(愛媛/高知県境山脈)栃尾山、カガマシ山
- GPS
- 05:20
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 693m
- 下り
- 680m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はなく、車は路肩に停めることになる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・原生林遊歩道は整備されていて歩きやすい。 が、その先のシャクナゲの多い尾根道は、 登山道は不明瞭で、赤テープをたどって登る。 ・カカマシ山から栃尾山への縦走路は、まずまずの道だが標識類は少ない。 栃尾峠から栃尾山までは道が少し荒れており、倒木も多い。 赤テープを頼りに進む。 ・栃尾峠から登山口までは、急な道だが登山道としては明瞭。 |
写真
感想
【山行No374】
※ 石鎚山脈東部の、高知/愛媛県境の山なみは、ほとんどが杉の植林で
覆われているが、ガイドブックによると、カガマシ山から栃尾山の
山腹一体は原生林が残っているとのことなので、行ってみることにした。
9:40-50 登山口:(気温24℃)
ガイドブックどおり、「原生林入口」の標識があるので、路肩に車を停めて
出発。杉の植林帯のなか、汗をかきつつ登る。
トラツグミか?「ヒー ヒー」という変な鳴き声が聞こえた。
10:10-20 分岐
標識あり。直進は栃尾峠、西に原生林への道。西へと向かう。
・最初はまだ人工林だが、途中より樹相が自然林に代わり、
急に明るい森になった。
ブナやトチノキ?など、結構大き目の樹が多く、いい感じ。
・鳥の声も、キビタキ、シジュウカラ、ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチ、
アオバト、ヒヨドリなど、結構にぎやかで初夏の山らしい。
11:00 シャクナゲ尾根入口
・ここまでで原生林遊歩道は終わり。その先は標識もないが、
赤テープが尾根上に続いているので、それに従い登ってゆく。
シャクナゲ尾根という名のとおり、シャクナゲの木は多いが、
シャクナゲの花は全くと言っていいほど咲いておらず、残念。
ガイドブックでは「明瞭な踏み跡」と記載されているが、
登路は、道形がはっきりしない。赤テープだけが頼りで登っていく。
途中、広場状のところを通過するが、この付近、道がわかりにくい。
11:50 稜線分岐(標高1260m付近)
不意に、稜線上のはっきりした道に出た。
ここにも標識はなく、シャクナゲ尾根を下りに使うのは無理かも。
・ここから西のカガマシ山に向かう。道はわりとはっきりしているが、
山頂の近くは、笹が多く、かき分けてゆく感じ。
12:20-40 カガマシ山 山頂
ようやく到着したが、樹林帯のなかのだらっとした山頂部で、
展望もなく、いまいち。
・ここから分岐まで引き換えし、さらに稜線上を栃尾山まで向かう。
この稜線上の道は、まあまあはっきりしている。
稜線の南、高知側は杉の植林、北側は自然林とくっきり分かれている。
13:40 栃尾峠(標高 約1180m)
峠らしくない地形の部分だが、ここには標識あり。
・ここから東へ、栃尾山に向かう。赤テープはあるが、道は荒れていて
倒木も多く、笹薮状。
14:00 栃尾山
本日2個目のピークだが、この山も、山頂部はだらっとしていて
展望もなく、いまいちである。標識あり。気温20℃。
・下りは栃尾峠まで戻り、そこから登山口まで急な道を下ってゆく。
下りの道の上半分は自然林でブナの大きな木も多い、
下半分は二次林と、杉の植林帯
15:10 登山口着
・標高も低いし、軽い山と甘く見ていたが、道が案外悪くて結構大変だった。
今日の登山者は3名。人気のない山ではある。
【参考ガイド】
「新・分県登山ガイド 愛媛県の山」 山と渓谷社 刊(2004)
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