針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、新越、種池 扇沢から時計回り周回
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- GPS
- 27:29
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,256m
- 下り
- 2,331m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 9:23
天候 | 7月15日晴れのち曇り 7月16日曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
扇沢−針ノ木峠 大沢小屋までは夏道、大沢小屋から少し上から雪渓を歩きます。 私は降下点を間違えたので雪渓に下るのにやや難儀しました。 雪渓上は特に問題は感じませんでした。 針ノ木峠−針ノ木岳 所々に現れる雪渓と、それのトラバースが嫌らしかった。 アイゼンを付けずに歩いたのですが、手間を惜しまず装着した方が良いでしょう。 針ノ木岳−新越山荘 針ノ木岳から先にアイゼンが必要となるような雪渓はありませんでした。 稜線上のコースタイムはやや甘めに感じましたが、鳴沢岳−新越山荘間は別。 鳴沢岳からの下りが意外と険しく感じます。 新越山荘−種池山荘 種池に向かうに連れ、アップダウンが少なく穏やかな山容となります。 特段問題点はありません。 種池山荘−柏原新道登山口 爺ヶ岳登山のメインルートな為か、整備の行き届いた道です。 谷筋で雪渓をトラバースする箇所がありますがアイゼンは不要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
|
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感想
前回針ノ木岳に登ってから10年以上経つでしょうか。
その時も今回と同じルートを辿ろうと目論んでいたのですが、針ノ木岳から見るスバリ岳の険しさに怖気づき、時間が遅い事も考えて針ノ木岳往復で帰ってきました。
その時は次の年にでも…と考えていたのですがずっと後回しになり、気づけばずっと懸案として残してしまいました。
針ノ木雪渓は実は3度目。初回は8月初旬で雪渓を歩き、2回目は10月で全て夏道でした。
扇沢から登山道に入ると以前と比べ格段に登山者が増えています。
3連休初日なので当然でしょうか。私は若いテント行のカップルにずっと付いていきました。彼等、荷物が重い筈なのにこれがまた早い。
湧き水を給水する為に数分休んだのですが、その後どんなに頑張ってもついに彼等に追いつく事はありませんでした。(実際は体力が無いので頑張れなかったのですけれど)
久し振りのアイゼン装着の為、意外と時間が掛かりました。雪渓の上は意外と風があり、歩いていないと寒いほどです。
針ノ木小屋に着き、この日の混み具合を聞くと布団一組に二人との事。
これで針ノ木小屋に泊まるという選択肢は無くなりました。早速新越山荘への予約の電話を…と思ったものの、なんと圏外。auは山に弱いですね。
針ノ木岳までの少々嫌らしい雪渓に難儀しつつ針ノ木岳へ到着。
隣のスバリ岳が良く見えます。そして、前回と同じくその険しさに挫けそうに…。
峠−針ノ木岳間にあったような雪渓が何か所も出てきたら…
午後から雷とか来ないだろうか…
色々と考えましたが少し考えた後、行く事としました。山頂で休むと挫けてしまいそうなので休憩は針ノ木-スバリ間の鞍部で。
出発しようとすると、針ノ木から降りてくる人の声が聞こえます。
スバリまで足を延ばして往復するのか、それとも同じ方向に進むのか。
スバリ岳に登ってみると、幸い見た目程には大変ではありませんでした。
スバリ岳から100m程降りるとまた後方から人の声が。先ほどの人でしょうか。そのうち追い越されるだろうなとは思っていましたが同じようなペースのようです。
その後、何故か声は全く聞こえなくなり、気ままな一人縦走は続きます。
赤沢岳山頂で休んでいると、とうとう後続の人に追い付かれてしまいました。
赤沢岳から鳴沢岳の間はそれまでと違い、やや険しさが和らぎます。
ガスっていた為か、鳴沢岳までに偽ピーク2つ程に騙されました。
鳴沢岳から新越山荘まではコースタイム30分。どうせ下りだし、あとは流して行けば良いな…と思っていましたが、これが中々。
甘く見ていると返り討ちに遭います。最後の最後に急な所が出てくるなんて。
しかも、「新越山荘まで約10分」の看板からが意外と長い。15分くらいありそうな感じでした。
新越山荘の食事、おいしく頂きました。先日南アルプスの某小屋での食事で目が点になったのですが、それとは比べ物にならないくらい立派でした。北アルプスと南アルプスで格差が広がりつつあるのでしょうか。
二日目は朝から雲行きが怪しい天候。
それでも雨が降り出すのは午後からと高を括っていましたが甘くはありません。
岩小屋沢岳を過ぎる頃にはポツポツと来はじめました。
写真は明るく写っていますが実際には空はどんよりとしています。
種池山荘を出発しようとすると急に本降りに。カメラをザックに入れ、レインウエアを着て外に出ると小降りに。
結局一旦着たレインウエアを脱いで急いで下りる事になりました。
二日目のコースは一日目と比べかなり優しく短いように感じました。
後から見直してみると、荷物を軽量化し朝早く扇沢を出発すると日帰りが可能かもしれません。しんどそうなのでやりませんけどね。
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