二軒小屋から蝙蝠岳


- GPS
- 32:49
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,099m
- 下り
- 2,107m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 5:52
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 12:04
天候 | 気持ちイイ晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蝙蝠尾根は登山道は明瞭です。よく歩かれています。 下山に利用したガンカク尾根は…未熟な私には難しい道でした。道も印もないとおもって尾根を忠実に下る、という感じでしょうか。時間の短縮にはなりませんでした。 |
その他周辺情報 | 接岨峡温泉はつるつるになれる素敵な♨。畑薙方面に行くときにはお勧めです。 |
写真
感想
蝙蝠岳ではホントにたくさんのたくましい方々にお会いしました。
トレランの方なんて、北岳から来る方と北㑨で待ち合わせ?って素敵すぎます。
我々は一泊してもヘロヘロです。
さて、ヘロヘロなのにガンカクを下山します。
めったに行く人もいないと聞いていましたが、我ら2人のほかにもう一人お兄さんが下りてきました。これは。。。先に行ってもらおう。即座に譲ります。
シャクナゲとはいまつの藪と格闘していたらお兄さんはとっとと行っていしまいました。
私が先頭に行くと
「いや、左行き過ぎてます」
「だいぶルート外れました、右へ行きましょう」
とだいぶ迷ってしまいました。横へ移動するとね、藪がすごいの。
倒木いっぱい急坂で重力いっぱい。
「あ!ここです」
「あ!右行きすぎました。左戻りましょう」
・・・ごめんなさい。
ずーっとこんな感じでちっとも早く下山はできませんでした。
お兄さんの足跡らしきものがあると、ほっとしました。
西俣に出てからは花にうつつを抜かし、すぐ帰れるもんだと思っていたのですが、GPSは道を示します。道は山中にあると。
なに?崖ですよ?いや、まて。さっきまでいたところも崖だったではないか。
仕方なしに対岸の崖を登り始める。1時間ほどうろついて川沿いを行こう、と決めた。
山中に足袋の足裏だけ落ちてたので、人があの高さまで入ったのは間違いないけれど…いつやねん!て話です。
川沿いを行くと、ピンクテープがあって「印!」
そして、セメントを見かけ「隊長!人工物です!」
人の力や国の力に感心しながら二軒小屋を目指しました。
渡渉を3〜4回したので靴はぐっちょんぐちょん。
二軒小屋の明かりを見たときは、ほっとしました。
今年の夏の山旅は、ハードなスタートとなりました。
宿題ができたので、クリアしないとね。今度は登山道でソロで行きます。
otttoさんのおかげでスリルある山旅ができました!お酒が弱くてすみません。
懲りずにまたちょっとバリエーションしましょう。
ガンカク尾根、降りれたものの、手ごわかった分、気持ちはちょっと重い。
岩地帯から這い松違地帯にはいり、身が這い松の下に沈んだ後に左にルートをはずし、右に修正する間にとても大変な藪こぎになり、ようやく藪をでたら今度は右に行きすぎ、さらに修正を図るも、下りながら行ったために、とてつもない崖にぶち当たり、よーくGPSの地図(GPSの→ではなく、地図)を見て登り返して、尾根を見つける。このあたりが最初のハイライト。
尾根らしいところを進むも、時としてわからなくなり、GPSでみるとコースをはずしているので、修正を図るとさらにズレる。ゆっくりと修正を図ると、結局もとの位置に戻ったりした。
なんとか西俣まで降りたのはいいけど、渡渉してまた反対側の急斜面を登り、道探し。道は結局見つからず、降りて川沿いの道を進む。
反省点は次のとおり。
1)岩地帯から這い松地帯に入ったところで、這い松が予想外にでかく、体がすっぽり沈んだ。なかなか進まず身をよじっているうちに這い松の下にでるが、ここで山の感じがわからなくなる
2)GPS(OREGON450)は、正しい位置を示すのに30秒ぐらいは時間がかかるようで、その間に移動すると、思っていた位置からズレてしまう
3)ズレたときは、微妙に修正を図るよりも、しっかり元の位置に戻るほうがよい
4)尾根とわかるところもあるが、尾根と気づけないときもあった。こうなるとGPSだけが頼りになるので、とても恐ろしい
5)樹間が狭いとは知っていたけど、牢屋の格子のように行く手を阻むケースが多く、体はすり抜けてもザックの下に付けていたマットが引っかかり進まないこと多数
6)急斜面が多く、降りるのに精一杯になっても進む方向を失わないようにする
7)尾根は時として崖になるので、右か左を巻く。左がだめなら右、といった具合にルートをよく探す必要がある
8)急な斜面では、GPSに記載するルートを慎重に描く
良かった点としては、
1)方位磁石とGPSで進むべき方向を定めることができた
2)ズレることに慎重になった
3)危険箇所では多少遠くても回避する。あるいは岩の反対側もみるようにする
4)地勢をよくみるようにした
5)気持ちが落ち着いていた
といったところでしょうか。
癖になるかも、というのもわからないでもないなー。
コメント
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蝙蝠岳での集合写真ありがとうございます。
いただきました。
無事にバリルートで下山出来たようですね。
良かったです。
RF時にアドレナリンが出ている様子が目に浮かびます。
バリルートは癖になるんじゃないですか。
楽しいお時間ありがとうございました。
コメントありがとうございます。足元が大変お洒落な方ですよね。
破線とは思えないくらい人にお会いできる蝙蝠岳でした。
gacyapinさんの驚異的な脚力にびっくりです。
また、どこかの山でお会い出来るかもですね。
夏山始まったばかり!楽しみ〜
二軒小屋から熊ノ平を目指していた者です
その先まで行きたかったけれど、寝坊が響いて、結局、熊ノ平泊となりました^^;
蝙蝠岳はずっと気になっていて。ガンカク尾根も面白そうですね!
私も個人的にはバリエーションルート、藪漕ぎ大好きです♪読図に少々自信ありませんが…苦笑
ありがとうございました〜また山でお会いしましょう★☆
二軒小屋、気持ちよかったもの…。テントの下、草でふっかふかやし…。
蝙蝠は噂通りの気持ちよい尾根でしたね。たくましい方々に会えたのも嬉しかったです。
コメントありがとうございます。ぜひ、また山でお会いしましょう〜。
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