最短ルートで霊仙山周遊。カルスト地形の天上の楽園を貸切で満喫

2017年07月09日(日) [日帰り]

• GPS: 02:22
• 距離: 9.2km
• 登り: 876m
• 下り: 864m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:05
• 休憩: 0:16
• 合計: 2:21

11:53 榑ヶ畑登山口
11:57 11:57 山小屋かなや
12:03 12:03 汗ふき峠・榑ヶ畑道二合目
12:08 12:08 榑ヶ畑道三合目
12:14 12:14 榑ヶ畑道四合目
12:21 12:21 榑ヶ畑道五合目・見晴台
12:28 12:28 榑ヶ畑道六合目
12:33 12:33 榑ヶ畑道七合目・お猿岩
12:41 12:41 榑ヶ畑道八合目・お池
12:54 12:55 経塚山
13:04 13:10 霊仙山最高点
13:25 13:34 霊仙山
13:51 13:51 榑ヶ畑道七合目・お猿岩
13:57 13:57 榑ヶ畑道五合目・見晴台
14:00 14:00 榑ヶ畑道四合目
14:06 14:06 汗ふき峠・榑ヶ畑道二合目
14:10 14:10 山小屋かなや
14:14 榑ヶ畑登山口

天候

曇りで時々薄日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

榑ヶ畑登山口(390m)へは狭い林道(舗装路）を通ります。
登山口の駐車場は10台程度しか止められません。
私が到着した12時前はちょうど下山して帰った1台分が開いていて、
停めることができました。帰りの14時過ぎには私ともう1台しか
残っていませんでした。

コース状況／危険箇所等

危険個所はありません。
山頂周遊では、一部登山道ではないところを細い鹿の道をたどって歩いていますが、途中に藪っぽいところや道がなくなるところもあり、バリルート慣れしていない一般の方にはお勧めしません。

