平標山〜仙ノ倉山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,262m
コースタイム
08:35 鉄塔
09:13 松手山
10:20 平標山
11:30 仙ノ倉山
12:05 平標山
12:45 平標山の家
14:00 松手山ルート登山口
天候 | 雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
松手山を経て平標山、仙ノ倉山は道が良く整備され、全く問題なく歩けます。 帰路の平標山から平標山の家に下るルート上に、ところどころ残雪がありました。 残雪を通過する距離はさほどではないのですが、斜度がそこそこあるために、緊張感を持って通過しました。 平標山の家の水場はありがたかったです。 最後の岩魚沢林道歩きは、やや単調で長く感じられました。 |
写真
感想
苗場のふれあいの郷に泊まる機会を得たので、行ってみたかった平標山へ。
時間があれば仙ノ倉山も往復するつもりで出発しました。
登りにとるのは、松手山ルート。
のっけから、階段の混じった道でどんどん高度をあげていきます。
ときおり苗場のスキー場方面が、木々の間から顔を見せます。
「山と高原地図」にも「鉄塔」と書かれている、送電線の鉄塔にて一休み。
ここまでで、2組くらいの方にしか出会わない、静かな山行です。
松手山が近くなると、所々に雪が残っていて、越後の山の力を感じました。
このあたりから、周囲に木々がなくなり、行く手がずっと見渡せる風景になります。
まさに、ガイドブックやテレビで見たような世界が目の前に広がっていることに、とても感動しました。
植生保護のための木道や階段を延々歩いて、ようやくたどりついた平標山の山頂。ここで休憩とご飯。
さすがに数組の方が休憩していましたが、それでも人はそれほど多くありません。
時間がありそうなので、仙ノ倉まで足を伸ばすことにしました。
広い稜線歩きは、見渡す限り遮るものがなく、ただ近くの山と遠くの山のコントラストのみ。
どちらを向いても脈々と力強く続く山並みに、すっかりしびれてしまいました。
仙ノ倉山頂に到着し、前方に続く谷川連峰の山々を見ていると、思わずそのまま縦走していきたくなりましたが、今日のところは引き返します。
平標まで戻り、山の家方面に下ります。
途中には、けっこうな斜度の箇所に雪が50m〜100mくらい続いているところがありました。
何しろ雪の上で行動できるような道具を何も持ち合わせていません。
こわごわ、踵を雪にしっかり蹴りこみながら降りていきました。
平標山の家はすっきりしていてきれいな山小屋。
水が美味しくて、疲れも吹き飛びます。
あとは林道に向かって下るだけ。
あまり眺望のない道を、ぐんぐん下ります。
林道に出てからが、少し長く感じましたが、疲れていたからかもしれません。
初めて森林限界を超えた山歩きをして、感動と満足を得られた最高の一日でした。
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