[山頂動画] 馬頭刈尾根〜大岳山〜鋸山〜御前山〜湯久保尾根
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- GPS
- 07:17
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
踏破時間:7時間18分
踏破距離:23.4km (GPSロガーより)
天候 | 曇り (麓は不明ですが、山中では時々雨が降っていました) 気温(気象庁データ:小河内) 20.0℃(12:00)→19.0℃(19:00) 最高20.9℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス | 自転車です。1時間半かかりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白倉→馬頭刈尾根 登って登って登りまくります。標高データを見ると下りも有りますね。 登った記憶しか有りませんがw 傾斜はそれほどキツクなかったですが、緩くもなかったです。 道幅は狭く、ほとんど一人用です。 →大岳山 アップダウンの少ない尾根です。 大岳山手前は鎖付きの岩場です。 人は多め、虫は超多め。 →鋸山→大ダワ 軽く下って到着します。大岳山からの最初の下りは少し急です。 濡れているところは注意。 →鞘口山→クロノ尾山→御前山 ここも登りまくりますが、僅かに平坦,下りも有ります。 ここまででかなり登っており、更に登るのでキツイです。 (湯久保尾根)→宮ヶ谷戸 緩い下りがひたすら続きます。登りもちょこっとあります。 一部草が生い茂り、道が隠れるほどのところが有ります。 湯久保山と仏岩ノ頭は見つけにくいです(私は見つかりませんでした)。 →白倉 道路です。バス停4つ分です。 |
写真
感想
今日は前回、馬頭刈尾根に登った時に大岳山まで行けなかったので、そのリベンジで大岳山へ登ります。天候は曇りで、見るからに霧で展望は見込めそうにありませんが、この時期にこの気温はありがたいです。
自分としては、早めに家を出て、山歩き開始は12時から。地図上のコースタイムが約8時間なので、6時間で踏破するとして、18時下山予定です。余裕綽々で登ったのですが、後で痛い目を見ます…。
登山口は、前回の下山口(千足)より少しずらして(違う道を登りたかった)、白倉から登りました。最初は大沢から登ろうとしたのですが、持っている地図が古いらしく、大沢からの登り口は見つかりませんでした。既に廃れてなくなったのでしょうか。いきなりのタイムロス。
白倉から馬頭刈尾根へは、平坦,下りなしの登り一辺倒。霧はとても深く、視程は15m程。多目に見積もっても20m程です。今までこれだけ視程が短いのは初めてです。真っ白い視界の中を一気に標高を上げます。コースタイム2時間20分のところを1時間13分で登れました。登りで時間を稼ぐのは予定通り。好調な出だしです。
大岳山への尾根はアップダウンも気にならず、楽な尾根だったと思います。大岳山直前は鎖付きの岩場で、人も多く待つことも有りました。コースタイムより少し短いぐらいで大岳山到着。平坦な尾根と、傾斜が緩やかな下りは、なかなか時間を詰められません。
大岳山山頂で昼食です。狭い山頂に十数人ぐらいいました。そして何より虫が多い。放っておくと何匹も虫がとまります。というわけで、大岳山ではゆっくりせずに食べたらすぐ出発です。
鋸山へは少し下って、その後はアップダウンの少ない尾根です。ここも楽チンでしたので、時間もあまり稼げず。山頂に人はいませんでした。写真を撮って、通過。
目指すは御前山ですが、その前にチェックポイントが幾つも有ります。まず着いたのが大ダワ。鋸山より少し下って標高1000m弱のところで、アスファルトの林道と合流します。立派なトイレが有りました。御前山への山道は、鋸山から来た場合は、道の反対側にあります。今まで楽チンな尾根道でしたが、ここからは牙を剥きます。それもそのはず、御前山(1405m)まで標高が一気に約400m上がります。高尾山を一個登るようなものです。
