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Yamareco

記録ID: 117542
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

[山頂動画] 馬頭刈尾根〜大岳山〜鋸山〜御前山〜湯久保尾根

2011年06月19日(日) [日帰り]
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GPS
07:17
距離
22.7km
登り
2,066m
下り
2,075m

コースタイム

白倉12:07→馬頭刈尾根13:20→大岳山13:56(昼食)→鋸山15:06→大ダワ15:25→鞘口山15:47→クロノ尾山16:05→御前山16:47(〜16:51)-湯久保尾根→宮ヶ谷戸18:56ー(バス停一つ分逆方向へ行く)→白倉19:25

踏破時間:7時間18分
踏破距離:23.4km (GPSロガーより)
天候 曇り (麓は不明ですが、山中では時々雨が降っていました)
気温(気象庁データ:小河内) 20.0℃(12:00)→19.0℃(19:00) 最高20.9℃
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス 自転車です。1時間半かかりました。
コース状況/
危険箇所等
白倉→馬頭刈尾根
登って登って登りまくります。標高データを見ると下りも有りますね。
登った記憶しか有りませんがw
傾斜はそれほどキツクなかったですが、緩くもなかったです。
道幅は狭く、ほとんど一人用です。

→大岳山
アップダウンの少ない尾根です。
大岳山手前は鎖付きの岩場です。
人は多め、虫は超多め。

→鋸山→大ダワ
軽く下って到着します。大岳山からの最初の下りは少し急です。
濡れているところは注意。

→鞘口山→クロノ尾山→御前山
ここも登りまくりますが、僅かに平坦,下りも有ります。
ここまででかなり登っており、更に登るのでキツイです。

(湯久保尾根)→宮ヶ谷戸
緩い下りがひたすら続きます。登りもちょこっとあります。
一部草が生い茂り、道が隠れるほどのところが有ります。
湯久保山と仏岩ノ頭は見つけにくいです(私は見つかりませんでした)。

