仙丈ヶ岳 天空に続く道

2017年07月16日(日) ~ 2017年07月17日(月)

• GPS: 09:12
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,227m
• 下り: 1,174m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:34
• 合計: 9:04

距離 9.7km 登り 1,227m 下り 1,183m

5:00 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
5:04 仙丈ヶ岳二合目登山口
6:43 6:49 薮沢大滝ノ頭
8:08 8:14 小仙丈ヶ岳
9:21 9:41 仙丈ヶ岳
10:47 11:05 小仙丈ヶ岳
11:47 薮沢大滝ノ頭
13:00 13:44 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
13:56 仙丈ヶ岳二合目登山口
14:04 北沢峠

天候

17日　曇り一時雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

バス
山梨交通　甲府駅〜広河原　片道￥1,950＋協力金￥100
南アルプス市営　広河原〜北沢峠￥750（荷物料金￥200含む）

コース状況／危険箇所等

特に危険を感じるところはありませんが、丁寧に歩きましょう。

その他周辺情報

長衛小屋　幕営料￥500　

写真

長衛小屋のテント場に本年初のテントを張ります

本日はこんな感じです
思っていたよりかは空いています

翌朝
橋を渡って登り始めます

1時間半ちょい登って大滝ノ頭に着きました
予想外のことに雨が降ってきました

岩鏡が咲いています

小仙丈ヶ岳に登っても何も見えません

霧の中をただ黙々とそしてトボトボ登ります
残念スギるぜ！

そうこうしているうちに頂上直下。
何てことでしょう、突然霧が晴れてきました！

で、てっぺんに御到着です
賑わっています

岩弁慶が咲いています

日頃の行いの良さのおかげで一気に視界が広がっていきます

登って来た道
小仙丈ヶ岳の奥に甲斐駒ヶ岳が聳えます

これぞ天空に続く道

下って行く道
小仙丈ヶ岳の奥の右に去年宇多田ヒカルのCMでブレイクした栗沢山とアサヨ峰、左に甲斐駒ヶ岳が聳えます

甲斐駒に向かって歩を進めます

さっきは何も見えなかったけど
甲斐駒はやっぱり、カッケー！

右から間ノ岳、北岳、富士山、鳳凰三山です

これが仙丈ヶ岳の勇姿です
いつまでも眺めていたい景色です

テントを撤収するため戻ってきました
昨日は賑わっていた長衛小屋ですが、とても閑散としています

北沢峠までの最後の登りはやっぱりキツイですが無事に下山することができました

感想

ninotsugi

今年の海の日は仙丈ヶ岳です。
遅ればせながら今年初のテント泊です。
久しぶりの重い荷物が応えるぜ！、と言っても幕営場は北沢峠からわずかです。
初日は単なる移動で終了です。
昼過ぎにテントを建ててしまうともうやることがありません。
このあとボーっとしてこの日は暮れていくのでした。

夜半から降り出した雨は朝になってもまだ降り続いていましたが、
前々日の天気予報通り出発する頃には上がっていました。
予定通り5時に出発します。

前々日の天気予報によるとこの日の日中は晴れるはずなのですが、
なかなか晴れてくれません。
大滝ノ頭まで登ったところで雨降ってきました。
雨はすぐに止んだのですが、結局山頂まで霧の中をガッカリしながら登ることになったのです。

けれども、ちょうど山頂に着いたタイミングで霧が晴れて大展望を見ることができました。
見渡す限り、あの山もこの山も自分が登った山ばかり。

計画では別ルートを下山することにしていましたが、この大展望を前にそんなことはできません。
予定を変更して登ってきた道をそのまま下ることにしました。
いつもは下りは今ひとつ盛り上がりに欠けるのですが、
今回ばかりは山下りがメインとなりました。

実は体調が今ひとつ芳しくなかったので山行そのものを止めてしまおうかとも思っていましたが、悔しい思いをすることに決まっているので、
結局予定より1日ずらして登ることにしたのでした。
これが大正解でしたね。

下山中、後ろを歩く若者の一言。
「カッコいいな、山！」

そうそう、山はカッコいいのです。
私も大きく頷くのでした。

仙丈ケ岳、想像以上の素晴らしい山でした。
やっぱり、山歩きは楽しいですね。