ここからはまたも登り一辺倒。僅かに平坦,下りも有りましたが、本当にほんの僅かです。登り始めて最初に着くのが、鞘口山。山とは言っても登り途中といった感じなんですけどね。その次のクロノ尾山も同じようなもんでした。登り途中にベンチが設置してあるといった感じ。その後も登って、避難小屋との分岐点に到着。折角なので避難小屋をチェック。小屋の左側に水場があったので、顔を洗います。塩でザラザラしていた顔がすっきりします。少し引き返して、御前山へ登ります。山頂に人はなし。広さは今日登った山では最も広かったです。
その御前山山頂はこんな感じです↓
御前山山頂で撮影と小休憩をします。ここで時間をチェックすると16:51。あれ? 何かおかしい…。ここから下山する湯久保尾根のコースタイムは2時間20分です。緩い下りなので、それほど時間は詰められません。予想では1時間50分〜2時間。今の時間に足すと下山推定時刻は約19時…。18時の予定のはずが、何故か19時です。コースタイムより詰めた時間は予定通り2時間ぐらいあるはずです。どこかがおかしい。なんてことはありません、最初のコースタイムの合計を計算間違いしていました。正解はコースタイム約9時間。これで日没までの余裕が一気になくなりました。道を間違えたり、道が途中で廃れていて引き返したりしたらアウトです。ハラハラドキドキのスリルを味わいながら帰路を急ぎます…といいたいところですが、さすがに1000m以上も登っているので、今日は足が疲れ気味であまり急げません。
一旦 来た道を戻り、分岐点で今度は湯久保尾根へ向かいます。ここから一気にスタート地点近くの道路まで下ります。なだらかな下り尾根で、ひたすら歩きます。最初の分岐点は、右側の下りらしき道が行き止まりとのこと。ここは当然「宮ヶ谷戸バス停」と書いてある方へ直進します。次に現れた分岐点は、左「宮ヶ谷戸バス停」と右「湯久保」。どっちだろうと地図を見ると、宮ヶ谷戸という地名が書いてありません。ここで悩みます。どっちかが尾根伝いの道で、どっちかが下山ルートのはず。左が下山だった場合は、ゴール地点までの距離はそれほど変わらないが、右が下山だった場合は、距離が延びてしまう。というわけで自信がないまま、左の「宮ヶ谷戸バス停」方面へ進みます。正直この尾根は位置が分かり辛い…。
日没の恐怖と道間違いの恐怖のダブルパンチの中、歩きます。次に出てきた分岐点は左「神戸(作業道)」と右(直進)「御前山登山口バス停」です。あれ? 「宮ヶ谷戸バス停」はどこへ行ったの? またも悩むも、ここはどっちへ行っても、たぶん距離は変わらないので、「御前山登山口バス停」へ行きます。少し進むと右側に畑が有ります。こんなところまで耕しに来ているのだろうか…。(後で調べたら左に家があり、人が住んでいるそうです)
その後、伊勢清峯神社を経て、無事道路に出ました。時刻は18:56。いや〜良かった良かった。そしてありましたよ、宮ヶ谷戸バス停が。この一つ隣のバス停が御前山登り口なのですが、こちらには登り口はない様子。たぶん昔はこっちにあったのかな?→[追記]こっちにも登り口があるそうです。
道路に出てから、間違って右へ行くというハプニングも有りながら、バス停4つ分歩き(間違いを入れると6つ分)、出発地点の自転車の置いてあるところまで辿り着きました。
標高1000m以上登って、23.4km歩くのはけっこう疲れました。目標の大岳山,鋸山,御前山を踏破できて良かったですが、湯久保尾根にある、湯久保山と仏岩ノ頭を見つけられませんでした。ネットで調べると、どちらも本道から少し離れたところにあるようです。どっちも全然気付かなかった…。次回、湯久保尾根を歩くことが有れば探してみたいと思います。今日もいい運動になりました。霧で全く展望が有りませんでしたが、逆に幻想的な雰囲気も良いものです。
おしまい
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