川場谷〜剣ヶ峰沢〜武尊山（剣ヶ峰山）豊野則夫さんと行く沢旅！

2017年06月10日(土) ~ 2017年06月11日(日)

• GPS: 28:55
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,608m
• 下り: 1,311m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:03
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:03

距離 9.9km 登り 1,131m 下り 545m

8:07 川場谷
15:10 宿泊地

2日目

• 山行: 6:11
• 休憩: 0:13
• 合計: 6:24

距離 6.6km 登り 477m 下り 773m

6:35 宿泊地
11:25 11:31 剣ヶ峰山
11:46 11:53 川場スキー場ゲレンデトップ
12:59 ゴール地点

私のスマホは電池切れしてしまいました。（反省）
後藤さんからGPSファイルをいただきました。

天候

曇り/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桐の木キャンプ場に駐車

コース状況／危険箇所等

前日の雨で水量多かったとの事。
しかし、沢の中よりも、上部の詰めの方が危険だったような気が・・・

その他周辺情報

川場の町の中にあったセブンイレブンは今は普通の商店に戻って？います。
しかし、酒やおにぎりや「長門のホルモン」は購入できます。

写真

6/13 3:21

渓（たに）のポパイ豊野則夫の山岳ガイド事務所の
パンフレットです。9年前、家の近くの高崎ワイルドワンでこのパンフを見た時から、ずっと「いつかは・・」と考えていました。

6/10 7:17

午前7時に川場の田園プラザで待ち合わせ。
「沢登り銘渓62選」にサインをいただきました。
「一渓百趣」いい言葉です。

6/10 7:46

後藤さんと分けた日本酒。私は、500mlだけ持っていきます。

6/10 8:06

豊野さんと後藤さん。私は、今までの登山教室（横山先生＆佐藤先生）と同じ感じで、豊野さんの事を「先生」と呼んでしまいますが、後藤さんは「会長」と呼んでいました。後藤さんは豊野さんのお弟子さんです。