写真

7/9 11:48

登山口駐車場。いっぱいです。登る途中ですれ違った方々の車でしょう

7/9 11:48

榑ヶ畑登山口

7/9 11:50

道路が伸びていますが横に登山道もあります。でも道路の方が楽です。

7/9 11:59

ユキノシタ

7/9 11:59

汗フキ峠

7/9 11:59

無人の缶飲料販売があります。盗んでいく人（お金入れない人）はいないんでしょうか。発泡酒が一つだけありました。帰りにもそのまま残ってました。

7/9 12:04

こっちが本当の「汗ふき峠」

7/9 12:10

快適な道

7/9 12:19

広葉樹がいい感じ

7/9 12:21

明るい尾根を登ります

7/9 12:22

木の間から山頂方面が見えてきました

7/9 12:23

5合目見晴台ですが霞んでいてあまり見えません。カレンフェルトの岩が表れ始めました

7/9 12:29

6合目で草原に出て、テンションアップ

7/9 12:30

草原を登ります

7/9 12:30

風も出てきて大汗が引き始めました

7/9 12:32

琵琶湖が見えてきましたが写真ではよくわかりません

7/9 12:35

伸びやかで広々したカルスト地形の山上台地に到着。まるで山上の庭園。

7/9 12:41

8合目お池(969m)に到着

7/9 12:42

いい感じ

7/9 12:42

苔の緑がきれいでした

7/9 12:43

白いカレンフェルトが絶妙に配置された緑の庭園、いわゆるカルスト地形の中の一本道。

7/9 12:47

ワラビのような背の低いシダの草原の緑がなんともいい感じ

7/9 12:49

ここにも池。ドリーネというカルスト地形独特の窪地に水がたまったもののようです

7/9 12:50

バンビが一頭だけ草を食んでいました

7/9 12:52

北に伊吹山が浮かびます

7/9 12:53

7/9 12:54

霊仙山避難小屋が見えました。おそらくここに泊まると思われる団体を登りの途中で追い越しました。

7/9 12:56

経塚山登頂。後ろには霊仙山最高地点を望みます

7/9 12:58

次は細い踏み後をたどって霊仙山最高地点へ向かいます

7/9 13:05

最高地点直下から経塚山と後ろにそびえる伊吹山

7/9 13:05

最高地点手前から右手に霊仙山三角点峰を望みます

7/9 13:06

霊仙山最高地点登頂。360度の大展望ですがちょっと霞んでよく見えなません。でもこの時期晴れると日差しがきついので、涼しくてちょうどいいです。

7/9 13:07

伊吹山アップ

7/9 13:07

三角点峰アップ

7/9 13:07

鈴鹿山地が霞んで見えます

7/9 13:12

南西稜へと少し行ってみます。計画ではこの尾根を下って落合口へ降り、谷沿いの道を登って榑ヶ畑登山口へ戻る周回を予定してましたが、蛭が多いとの話で、また天気も下り坂だったので、山頂を周遊して素直に登ってきた道で戻ることにしました。

7/9 13:13

あまり見かけない小さな花が咲いていました

7/9 13:15

南西尾根から最高地点を振り返ります。カレンフェルトの岩々です

7/9 13:16

西霊仙山方面

7/9 13:16

ここから三角点峰へ、鹿道をたどってショートカットします

7/9 13:20

三角点峰

7/9 13:25

7/9 13:25

三角点峰の西側のカレンフェルト地帯を登ります

7/9 13:27

三角点峰登頂

7/9 13:28

自撮りで証拠写真

7/9 13:28

伊吹山はもうすぐ雲に埋もれそうです

7/9 13:29

日曜日の13時半ですが貸切！天気予報では午後雨だったのでみんな早めに下山したようです。

7/9 13:30

琵琶湖です

7/9 13:30

最高地点です

7/9 13:32

持ってきた軽食を食べます

7/9 13:33

鳥の餌ではありません。チョコとナッツとドライフルーツの混合です。

7/9 13:36

山頂を振り返ります

7/9 13:38

名残惜しく、山頂を振り返ります

7/9 13:41

帰りは地理院地図にある谷沿いの道で戻ります

7/9 13:42

谷沿いにわずかにある森を通ります。

7/9 13:44

また草原に出ました

7/9 13:50

ドリーネというカルスト地形の陥没穴の間を通ります

7/9 13:50

草原

7/9 13:51

湿地

7/9 13:52

草原

7/9 13:53

榑ヶ畑道七合目・お猿岩からカルスト地形を振り返ります。山頂庭園とお別れです。

7/9 13:53

前方の二人の若者を追い抜きます

7/9 14:07

アッという間汗フキ峠

7/9 14:10

持参した麦茶250ccは山頂で飲みつくしたので、ここで水をがぶ飲み。

7/9 14:14

道路に出ました

7/9 14:16

駐車場へ戻ってきました

7/9 14:16

9.5km／2:21＝4.0km/hでした。

7/9 14:45

明石への帰路、彦根で事故渋滞がありましたが、車がひっくり返っていました。その後京都から大阪では猛烈な雷雨で渋滞しました。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR3000 カシオ

装備

個人装備

グローブ ゴアテックスレンスーツ 傘 日よけ帽子 行動食 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

shigetoshi

岐阜県の妻に実家へ法事に行った帰り、所要時間3時間で登れる山としてこの霊仙山に立ち寄ってみることにしました。

この山、先日NHKーBSでやっていたのを思い出しました。花の百名山でもありますが、今に時期、お花はほとんど咲いていませんでした。

それでも山上のカルスト地形の庭園は標高1000mの山とは到底思えない、とても素晴らしい草原と展望の大地で、大変気に入りました。
天気は限りなく雨に近い予報だったので、関ケ原あたりで雨だったら中止しようかと思っていましたが、ときどき薄日も差すこの時期としては涼しくて登りやすい天気で、快調に飛ばして歩くことができました。上りではさすがに大汗をかきましたが、それほど苦にはならず、先週の耐暑訓練が結構効果あったようです。
わずか2時間とは思えない充実した登山で、山頂エリアでは最高地点で一人の青年に遭っただけで、人気のある山のはずですがほぼ独占状態で静かな山を楽しめたのはとても幸運でした。

鈴鹿山地大縦走のの北端の山としてまた来ることになると思いますが、その前に妻もつれてきたいと思います。