→白倉
道路です。バス停4つ分です。
白倉バス停の左側に登り口が有ります。
by  IS01, SHARP
白倉バス停の左側に登り口が有ります。
一人分の幅の山道をひたすら登った後に、道幅が広くなったところでパシャリ。この後再び、道幅は一人分になります。
by  IS01, SHARP
一人分の幅の山道をひたすら登った後に、道幅が広くなったところでパシャリ。この後再び、道幅は一人分になります。
登りの途中で展望が開けていました。空は真っ白です。
by  IS01, SHARP
登りの途中で展望が開けていました。空は真っ白です。
馬頭刈尾根に合流です。ここまで登りっぱなしです。
by  IS01, SHARP
馬頭刈尾根に合流です。ここまで登りっぱなしです。
展望が開けたところでパシャリ。今日は霧の幻想的な風景を楽しむことにします。
by  IS01, SHARP
展望が開けたところでパシャリ。今日は霧の幻想的な風景を楽しむことにします。
分岐点。右が大岳山、直進が大岳山を巻いて鋸山方面へ向かいます。大岳山へ向かいます。
by  IS01, SHARP
分岐点。右が大岳山、直進が大岳山を巻いて鋸山方面へ向かいます。大岳山へ向かいます。
道が崩壊したところに 真新しい橋が架けられていました。お疲れ様です。
by  IS01, SHARP
道が崩壊したところに 真新しい橋が架けられていました。お疲れ様です。
御岳山方面との合流地点です。この写真の右側に大岳山荘が有ります。鳥居を潜ると大岳山へ向かいます。鳥居から先が岩場の道です。
by  IS01, SHARP
御岳山方面との合流地点です。この写真の右側に大岳山荘が有ります。鳥居を潜ると大岳山へ向かいます。鳥居から先が岩場の道です。
大岳山山頂。とにかく虫が多かったです。狭い山頂に人が十数人ぐらいいたでしょうか。
by  IS01, SHARP
大岳山山頂。とにかく虫が多かったです。狭い山頂に人が十数人ぐらいいたでしょうか。
これも大岳山山頂。石に座ったまま撮りました。他の人が写らないように撮ったのでこのアングル。
by  IS01, SHARP
これも大岳山山頂。石に座ったまま撮りました。他の人が写らないように撮ったのでこのアングル。
鋸山へ向かう途中の道です。ピンクの花がきれいです。
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鋸山へ向かう途中の道です。ピンクの花がきれいです。
木に生えていた半透明のきのこ(?)です。植物? 名前は何でしょうか。
by  IS01, SHARP
木に生えていた半透明のきのこ(?)です。植物? 名前は何でしょうか。
鋸山への道です。
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鋸山への道です。
半透明の花です。これはここ以外でも見かけたことが有ります。名前が気になります。→名前判明。『ギンリョウソウ(銀竜草)』。腐生植物。
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半透明の花です。これはここ以外でも見かけたことが有ります。名前が気になります。→名前判明。『ギンリョウソウ(銀竜草)』。腐生植物。
途中で右側にせり出した岩があったので撮ってみました。この後岩の上まで行きました。岩の下には別の岩が有りました。それ以外は特に何もなし。
by  IS01, SHARP
途中で右側にせり出した岩があったので撮ってみました。この後岩の上まで行きました。岩の下には別の岩が有りました。それ以外は特に何もなし。
鋸山です。広さ的には大岳山と同じぐらいかな。ベンチはなかったと思います。
by  IS01, SHARP
鋸山です。広さ的には大岳山と同じぐらいかな。ベンチはなかったと思います。
大ダワです。林道と合流。トイレ有り。写真の反対側に御前山への道が有ります。
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大ダワです。林道と合流。トイレ有り。写真の反対側に御前山への道が有ります。
鞘口山です。山頂はとても狭かったですが、ベンチはありました。
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鞘口山です。山頂はとても狭かったですが、ベンチはありました。
鞘口山 山頂。こんな感じです。
by  IS01, SHARP
鞘口山 山頂。こんな感じです。
手書きでクロノ尾山と有りました。山頂は鞘口山と似ています。狭くてベンチ有り。
by  IS01, SHARP
手書きでクロノ尾山と有りました。山頂は鞘口山と似ています。狭くてベンチ有り。
御前山へ向かう途中にあった岩です。
by  IS01, SHARP
御前山へ向かう途中にあった岩です。
道です。もうすぐ御前山地点です。
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道です。もうすぐ御前山地点です。
御前山の避難小屋です。山頂とは少し離れています。
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御前山の避難小屋です。山頂とは少し離れています。
御前山に到着。山頂広域は動画で(→感想に有ります)。
by  IS01, SHARP
御前山に到着。山頂広域は動画で(→感想に有ります)。
湯久保尾根です。草が生い茂り、この有様です。決して草むらを取ったわけではなく、道です。写真正面が進行方向です。
by  IS01, SHARP
湯久保尾根です。草が生い茂り、この有様です。決して草むらを取ったわけではなく、道です。写真正面が進行方向です。
右へ行くと湯久保へ下ります(たぶん)。
by  IS01, SHARP
右へ行くと湯久保へ下ります(たぶん)。
ここは『御前山登り口バス停』とか書かれた方へ行ったすぐ後かな。でっかい岩で写真に入り切りませんでした。
by  IS01, SHARP
ここは『御前山登り口バス停』とか書かれた方へ行ったすぐ後かな。でっかい岩で写真に入り切りませんでした。
麓直前の伊勢清峯神社の鳥居です。この後は携帯の電池が減って撮影不可となりました。
by  IS01, SHARP
麓直前の伊勢清峯神社の鳥居です。この後は携帯の電池が減って撮影不可となりました。
撮影機器:

感想

今日は前回、馬頭刈尾根に登った時に大岳山まで行けなかったので、そのリベンジで大岳山へ登ります。天候は曇りで、見るからに霧で展望は見込めそうにありませんが、この時期にこの気温はありがたいです。

自分としては、早めに家を出て、山歩き開始は12時から。地図上のコースタイムが約8時間なので、6時間で踏破するとして、18時下山予定です。余裕綽々で登ったのですが、後で痛い目を見ます…。

登山口は、前回の下山口(千足)より少しずらして(違う道を登りたかった)、白倉から登りました。最初は大沢から登ろうとしたのですが、持っている地図が古いらしく、大沢からの登り口は見つかりませんでした。既に廃れてなくなったのでしょうか。いきなりのタイムロス。

白倉から馬頭刈尾根へは、平坦,下りなしの登り一辺倒。霧はとても深く、視程は15m程。多目に見積もっても20m程です。今までこれだけ視程が短いのは初めてです。真っ白い視界の中を一気に標高を上げます。コースタイム2時間20分のところを1時間13分で登れました。登りで時間を稼ぐのは予定通り。好調な出だしです。

大岳山への尾根はアップダウンも気にならず、楽な尾根だったと思います。大岳山直前は鎖付きの岩場で、人も多く待つことも有りました。コースタイムより少し短いぐらいで大岳山到着。平坦な尾根と、傾斜が緩やかな下りは、なかなか時間を詰められません。

大岳山山頂で昼食です。狭い山頂に十数人ぐらいいました。そして何より虫が多い。放っておくと何匹も虫がとまります。というわけで、大岳山ではゆっくりせずに食べたらすぐ出発です。

