塩見岳 岩場とお花と悩ましいガス
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,017m
- 下り
- 2,005m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:19
天候 | 21日:晴れ→ガス 22日:晴れ→ガス→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
毎日アルペン号鳥倉林道ゲート行きタクシーセットプラン利用 【復路】 伊那バス/鳥倉線:登山口〜松川IC 京王高速バス:松川IC〜新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【豊口山間のコル〜塩川ルート分岐】 丸太ハシゴや橋が多数 雨の日の下りは滑りそうなので注意が必要です。 【ゴーロ〜塩見小屋】 山と高原地図にも“直登”の記載がありますが、最後の頑張り所です。 【塩見小屋〜西峰】 岩場の連続ですが、わかりやすくマーカーがされているので、誤って危険な方向に進んでしまうリスクはないので安心です。 |
写真
感想
天気が悪かったり、計画山域の残雪が予想以上に多かったりで、山に行けない日が続いて、そろそろ限界。
思い立って、急遽塩見岳行きを決定。
土曜日の午後から下り坂の天気予報だったので、金曜日お休みを頂いて出発することに。
金曜日は一日晴れの予報でしたが、お昼前からガスが湧いてきて、午後は真っ白になってしまいました。
やっぱり夏のこの時期は、景色を望めるのは10時頃までかなぁ、なんて再認識。
眺望ゼロでも、体力と時間はまだまだあるので、取り敢えず山頂を目指しました。
ハイマツ帯を抜けると、岩々でビックリ。
私の中の塩見岳のイメージと全く違っていました。
直前に決定した山ということで、リサーチ不足だったのは否めませんが、今回の反省点です。
結果的には私の技量でも問題ない岩場で、岩場と沢山のお花を楽しみながら山頂に到達できました。
絶景は明朝にお預けです。
翌朝、3時前に小屋から出て空を見上げてガッカリでした。
満天の星空どころか、昨日よりもガスってるんじゃないかという状況。
帰りのバスは9:10と14:25の2本しかないので、今からすぐに下山して9時のバスで帰るか、駄目もとで山頂に登ってみて、14時のバスで帰るか。
午後からの天候悪化も気になっていたので悩みましたが、このまま帰ってしまうのは勿体無いという思いで、山頂を目指すことにしました。
シンドイ思いをしてもう一度登るのだから、日の出時刻には山頂に立っていたいと、3時過ぎに真っ暗な中出発しました。
ヘッドランプの灯りだけでは心許ないですが、昨日一度登っているのでマーカーを1つ1つ確認しながら進めば問題ありませんでした。
下見がてら登っておいて正解でした。
無事、日の出時刻の10分前に西峰山頂に到着。
360度真っ白でしたが、取り敢えず朝ごはんを食べながら様子を見ることにしました。
まずは防寒対策を、と準備をし始めるとドンドンガスが取れてきて大忙しです。
最高の瞬間は逃したくないけど、寒いし。
そうこうしていると、雲間から太陽が!
気が付けば、目の前に富士山の姿も浮かび上がって、山頂でひとり、騒いでましたo(^^*)♪
刻々と変化する感じが少し落ち着いたので、コーヒーを飲みながら、マッタリしようとご機嫌で準備開始。
ところが、お湯が温まる前にガスがプスプス。
( ;´Д`)
こんなところでも、準備不足のツケが…
もう少しこの360度の絶景を楽しんでいたかったですが、やっぱり雨が気になるので早々に下山することにしました。
下山を開始してすぐ、ひとり登って来られ、その後は続々と皆さん登って来られました。
登山口への下山は、雨が気になりながらも、早く到着し過ぎて何時間もバスを待つのも嫌だし、雲の様子を見ながら、調整しながらの下山でした。
結局、バス出発時刻の2時間前に登山口に到着したのですが、到着と同時に雨が降り始めました。
いろいろ反省点も多い山行でしたが、全体的には上出来だったと満足しています。
次回はもう少しだけレベルアップしていることを期待して、お疲れ様でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する