六十里越〜鬼が面山ピストン

2017年07月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 10.6km
• 登り: 940m
• 下り: 938m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:22
• 休憩: 1:10
• 合計: 5:32

距離 10.6km 登り 956m 下り 940m

7:25 六十里越登山口
9:13 9:16 南岳
9:48 10:00 鬼が面山
10:38 11:33 鬼が面山
11:58 南岳
12:57 六十里越登山口

鬼が面山頂〜北岳手前にて引き返し、再び鬼が面山頂へ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場の場所は、六十里越トンネル新潟側口を正面から見て右手すぐ。
駐車状況について、AM5時30分到着時点では10台程度。その後出発時AM6時30分には20台程度。下山PM1時には25台程度の駐車状況。

コース状況／危険箇所等

登山ポストあり。
トイレなし。新潟側からのアクセスでは、「道の駅いりひろせ」で済ませた方がよいだろう。
最近までの他ユーザーさん報告では虫多いとのことだったが、この日はハエ、ミツバチは多少いたが不快なほどでなく、代わりにトンボ多し。
姫小百合の開花は、鬼が面山頂前後によく咲いていた。
登山口は、六十里越トンネル新潟側口を背にして右手200m先。すぐわかる。
登山口から六十里峠までの間、3カ所ほど小さな沢をまたいで横切る。書籍「新潟100名山（新版）」ではこの沢水は水場と紹介されている。うまく渡れば沢に浸からないが、滑って浸かってしまうこともありそうだ。
南岳から鬼が面山頂上まで、福島側の崖に注意。
鬼が面山頂上は、7，8人もいると狭いだろう。
この日、状況によっては浅草岳までを計画していたが、鬼が面山頂上と北岳の間に岩場があり、自分の力量を考えやめた。

写真

AM5時30分頃の駐車場状況

現地にて仮眠後朝食。餅入りカップヌードル、名付けて「力ぬーどる」。

すべての分岐において、迷うことはなかった。

時折眼下に望む田子倉湖が、この日の暑さを和らげてくれる。

矢吹峠との分岐を少し進むとやぶがきれ、南岳が見えてた。

鬼が面山も目前。

南岳頂上は狭く、立ったまま休憩。

南岳の前後がとくに木も生えておらず、福島側の崖がよく目に入り肝を冷やす。

南岳を過ぎてから徐々に姫小百合が咲き始める。南岳付近は少し枯れ始めていたが、鬼が面山頂付近はよく咲いている。

南岳から鬼が面山頂までの姫小百合状況。
この後の鬼が面山頂から北岳の間の写真を見比べていただきたい。

山頂に着いた。

鬼が面山頂から北岳に5分ほど進んだところ、姫小百合が最も咲いていた。

北岳までの先の道。さて、浅間山までいけるかなと思案。この日、とても暑く何人もの人が引き返してくる。

歩きを進めると北岳手前にて、岩場にぶつかる。足を滑らすと崖へ転落するため、岩場の経験ない私はあきらめ引き返す。

鬼が面山頂で早めのお昼。レトルトの味噌汁と生卵で「かき玉汁」。このほか高菜パスタが今日の献立。

帰路、南岳を過ぎたあたりの最も肝を冷やした箇所を撮影。まじまじ見ると怖くなるが、足下をよく見ながら歩いていればそれほど怖くはない。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 携帯 サングラス タオル

感想

inaniwa

登頂を考えていた浅草岳へは未経験の岩場により断念、滑落の危険が少ない山で経験を積んでからあらためてチャレンジしたい。
もう一つの目的であった姫小百合は、鬼が面山頂と北岳の間でとてもきれいに咲いていた。正直なことをいえばそれほど花に興味はなかったが、自然が作り出したその美しい光景を見て、自然の力に改めて驚かされた。
断崖上の尾根道には肝を冷やされたが、死を恐れる自分を見て、そこには生きたいと願う自分もいることを感じることができた。そんなことを気づかされた山であった。

コメント

ゲスト

哲学的・・
”死を恐れる自分”とはとても大切なことと感じます。なぜ山に登るか、テーマや目的は人それぞれですが、私も最近は花に興味がありますが、やはり以前のようにちょっと危険な山にも挑戦したいと考えています。ロッククラミングみたいなことはしませんが・・

ちなみにCB缶ですね。私もです。山ではめったに見かけません。少数派ですね。

inaniwa

Re: 哲学的・・
コメントいただきありがとうございます。
CB缶は、登山始める前のキャンプ道具から流用です。
今のところパッキングにシビアになることもないので十分です。
しかし、内心、恥ずかしさもあります。
同じ方がいて安堵しました。