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Yamareco

記録ID: 1197482
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

文学的感傷にひたった?美ヶ原

2017年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:41
距離
14.3km
登り
686m
下り
688m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:52
休憩
0:50
合計
8:42
距離 14.3km 登り 708m 下り 705m
6:46
6:57
127
9:04
9:17
5
9:22
9:24
10
9:34
15
9:59
21
10:25
12
10:37
1
10:38
75
11:53
12:04
28
12:32
12:36
82
13:58
14:07
26
14:33
三城いこいの広場
天候 薄曇り、昼過ぎに雨もパラつく
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険箇所特になし
1.先週末、登山靴のソールの剥離で途中撤退となった美ヶ原に再チャレンジです。
2017年07月16日 05:47撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 5:47
1.先週末、登山靴のソールの剥離で途中撤退となった美ヶ原に再チャレンジです。
2.先週と同じダテ河原コースはゲンが悪い?ような感じがしたので今回は百曲りコースをチョイス。
2017年07月16日 05:50撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 5:50
2.先週と同じダテ河原コースはゲンが悪い?ような感じがしたので今回は百曲りコースをチョイス。
3.せせらぎ。
2017年07月16日 06:26撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 6:26
3.せせらぎ。
4.美ヶ原近隣のPを選べば最高点の王ヶ頭まで往復2時間ぐらい。麓から登ろうか、という変人はあまりいないのか、美ヶ原に着くまで行き会った登山者は一人のみでした。
2017年07月16日 06:26撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 6:26
4.美ヶ原近隣のPを選べば最高点の王ヶ頭まで往復2時間ぐらい。麓から登ろうか、という変人はあまりいないのか、美ヶ原に着くまで行き会った登山者は一人のみでした。
5.花。
2017年07月16日 06:41撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 6:41
5.花。
6.広小場。
2017年07月16日 06:47撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 6:47
6.広小場。
7.広小場から百曲りの登りが始まります。よく踏まれた、歩きやすい登山道でした。
2017年07月16日 07:25撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 7:25
7.広小場から百曲りの登りが始まります。よく踏まれた、歩きやすい登山道でした。
8.笹の茂る林床。クマに遭遇した戦場ヶ原の樹林帯と似た感じです。結局、今回も熊鈴は携行せず。
2017年07月16日 07:26撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 7:26
8.笹の茂る林床。クマに遭遇した戦場ヶ原の樹林帯と似た感じです。結局、今回も熊鈴は携行せず。
9.百曲りを登りきると樹林帯も抜け、展望も開けます。まさしく「登リツイテ不意ニヒラケタ眼前ノ風景ニ シバラクハ世界ノ天井ガ抜ケタカト思ウ。」です。
2017年07月16日 08:08撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
1
7/16 8:08
9.百曲りを登りきると樹林帯も抜け、展望も開けます。まさしく「登リツイテ不意ニヒラケタ眼前ノ風景ニ シバラクハ世界ノ天井ガ抜ケタカト思ウ。」です。
10.あと少し!
2017年07月16日 08:21撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 8:21
10.あと少し!
11.百曲り園地着。
2017年07月16日 08:34撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 8:34
11.百曲り園地着。
12.百曲り園地からの展望。
2017年07月16日 08:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 8:41
12.百曲り園地からの展望。
13.まずは塩クレ場を目指します。
2017年07月16日 08:55撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 8:55
13.まずは塩クレ場を目指します。
14.茶臼山方面。
2017年07月16日 08:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 8:59
14.茶臼山方面。
15.現在位置、塩クレ場。付近は山本小屋ふるさと館からの観光客で結構賑わってました。
2017年07月16日 09:24撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 9:24
15.現在位置、塩クレ場。付近は山本小屋ふるさと館からの観光客で結構賑わってました。
16.牛さん。
2017年07月16日 09:18撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:18
16.牛さん。
17.こちらを睨んでいる?
2017年07月16日 09:25撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:25
17.こちらを睨んでいる?
18.絵的には「緑の草原、彼方には濃い緑の木立、その手前に牛さん(できれば2,3頭)、背景にはぽっかり雲の浮かんだ青空」みたいな牧歌的風景を撮りたかったんですが・・・
2017年07月16日 09:28撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:28
18.絵的には「緑の草原、彼方には濃い緑の木立、その手前に牛さん(できれば2,3頭)、背景にはぽっかり雲の浮かんだ青空」みたいな牧歌的風景を撮りたかったんですが・・・
19.前方に美ヶ原のシンボル、美しの塔が見えてきた。
