かが往復しているようなので、
予定通り進んでみることにした。
いきなりヒメサユリが咲いていてうれしいが、前夜まで雨のため朝露がひどい。
草木に覆われがちな山側の右半身がたちまちずぶ濡れ状態になるが、気にしていると
左に落ちてしまう。
4ケ所の徒渉は慎重に行動すれば問題なかった。湯沢出合到着時刻は予定通り。
実は、この予定は若干の短縮を想定してあり、この通りだとバスに間に合うのには
カツカツになってしまうのである。
尾根に上がるまでがロープもまじえて苦しい登り。しかし、岩壁の眺めが圧巻だ。
少し登るとタニウツギが咲いていて、更に行くと、こんな南にはないはずのウコンウツギ?。
(後で調べるとキバナウツギみたいです)
尾根に上がって間もなく単独の方に抜かれる。クサリが多く、ナイフリッジもある。
最盛期は少し先だがヒメサユリが結構咲いている。幸いにも日は時々蔭るし、
気温も低めで風もそれなりにあるが、3ピッチ目は、高頭まで届かず。
高頭からはイワカガミが出てくる。湯沢の頭をはさんで、細かいアップダウンが多い。
雨乞峰まで登ると、イワカガミにタムシバ、ムラサキヤシオ、ショウジョウバカマが加わる。
ところで、登山口に書いてあった崩落個所って結局どこだったのか?、結局不明だ。
山頂1027着で予定からわずか13分の短縮(涙)。
往路をそのまま戻っても、考えていたより危険でも、きつくもなさそうだが、
せっかく作ったプランが惜しくもあり、予定通りの行動とする。
となると、さっさと下らざるを得ない。室谷コースから登ってきた人たちと
頻繁にすれ違うが、水場あたりまでに集中していてそれからは静かになる。
とにかく急いで下る。泥道だが、下りやすい道だ。朝使っていたスパッツは、
時間が惜しいのと暑い為、しまったままなので、ズボンの裾がひどいことになっている。
また、ヤマウルシ、ツタウルシ共にあったように思うが、急いでいて注意が
おろそかになったようで、翌日に気づいたが右腕がかぶれた。
やがて道は沢沿いになり、登山口到着。こんなに急いでも大した短縮できていないが、
BSまで4km位で一時間ちょっとあるから、間に合うことは間に合うはず。
バス道路に出たら丁度折り返しになるバスが来たところだった。発車時刻の7分前到着。
なお、ここ室谷は、私のスマホ(au4Gのみ)では、圏外だった。
(運転手さんいわく、Docomoは使えるとのこと)
広瀬でバスを降りた後は、7kmの車道歩きだ。自由乗降区間ではないのに、運転手さんの
厚意で交差点で降ろしてもらえたが、数百mでは実は焼け石に水なのであった。
子供の頃世話になった方々の墓が近隣の村にあり、この後立ち寄る予定である。
実は、墓に供えようと、登山口までの歩きの区間で、適当な花が咲いていれば失敬する
つもりだったが(ヲイ!)、ニガナとアザミしかなかったので、登山口すぐ先のヒメサユリを...
と一時は考えた。しかし、車に着いた時点で、あと50mかそこらも歩きたくないほど疲れて
いたので、やめた。まあ、悪いことをせずによかったか。
ともあれ、前回鋸岳とトータルでは同じ位の車道歩きだが、今回ばかりは、
(朝露で靴下まで濡れ、室谷登山道の無茶な下りもあって)足裏にマメが何か所もできた。
バスには間に合ったといえ、良いプランとは言い難い。私の場合、車中泊と自転車を
組み合わせるのは、ママチャリを車に積むのと、車中泊が双方がぎりぎりサイズの車ゆえ、
面倒なのでやめたが、自転車利用のほうが良かった。まともな変速機付であればなおさら。
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