荒沢岳・・豪雪に磨かれた岩の峰
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- GPS
- 06:51
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
登山口には紙付の水洗トイレとポストあり *レンタカーを借りた新潟駅までは夜行バス利用 http://www.meitetsu-bus.co.jp/express/niigata/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはよく整備されていて道は明瞭でした 前下〜前瑤蓮標高差200mに渡り岩場や鎖場が続きます・・整備はシッカリされていて、スタンスやホールドには困らないので、それ程難しくはありませんでした 但し、鋸歯状の大岩壁のトラバースを含めてとにかく長かった印象・・本日は3点支持のみで問題ありませんでしたが、雪が着いていて鎖が出ていないと、チョー危険なコースになりそうです 中途半端にカットされた横木に頭を2度ぶつけたので、ヘルメットは有効でした |
その他周辺情報 | 登山口から一番近い銀山平キャンプ場の「かもしかの湯」(025-795-2448 500円) |
写真
感想
GW以来久しぶりに連休が取れたので、いよいよカウント6になっている二・三百名山へ。
まずは、新潟魚沼の荒沢岳です。
今では尾瀬にも繋がる銀山平周辺は、道路事情が悪かった頃は秘境だったとのことで、深田久弥氏はこの荒沢岳に登れませんでした。その後、日本山岳会選定の三百名山にも選ばれなかったにも関わらず、深田クラブにより二百名山に選定され、百・二百・三百を合わせると301山になる原因の山です。
山容は、以前枝折峠から越後駒ケ岳に登った際に真っ先に目に付いたイケメンの山。このエリアの真価を味わうには縦横に走る登山道を繋いで縦走するのがベストでしょうが、如何せん2連休でさえ貴重な今の自分には無理。ということで、銀山平からのピストンで山頂を目指しました。
新潟の中越・下越〜奥会津〜山形南部は、飛行機・新幹線・車のどれをとっても中途半端でアクセスが大変なエリア。
仕事を終えてからの7〜8時間ドライブでロクロク寝ないで山行したこともありましたが、山で遭難死するよりアクセスでの交通事故死の方が遥かに確率高いと感じ、今回は昨年6月に粟ヶ岳・御神楽岳でやったパターンを踏襲することに。
夜行バスで新潟に入り、24hr営業のレンタカーで山行して新幹線で帰宅するパターンです。登山と同じく安全第一で臨みました。何より、帰路で山行を振り返りつつ酒が飲めるのも嬉しい所です。
荒沢岳は、新潟三大岩場(他は八海山と御神楽岳)と言われるだけあって、実際に岩場鎖場が長く続く楽しい道でした。
難度はそれ程でもなく、妙義山のような恐怖感もありませんでしたが、標高差200mに渡って3点支持が続くのは余り経験しない様なコースでした。
幸いだったのは、コース整備のおかげでスタンスやホールドに全く困らなかったことと、雪解けが完了していたことでした。
着雪のコンディションによっては非常に危険なコースになると思われます。
心配された梅雨時の空模様も、雲はあるものの何とか持ってくれ、山頂からの越後三山そろい踏みが見られなかったことのみが残念でしたが、全般に満足の山行となりました。
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