2017年07月16日 09:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:29
19.前方に美ヶ原のシンボル、美しの塔が見えてきた。
20.美しの塔でシャッターをお願いして記念撮影。
2017年07月16日 09:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:36
20.美しの塔でシャッターをお願いして記念撮影。
21.美しの塔に埋め込まれた詩人・尾崎喜八氏の詩。美しの塔は日本で一番大きな文学碑であるとの事。下記に転記しましたので気になる方はどうぞ。
2017年07月16日 09:39撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:39
21.美しの塔に埋め込まれた詩人・尾崎喜八氏の詩。美しの塔は日本で一番大きな文学碑であるとの事。下記に転記しましたので気になる方はどうぞ。
22.ポニーさん。馬って、立ったまま寝るんじゃなかったのか?
2017年07月16日 09:48撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:48
22.ポニーさん。馬って、立ったまま寝るんじゃなかったのか?
23.このポニーさんは完全に横倒しになって寝ていました。
2017年07月16日 09:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:47
23.このポニーさんは完全に横倒しになって寝ていました。
24.山本小屋ふる里館まで足を延ばし、ピンバッチを購入。この手のバッチはもう何年も前に買うのをやめたんですが、美しの塔で文学的感傷にひたったのか?つい買ってしまいました。
24.山本小屋ふる里館まで足を延ばし、ピンバッチを購入。この手のバッチはもう何年も前に買うのをやめたんですが、美しの塔で文学的感傷にひたったのか?つい買ってしまいました。
25.とりあえず塩クレ場まで戻り、そこから王ヶ頭を目指すことにしました。それにしても曇天が残念。絵的には「緑の草原に伸びる白い砂利道、青空に湧き上がる入道雲」みたいな写真を撮りたかったんですが・・・
2017年07月16日 10:41撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 10:41
25.とりあえず塩クレ場まで戻り、そこから王ヶ頭を目指すことにしました。それにしても曇天が残念。絵的には「緑の草原に伸びる白い砂利道、青空に湧き上がる入道雲」みたいな写真を撮りたかったんですが・・・
26.ウスユキソウのような気がするんですが、自信ありません。どなたかご教示お願いいたします。
2017年07月16日 11:02撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:02
26.ウスユキソウのような気がするんですが、自信ありません。どなたかご教示お願いいたします。
27.やっぱり、青空がないと緑の草原も冴えません。
2017年07月16日 11:07撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:07
27.やっぱり、青空がないと緑の草原も冴えません。
28.これも。
2017年07月16日 11:12撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:12
28.これも。
29.高原って英語でhightsって言うのか。。。
2017年07月16日 11:13撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 11:13
29.高原って英語でhightsって言うのか。。。
30.王ヶ頭ホテルに到着。右手のベンチに映っているご夫婦の隣でお茶とパンの昼食。
2017年07月16日 11:17撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:17
30.王ヶ頭ホテルに到着。右手のベンチに映っているご夫婦の隣でお茶とパンの昼食。
31.王ヶ頭ホテルの近くの山頂。
2017年07月16日 11:54撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 11:54
31.王ヶ頭ホテルの近くの山頂。
32.アルプス展望コースを帰路に取ります。
2017年07月16日 12:07撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 12:07
32.アルプス展望コースを帰路に取ります。
33.なんとなく気になる花だったので撮りました。名は???
2017年07月16日 12:08撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:08
33.なんとなく気になる花だったので撮りました。名は???
34.アルプス展望コースはご覧のように登山道っぽい道です。
2017年07月16日 12:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:14
34.アルプス展望コースはご覧のように登山道っぽい道です。
35.途中の烏帽子岩からの展望。
2017年07月16日 12:35撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:35
35.途中の烏帽子岩からの展望。
36.この頃から急速に雲行きが怪しくなってきました。
2017年07月16日 12:41撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 12:41
36.この頃から急速に雲行きが怪しくなってきました。
37.ケルン。
2017年07月16日 12:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:47
37.ケルン。
38.百曲り園地からは往路を戻り下山。結局、雨は少しパラついた程度でした。帰路の広小場の東屋にて休憩。
2017年07月16日 14:04撮影 by  iPhone 7, Apple
7/16 14:04
38.百曲り園地からは往路を戻り下山。結局、雨は少しパラついた程度でした。帰路の広小場の東屋にて休憩。
39.帰路の高速でやっぱり渋滞。クルマのエアコンの調子が悪く、車内は高温温室状態。山よりこちらの方で疲れました。。。
2017年07月16日 18:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 18:45
39.帰路の高速でやっぱり渋滞。クルマのエアコンの調子が悪く、車内は高温温室状態。山よりこちらの方で疲れました。。。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想