6/10 8:15

今シーズン初入渓！沢登りは今回で4回目。

6/10 8:16

いきなり、美しいです。

6/10 8:22

最初の滝と私（左）と先生（右）

6/10 8:23

最初の滝。

6/10 8:26

しばらく行くと「ウナギの寝床」

6/10 8:34

の上の静かなナメ。

6/10 8:34

を行く私です。

6/10 8:35

先生と後藤さん

6/10 8:35

気持ちいい！

6/10 8:41

2つ目の滝

6/10 8:44

この辺りの黒い苔の生えている辺りはステルスシューズでは結構滑りました。

6/10 8:44

慎重に行きます。

6/10 8:45

絵になる男です。

6/10 8:49

素晴らしい沢が続く。

6/10 8:58

休憩中に釣りをする後藤さん

6/10 8:59

休憩中の先生を照らす光

6/10 9:12

後藤さん、たくさん写真を撮っていただき、ありがとうございます。

6/10 9:14

ひたすら美しいです。

6/10 9:59

「獅子の牢」到着です。

6/10 10:03

後藤さん　in　獅子の牢

6/10 10:14

山菜も採りました。

6/10 10:14

「アイコ」（ミヤマイラクサ）
トゲトゲがあり、確かにイライラしますが、美味しかったです。

6/10 10:46

次第に大きな岩が出てきました。

6/10 11:08

結構な岩場が見えてきました。多分、桧の大穴の辺り。

6/10 11:11

ひたすら行きます。

6/10 11:20

水は冷たい。

6/10 11:20

水の中はこんな感じ。

6/10 11:41

時々、現在位置を確認。

6/10 11:50

巻きも楽では無い。

6/10 12:40

一泊装備の沢登りは一般登山よりもやはり疲れます。
涼しい沢ではやはり暖かいカップヌードル！

6/10 12:51

しばらく行くと、雪渓登場！

6/10 13:01

上に行くほど水は冷たくなっていく。

6/10 13:04

この滝は直登。手が冷たい。

6/10 13:05

6/10 13:12

先生、私、後藤さんの順で進んでいく。

6/10 13:12

美渓をひたすら進む

6/10 13:25

6/10 13:26

2段の滝。

6/10 13:27

ここは左を巻きました。

6/10 13:28

8mの滝。ここは直登。

6/10 13:32

後藤さんリード。

6/10 13:35

ベーシック初使用。写真は着け方逆。

6/10 13:42

ここ最近、岩登り練習をしておいて良かったです。

6/10 13:47

後藤さん、支点はハーケンで作っていました。
実際にハーケンを使用しているところを初めて見ました！

6/10 13:55

疲労が段々と重なって行きますが・・焚火を楽しみに皆さんにくらいついて行きます。装備と体が重い・・・
体重はあと10kgは落とさないと・・

6/10 13:58

滝は次々に現れる。

6/10 14:10

2段、すだれ状の滝。

6/10 14:18

滝は次々に現れる。

6/10 14:19

この滝を右に行けば本谷ですが、今回は剣ヶ峰沢に行くのでこの滝を超えます。

6/10 14:19

まずは後藤さんが行きます。流石。

6/10 14:24

草付きと滝のハーフハーフで

6/10 14:24

本谷の方は、この先から雪渓が残っている模様。

6/10 14:30

ここも私はロープで行きます。

6/10 14:34

滝上部

6/10 14:38

水量は少なくなってきましたが、周囲は段々と藪に・・

6/10 14:48

雪渓も多くなってきた。

6/10 14:52

もうすぐ15時という事でこの辺りで幕営することに。

6/10 15:55

しかし、本日、午後から小雨が降った事もあり、中々火が着きません。

6/10 16:47

沢のほとりの幕営。

6/10 17:00

みんなで扇ぎ続けます。今回はある意味これが、核心？

6/10 17:58

何とか火が着き、宴会開始。先生と後藤さんは宴会の用意が素晴らしく・・・これほど宴会に力を入れているとは思いもしませんでした。

6/10 18:05

焚火でたまに暖まりながら

6/10 18:14

本日、採った山菜をつまみに！
たまりません！左のお皿のちょっと黒くなっているのが「シドケ」右のまな板に載っているのが、「アイコ」どちらも美味しい！

6/10 18:57

火のそばで乾かします。

6/10 18:57

やがて、夕空に青空が見えてきた。明日はいい天気になりそうだ。

6/10 18:58

焚火も結構いい勢いになってきた。

6/10 19:08

後藤さんのセクシーなお尻。こうやって、お尻を乾かすのも大事何ですね。

6/10 19:23

焚火・・♡
好きなので、たくさん写真をとってしまった。

6/10 20:25

酒を飲んでは焚火にあたる。

6/11 4:31

疲れていたのと、日本酒のおかげでゆっくりと眠れた。

6/11 4:31

一人早く起きだしたので、焚火を復活させてみる。

6/11 5:39

パンを焼いてみた。火加減が難しい。

6/11 7:00

本日は晴天確実なり。

6/11 7:21

朝食をすまして出発。本日はそれほど移動しなくてもいい様です。しかし、水は冷たい！

6/11 7:24

稜線が見えてきた！（藪も凄いが・・）

6/11 8:09

稜線に近づくも、まだまだ水量あります。
滝は15mほどでしょうか？ここは、右を巻きました。

6/11 8:18

シラネアオイ発見。

6/11 8:22

ここの巻きの藪漕ぎもきつかった！脱出中の私。（後藤さん撮影）

6/11 8:23

滝の上部は完全な雪渓でした。
ここで、軽アイゼンを装着。ピッケル代わりのゴルジュハンマーも

6/11 8:46

ショウジョウバカマ発見。

6/11 8:46

水の冷たさが分かるでしょうか？

6/11 8:47

豊野さんの動きをよく見て続いていく。

6/11 8:55

水量はだいぶ少なくなってきました。

6/11 8:59

好天の中、雪渓を詰めます。

6/11 9:00

振り返れば川場剣ヶ峰

6/11 9:21

私からのリクエストで休憩。アミノバイタル補給。
前日からの疲労が結構たまっている。

6/11 9:32

この時期だと、沢筋には雪渓が残っていて、あそこがあの沢だとかわかり易い。

6/11 9:47

天空への詰め

6/11 10:03

次第に眺望が広がります。一般登山道では無く、沢を登ってきたので、感慨ひとしおです。

6/11 10:03

6/11 10:27

このあとも若干のアルバイト

6/11 10:27

そして、やっと登山道に！やったぁー！！

6/11 10:28

後は下山のみ

6/11 10:28

美しい上州武尊

6/11 11:12

この日は眺望最高でした。

6/11 11:13

剣ヶ峰と後藤さん

6/11 11:26

向かって左側の沢も面白いのだと教えていただいた。
あそこは日帰りも可能なようです。

6/11 11:28

シャクナゲ

6/11 11:37

6/11 13:02

13時、川場スキー場に着。豊野さんの交渉で、若者2名に車で桐の木平キャンプ場まで乗せていってもらう事に・・豊野さんはやっぱり色々な場面で凄い。

6/11 15:14

下山中採取した山菜を天ぷらにしました。下山後も楽しい豊野さんのガイドツアーでした。又、参加したい。

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン グローブ 雨具 着替え 靴 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ヘルメット 確保機 カラビナ スリング ロープスリング セルフビレイランヤード アッセンダー ハンマーバイル 渓流シューズ

感想

みさいる

約、9年前、高崎のワイルドワンに置いてある「渓のポパイ豊野紀夫のガイドツアー―」のパンフレットをみて、きっといつかは・・と憧れていましたが、今回、やっと参加する事ができました。

沢登自体、去年から、しかも、昨シーズンも3回（丹沢水無川1回、丹沢葛葉川1回、白毛門東黒沢1回）行っただけ。
大丈夫かな？とも思いつつ、思い切って参加してみました。

結果としては、深い満足感に満たされた山行となりました。
美しい沢、攀じるのが楽しい滝、焚火に宴会。最後に稜線に詰めていく感じも初めてでワクワクしました。
是非、今シーズン、最低でも一回は参加をしたいと考えています。

自分の体力的には、夏山シーズン用肉体への追い込みが全く完了していない状態で不安もありましたが、何とか付いていく事が出来て良かったです。

豊野先生、後藤さん、色々ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。

渓のポパイ豊野則夫の山岳ガイド事務所
http://tanipopeye.net/index02.html