鋸山へは少し下って、その後はアップダウンの少ない尾根です。ここも楽チンでしたので、時間もあまり稼げず。山頂に人はいませんでした。写真を撮って、通過。

目指すは御前山ですが、その前にチェックポイントが幾つも有ります。まず着いたのが大ダワ。鋸山より少し下って標高1000m弱のところで、アスファルトの林道と合流します。立派なトイレが有りました。御前山への山道は、鋸山から来た場合は、道の反対側にあります。今まで楽チンな尾根道でしたが、ここからは牙を剥きます。それもそのはず、御前山(1405m)まで標高が一気に約400m上がります。高尾山を一個登るようなものです。

ここからはまたも登り一辺倒。僅かに平坦,下りも有りましたが、本当にほんの僅かです。登り始めて最初に着くのが、鞘口山。山とは言っても登り途中といった感じなんですけどね。その次のクロノ尾山も同じようなもんでした。登り途中にベンチが設置してあるといった感じ。その後も登って、避難小屋との分岐点に到着。折角なので避難小屋をチェック。小屋の左側に水場があったので、顔を洗います。塩でザラザラしていた顔がすっきりします。少し引き返して、御前山へ登ります。山頂に人はなし。広さは今日登った山では最も広かったです。
その御前山山頂はこんな感じです↓




御前山山頂で撮影と小休憩をします。ここで時間をチェックすると16:51。あれ? 何かおかしい…。ここから下山する湯久保尾根のコースタイムは2時間20分です。緩い下りなので、それほど時間は詰められません。予想では1時間50分〜2時間。今の時間に足すと下山推定時刻は約19時…。18時の予定のはずが、何故か19時です。コースタイムより詰めた時間は予定通り2時間ぐらいあるはずです。どこかがおかしい。なんてことはありません、最初のコースタイムの合計を計算間違いしていました。正解はコースタイム約9時間。これで日没までの余裕が一気になくなりました。道を間違えたり、道が途中で廃れていて引き返したりしたらアウトです。ハラハラドキドキのスリルを味わいながら帰路を急ぎます…といいたいところですが、さすがに1000m以上も登っているので、今日は足が疲れ気味であまり急げません。

一旦 来た道を戻り、分岐点で今度は湯久保尾根へ向かいます。ここから一気にスタート地点近くの道路まで下ります。なだらかな下り尾根で、ひたすら歩きます。最初の分岐点は、右側の下りらしき道が行き止まりとのこと。ここは当然「宮ヶ谷戸バス停」と書いてある方へ直進します。次に現れた分岐点は、左「宮ヶ谷戸バス停」と右「湯久保」。どっちだろうと地図を見ると、宮ヶ谷戸という地名が書いてありません。ここで悩みます。どっちかが尾根伝いの道で、どっちかが下山ルートのはず。左が下山だった場合は、ゴール地点までの距離はそれほど変わらないが、右が下山だった場合は、距離が延びてしまう。というわけで自信がないまま、左の「宮ヶ谷戸バス停」方面へ進みます。正直この尾根は位置が分かり辛い…。

日没の恐怖と道間違いの恐怖のダブルパンチの中、歩きます。次に出てきた分岐点は左「神戸(作業道)」と右(直進)「御前山登山口バス停」です。あれ? 「宮ヶ谷戸バス停」はどこへ行ったの? またも悩むも、ここはどっちへ行っても、たぶん距離は変わらないので、「御前山登山口バス停」へ行きます。少し進むと右側に畑が有ります。こんなところまで耕しに来ているのだろうか…。(後で調べたら左に家があり、人が住んでいるそうです)

その後、伊勢清峯神社を経て、無事道路に出ました。時刻は18:56。いや〜良かった良かった。そしてありましたよ、宮ヶ谷戸バス停が。この一つ隣のバス停が御前山登り口なのですが、こちらには登り口はない様子。たぶん昔はこっちにあったのかな?→[追記]こっちにも登り口があるそうです。

道路に出てから、間違って右へ行くというハプニングも有りながら、バス停4つ分歩き(間違いを入れると6つ分)、出発地点の自転車の置いてあるところまで辿り着きました。

標高1000m以上登って、23.4km歩くのはけっこう疲れました。目標の大岳山,鋸山,御前山を踏破できて良かったですが、湯久保尾根にある、湯久保山と仏岩ノ頭を見つけられませんでした。ネットで調べると、どちらも本道から少し離れたところにあるようです。どっちも全然気付かなかった…。次回、湯久保尾根を歩くことが有れば探してみたいと思います。今日もいい運動になりました。霧で全く展望が有りませんでしたが、逆に幻想的な雰囲気も良いものです。


おしまい

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湯久保尾根から御前山・鋸山・天地山
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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