登山靴ソール剥離で途中撤退となった前回の美ヶ原山行の再チャレンジです。



美ヶ原のシンボル、美しの塔の尾崎喜八氏の詩はあまりにも有名です。


また、



登山靴ソール剥離で途中撤退となった山行記録で「(戦場ヶ原と)ガハラつながりで美ヶ原に行ってみようか」などとふざけた事を書いてしまいましたが、美ヶ原は私の好きな作家、北杜夫氏(氏は旧制松本高校出身)ともゆかりの深い地でもあり、一度は訪れたい所でした。


山行の様子は写真のキャプションどおりですが、尾崎喜八氏や北杜夫氏、さらには深田久弥氏と同様に三城から美ヶ原に登れて良かったです。(小学生の感想みたいですいません)








美しの塔のプレートの詩を転記します。


尾崎喜八氏の「高原詩抄」収録の「美ヶ原溶岩台地」はひらがなと漢字で書かれていますがプレートの詩はかたかなと漢字の表記となっています。また、表題も「美ヶ原溶岩台地」から「美ヶ原」となっています。またネット等で検索してみると「秋ガ雲ノ砲煙ヲドンドン上ゲテ」以下が省かれる事が多いようです。






美ヶ原


登リツイテ不意ニヒラケタ眼前ノ風景ニ

シバラクハ世界ノ天井ガ抜ケタカト思ウ。

ヤガテ一歩ヲ踏ミコンデ岩ニマタガリナガラ

コノ高サニオケルコノ広ガリノ把握ニナオモクルシム。

無制限ナ、オオドカナ、荒ッポクテ、新鮮ナ

コノ風景ノ情緒ハタダ身ニシミルヨウニ本源的デ

尋常ノ尺度ニハマルデ桁ガ外レテイル。

秋ガ雲ノ砲煙ヲドンドン上ゲテ

空ハ青ト白トノ眼モ覚メルダンダラ。

物見石ノ準平原カラ和田峠ノホウヘ

一羽ノ鷲ガ流レ矢ノヨウニ落チテ行ッタ。









「雲ノ砲煙ヲドンドン上ゲテ」「空ハ青ト白トノ眼モ覚メルダンダラ。」か。。。うまい表現だなぁ。。。いかにも詩的?な比喩です。


「青空に湧き上がる入道雲」みたいな写真を撮りたかった、などと書いている私とは大違いです。


これが詩人と凡人の違いでしょうか?




ともあれ、柄にもなく文学的感傷?にひたった今回の山行でした。。。


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技術レベル
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体力レベル
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