文学的感傷にひたった?美ヶ原
- GPS
- 07:41
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 686m
- 下り
- 688m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:42
天候 | 薄曇り、昼過ぎに雨もパラつく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所特になし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
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感想
登山靴ソール剥離で途中撤退となった前回の美ヶ原山行の再チャレンジです。
美ヶ原のシンボル、美しの塔の尾崎喜八氏の詩はあまりにも有名です。
また、
登山靴ソール剥離で途中撤退となった山行記録で「(戦場ヶ原と)ガハラつながりで美ヶ原に行ってみようか」などとふざけた事を書いてしまいましたが、美ヶ原は私の好きな作家、北杜夫氏(氏は旧制松本高校出身)ともゆかりの深い地でもあり、一度は訪れたい所でした。
山行の様子は写真のキャプションどおりですが、尾崎喜八氏や北杜夫氏、さらには深田久弥氏と同様に三城から美ヶ原に登れて良かったです。(小学生の感想みたいですいません)
美しの塔のプレートの詩を転記します。
尾崎喜八氏の「高原詩抄」収録の「美ヶ原溶岩台地」はひらがなと漢字で書かれていますがプレートの詩はかたかなと漢字の表記となっています。また、表題も「美ヶ原溶岩台地」から「美ヶ原」となっています。またネット等で検索してみると「秋ガ雲ノ砲煙ヲドンドン上ゲテ」以下が省かれる事が多いようです。
美ヶ原
登リツイテ不意ニヒラケタ眼前ノ風景ニ
シバラクハ世界ノ天井ガ抜ケタカト思ウ。
ヤガテ一歩ヲ踏ミコンデ岩ニマタガリナガラ
コノ高サニオケルコノ広ガリノ把握ニナオモクルシム。
無制限ナ、オオドカナ、荒ッポクテ、新鮮ナ
コノ風景ノ情緒ハタダ身ニシミルヨウニ本源的デ
尋常ノ尺度ニハマルデ桁ガ外レテイル。
秋ガ雲ノ砲煙ヲドンドン上ゲテ
空ハ青ト白トノ眼モ覚メルダンダラ。
物見石ノ準平原カラ和田峠ノホウヘ
一羽ノ鷲ガ流レ矢ノヨウニ落チテ行ッタ。
「雲ノ砲煙ヲドンドン上ゲテ」「空ハ青ト白トノ眼モ覚メルダンダラ。」か。。。うまい表現だなぁ。。。いかにも詩的?な比喩です。
「青空に湧き上がる入道雲」みたいな写真を撮りたかった、などと書いている私とは大違いです。
これが詩人と凡人の違いでしょうか?
ともあれ、柄にもなく文学的感傷?にひたった今回の山行でした。。。
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