ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1183888
全員に公開
沢登り
日高山脈

シュウレルカシュペ沢遡行→イドンナップ岳

2017年07月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
holstein425 その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:30
距離
16.9km
登り
1,610m
下り
1,624m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3:25 出発
5:45 Co780三股
7:35 夏道合流(〜7:45)
8:30 新冠富士
10:05 イドンナップ岳(〜10:25)
15:40 売山のコル
17:55 下山
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
新冠林道は、バラスト細かく割れており、たいへん走行しやすい。シュウレル林道は、入渓口手前まで刈り払いされており驚いた。てっきり廃道になっていると思っていた。

ルートは、Co780三股〜Co1050二股までの核心部で雪渓がやや残っている。水量はそこまで多くなかった印象。アイゼンを持って行ったが、今回は使用せずに登ることができた。Co1050二股を左に行くと、早く夏道へ出られる。藪漕ぎもほとんどないので、とてもラクできる。
夏道はここ数年整備が入っていないらしく、下部は笹・上部はハイマツ漕ぎ。マダニとても多い。率直な感想として、夏道よりも沢から行った方がストレスなく登れそう…。

全体を通して、ヒグマの痕跡がとても濃い山だった。掘り返し・糞とても多く、藪のガサガサ音も今回2度聞こえた。
ヘッドライトを点けて入渓。
2
ヘッドライトを点けて入渓。
しばらく荒れた渓相が続く。
1
しばらく荒れた渓相が続く。
左手に巨岩の迫る小滝を越えると、Co780三股へ至る。
左手に巨岩の迫る小滝を越えると、Co780三股へ至る。
ここから核心部。小滝が連続して出てくる。
1
ここから核心部。小滝が連続して出てくる。
中途半端に雪渓の残る、いやらしい滝も。
2
中途半端に雪渓の残る、いやらしい滝も。
雪渓を崩さないよう、慎重に越えて行く。
6
雪渓を崩さないよう、慎重に越えて行く。
どこまでも滝の連続。
2
どこまでも滝の連続。
トンネルはささっと通過。
2
トンネルはささっと通過。
高度感のある登り。
2
高度感のある登り。
Co1050二股の手前は左岸側だけ広い雪渓に覆われていた。
2
Co1050二股の手前は左岸側だけ広い雪渓に覆われていた。
二股を左へ。足場が脆くて怖かった。
2
二股を左へ。足場が脆くて怖かった。
ほとんど藪漕ぎせず、夏道に合流。意外とあっけなかった。
4
ほとんど藪漕ぎせず、夏道に合流。意外とあっけなかった。
沢装備をデポして進むことに。
1
沢装備をデポして進むことに。
ウコンウツギ。(ピンボケになっちゃった笑)
ウコンウツギ。(ピンボケになっちゃった笑)
シラネアオイ。花いっぱいだった。
1
シラネアオイ。花いっぱいだった。
新冠富士へ向けて、ハイマツを漕いで行く。
4
新冠富士へ向けて、ハイマツを漕いで行く。
小休止。まだ先は長い。
5
小休止。まだ先は長い。
キレッキレの稜線を進み、
1
キレッキレの稜線を進み、
三角点へ至る。
本峰への稜線。落ちたらひとたまりもないな…。
本峰への稜線。落ちたらひとたまりもないな…。
チングルマとエゾノツガザクラ。お花畑が見事だった。
2
チングルマとエゾノツガザクラ。お花畑が見事だった。
いよいよラストの急登。
2
いよいよラストの急登。
山頂標識は近々、新冠山岳会の皆様がリニューアルしてくださるらしい。
20
山頂標識は近々、新冠山岳会の皆様がリニューアルしてくださるらしい。
雪の残る源頭を望む。ものすごい高度感!
7
雪の残る源頭を望む。ものすごい高度感!
新冠富士まで戻って、辿って来た稜線と日高の主稜線を一望。
1
新冠富士まで戻って、辿って来た稜線と日高の主稜線を一望。
クリオネ型の新冠湖。あそこから登って来たのか…。
6
クリオネ型の新冠湖。あそこから登って来たのか…。
尾根から大きく高度を下げ、
尾根から大きく高度を下げ、
復路は売山のコルまで夏道利用。笹トラバースは地獄だった。
7
復路は売山のコルまで夏道利用。笹トラバースは地獄だった。
売山のコルから南へ進路を取り、シュウレルカシュペ沢に合流を試みる。
1
売山のコルから南へ進路を取り、シュウレルカシュペ沢に合流を試みる。
天然水をたっぷりいただいた。乾いた体に染み渡っていく。
1
天然水をたっぷりいただいた。乾いた体に染み渡っていく。
本流と合流した後は、林道も間近。
1
本流と合流した後は、林道も間近。
無事に帰還!長かったー。
5
無事に帰還!長かったー。
湖に注ぐシュウレルカシュペ沢。エメラルドブルーが綺麗だった。
2
湖に注ぐシュウレルカシュペ沢。エメラルドブルーが綺麗だった。
帰りは「とねっこの湯」へ。
3
帰りは「とねっこの湯」へ。

感想

「夏山ガイド」に載っているなかで、最も遠い山として巷で有名?なイドンナップ岳を、沢から目指してみました。決して面白みに富んだ沢ではありませんでしたが、日高の奥深い雰囲気にどっぷり浸かることができ、登頂できたときはなかなかの達成感でした。

往路はややハイペースで、復路はかなりスローペースで歩いたので、もし今後行かれる方がいたら(いるかな…?)、参考にしてください。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1749人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら