鳥居峠林道終点から四阿山往復
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 841m
- 下り
- 826m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山者が少ないが、道は整備されてて歩きやすい。 |
その他周辺情報 | あずまや高原ホテルで入浴(大人\950、小学生\500) |
写真
感想
弟子(妻)、ポッポ(小6)、リンちゃん(小4)との月例登山として、2017年7月の行き先に選んだのは、上信国境の四阿山。もともと弟子から菅平高原からのコースでのリクエストがあったんだけど、ファミリーで登るには登山口からの標高差が大き過ぎる。代替案として、鳥居峠からのコースを提案して、2017年7月9日に実行に移すことにした。もっとも、パルコールつま恋からのゴンドラを利用できればもっとラクなんだけど、幸か不幸か、今シーズンの運転開始は来週の7月15日からだった(苦笑)。
私が四阿山に登るのは、大学生やってた1992年以来。あの時は高校時代の山岳部の仲間と2人で、菅平口にクルマを置いて、鳥居峠まで歩いてそのまま四阿山の頂上に到り、菅平高原に降りて路線バスで菅平口に戻ってクルマを回収するという周回コースで登ってる。それなりの交通量が多い国道144号を鳥居峠までよく歩いたものだと今だと思う。あれは学生だから出来たことだ(苦笑)。
時代は変わって、今や鳥居峠どころか林道の奥までクルマが入り、登山口からの標高差700 mあまりで四阿山を往復できる。ただし、鳥居峠林道終点の駐車場のキャパは10台しかない。万が一満車だったら、鳥居峠まで戻ってクルマを置くしかないのかなぁ〜と思ってた。前日は北軽井沢のホテルに宿泊。朝食喰って、ホテルをチェックアウトしたのが8時、鳥居峠に到着したのが8時半を廻っており、もしかしたら駐車場が満車な可能性は否定できなかった。しかし、心配は全くもって杞憂で、9時前だというのに、半分くらいしか埋まってなかった(苦笑)。今年の『夏山JOY』でこのコースが紹介されてるので、例年よりこのコースが人気…ということも無かったようです(苦笑)。駐車場のトイレは工事現場にあるような簡易トイレで、一応、水洗だった。
8:55に登山開始。的岩コースと上州古道コースの2つのコースがあるけど、下りが楽そう…という理由で帰りに上州古道コースを使うこととし、登りは的岩コースを選択。リンちゃんはトイレの扉で手を挟んで泣いた後、ベソかきながらの登山開始(苦笑)。最初は曇りだったけど、やがて陽が差し始める。管理された人工林なので、林の中なのに日蔭が無い! 夏の陽射しは暑く、ポッポが「暑い〜!」とイライラし始める。そんな態度を一喝すれば話は簡単だけど、こちらが余計暑くなるので放っておいた(苦笑)。
的岩に到着し、尾根上のコースに変わる。しばらく陽がモロ当たりの道だけど、やがて樹林帯に入る。ここらで早くも登頂を済ませたと思しき若いパーティー(10人あまりの大世帯)とすれ違う。こんなに暑いんだったら、5時前に登山開始して本格的に暑くなる前に下山するのが吉だよなぁ〜。10:12に上州古道コースと合流する古永井分岐に到着。ここには年季の入ったあずまやがあり、不気味すぎてポッポが中に入りたがらない。やっぱ日蔭で休憩したほうがイイってことで、ムリヤリ中で休ませた。古永井分岐から一旦鞍部まで下りる。行く手のピークにガレた道が見える。あそこを通るのかぁ。ぼやけながらも麓の田代湖が見える。もしかしたら今より天気が崩れるかもしれないので、写真に撮っておく。昔から修験者が通った道だからか、祠も多く見掛けた。高度を稼いでいくとやがて陽は射さなくなってくる。11:05に嬬恋清水の分岐を通過。ここから頂上までの標高差は150 mほど。ウ〜ン、あと30分ほどかかるな。
この鳥居峠からのコース、的岩の先で集団とすれ違った以外は、殆ど他の登山者の姿を見なかった。他には嬬恋清水の先でクマ除けのためかラジオを鳴らしながら歩いてるオッチャンとすれ違ったくらい。木道の割合が増えてくると、山頂まであと0.3 kmの標識に到達。そして、山頂まであと0.2 kmの菅平高原コースとの合流点にひょっこりと出た。ここから一気に登山者の姿が増え、にぎやかに。多くの登山者が休憩してる四阿山頂上に11:30に到着。周囲はガスで何も見えない…。
昼食喰ってから、11:57に頂上出発。そしたら偶然、根子岳方面のガスが切れてたので、慌てて写真を撮った。ここから根子岳までの稜線、晴れてればさぞかし気持ちがイイことだろう。ただし、暑そうだけど…(苦笑)。菅平高原コースとの合流点から鳥居峠へのコースに入り、ひたすら下る。ものの10分で嬬恋清水の分岐に到着。流石、下りは早い。ここでポッポと2人で、水を汲みに行く。コースタイムを片道10分としている場合が多いけど、せいぜい5分もあれば着く。ただし、ササ払いの切り株が案外鋭いので、転んで手を付いた場合、ザックリいきそうだ(苦笑)。また、水量が少ないので、500 mlのペットボトルを満水にするには30秒はかかりそう。
嬬恋清水の分岐から下ってると、ガスが切れてきたのか、四阿山の頂上部分が木の間から望めるようになって来た。戻って来た古永井分岐から望む景色も雲は多いものの明るい感じで、このまま天気は持つものと信じてた。古永井分岐から予定どおり、上州古道コースに入る。ここもウチらの他には誰もいない…と思ってたら、トレイルランの練習の兄ちゃんとすれ違った(苦笑)。ニッコウキスゲみたいな黄色い花を見つけたり楽しみながら山道を下ってると、空からゴロゴロとイヤな音が…。悪い予感は的中し、もう少しで花童子の宮跡というところで、雨粒が落ちてきた。雨具を着用しようと花童子の宮跡のあずまやで雨宿りしたかったけど、あずまやの入口への道(木道か?)が草で覆われてしまってたのか分からなかったので、雨に濡れながらの着用となった。雨はさほど激しい降りにはならず、すぐに小康状態に。登山道は、賽の河原付近で大きく廻り込んで方向転換。そのままゴールに向けて下ってく一方になるけど、最後のあたりは登山道に水が流れてて、歩きづらい。リンちゃんなどあと500 mほどでゴールだというのに、2回もコケでズボンのお尻の部分が泥だらけになってしまった(苦笑)。14:02に林道終点の駐車場に無事、到着。クルマはウチらのを除けば1台のみで、他の皆さんはとっくに下山して帰ってしまったみたい。
山帰りの温泉は、近くのあずまや高原ホテルへ。鳥居峠林道から一旦国道144号に出て、長野県道182号走ってたら、雨が降ったばかりなのが良かったのか、四阿山の全貌がハッキリ見えた。最後になって、御姿を拝見できました。
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