記録ID: 1203039
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ハイキング
飯豊山
飯豊山&大日岳&お花畑
2017年07月20日(木) ~
2017年07月22日(土)
山形県
福島県
新潟県
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 21:04
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 3,269m
- 下り
- 3,206m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:16
距離 10.9km
登り 1,516m
下り 307m
2日目
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 10:17
距離 22.9km
登り 1,583m
下り 1,582m
5:35
61分
宿泊地
15:52
3日目
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:29
距離 8.6km
登り 171m
下り 1,335m
3年前の9月末、初めて飯豊山縦走を行った。
切合小屋で鼻水垂らしながら夕日をみてたら、
小屋のオヤジさんが『この山は、7月半ばから
お盆までに来る山だよ 』って。
その言葉がずっと記憶の片隅に残ってた。
7月に四連休をこしらえた。
行くしかない、お花畑の飯豊山縦走。
しかも、プロトレックの最新型モニターにも当選。
飯豊山のお花畑がどんなものか、ワクワク。
バスタ新宿から会津若松までバスで入り、
野沢からオンデマンドバス。登り開始が9時。
最寄り駅からバスタ新宿の移動の際に、
なんとサコッシュをロスト・・・。
サコッシュの中には、飴玉、サプリメント各種、
メガネ&コンタクトレンズ、飯豊山の紙の地図。
バスタ新宿で青白くなる。
3分考える。
サプリメントは、なくてもOK。
飴玉は会津若松駅前のセブンで購入できる。
エマージェンシーキットの中のコンタクトは一枚のみ。
二泊三日ならばつけっぱなしでも乗り越えられる。
コンタクト問題は解決。
続いて最大の懸案事項の地図、
スマホのヤマレコマップで
飯豊山南側&北側はインストール済み。
プロトレック(時計)の地図もある。
今回、プロトレックスマートウォッチは
実験的な位置付けだったけど、主戦級扱いに格上げ。
スマホの地図は保険扱い。
スマホはWi-Fi&モバイルを切って、
GPSのみ作動してログ&現在値確認のみに利用。
ソーラーパネル&チャージャーもあるので、
スマホ&プロトレックの充電問題は解決済み。
というわけで、
出発前に一山(推定700m)乗り越えてからのスタート。
こんなことが起こるのかと我ながら笑った。
普段はサコッシュにメガネではなく
財布を入れていたから、財布を紛失ならば
スタート不可と思えば、山に行けるだけ幸せ。
そんなわけで、弥平四郎まで運転手さんと
お喋りを楽しむ。ネマガリダケの食べ方、
松茸の味噌漬けの話が心に残った。
小学校跡の水場を二人で点検して、お別れ。
アームカバー、日焼け止めをして、出発。
ザックをバルトロ75に新調。
パッキングが楽になり、
好きなだけ放り込んでたら、
とんでもない重さに・・・、
歩き出してから気がついた。
疣岩前の直登がとんでもなくつらく、
時間がかかる。
14時に三国小屋を通過できなければ
三国小屋泊まりと決めていたので、
小屋番さんの誘い文句に二つ返事で、
『今晩、お世話になります』と、
初日は三国小屋の宿泊が決定。
なんと、ここはテント不可だった。
宿泊手続きをしながら、考えてた。
二日目以降、この重さを背負って俺は飯豊山を
楽しめるのか、と。
トレーニングとはいえ、天候もいいのに、
しんどいだけはもったいなさすぎる。
飯豊山荘まで行けなくはないけど、しんどい。
ない頭を振り絞って考える。
出した答えは、三国小屋に連泊プラン。
二日目の好天は確実だったので、
二日目を空身で大日岳ピストン大作戦。
テントは持ち込んだけど使わないという
間抜けな山登りは初めて(笑)
決めたからには切り替えてサブザックに
パッキング開始。エマージェンシーキット、
雨具(上)、カメラ、水、軽食をサブザックに
詰め込んで、2日目は5時半に出発。
3年前、御西小屋から梅花皮小屋に向かい、
大日岳には行けなかった忘れ物を取りに行くわけ。
御西小屋までの流れは分かっている、
空身とはいえギリギリな距離と時間。
小屋には15時~16時には戻ってきたい。
12時がタイムリミット。
もし12時に大日岳に着かなければ、
その場でUターン。
夏山の午後は好天でも雷があるから
早出早帰りが鉄則だから。
切合小屋の手前でヒメユリ、
おお!!お花畑の予兆。
これがオヤジさんの言っていたことか、
と深く頷きながら進む。
好天で、好きな山歩きで、お花畑。
切合小屋で水を充填。水場がここしかない!!
飯豊本山小屋、御西小屋の水場はまだ使えない。
前日の疲労が残っており、切合小屋までは、
ヒーヒー言いながら登ってた。
小さな雪渓を二つを通過。
3年前は夏道だったところに、7月半ば、
今年は雪が多く雪渓がしっかり残っていた。
空身だから楽しくてしょうがない。
もしザックを背負っていたら滑るし、
進まないし、と思うとゾッとしてた。
この頃には気分爽快、体調絶好調に回復。
本山手前の岩崚も懐かしみながら進む。
赤パンを履いてたら、すれ違ったおば様から
『遠くからその赤パンツ目立ってたわよ』と。
本山小屋の手前に高山植物に標識あり、
こういう細かな心遣いが大変嬉しかった。
憧れのイイデリンドウとのご対面。
本山小屋でポカリを注入。
夏山はポカリです。大塚製薬ラブです。
本山小屋から飯豊山頂まではトンボ天国。
これだけのトンボを支える生態系、
餌の豊富さを元昆虫少年はうなり続けてた。
飯豊山から御西まで一旦下る。
帰りにはここが辛いのだろう、と。
御西小屋までは、ザお花畑。
青空、お花畑、北俣岳。
ありがとうございます、飯豊連峰様。
御西小屋手前で白い帽子のお兄さんに
ぶち抜かれる、御西小屋通過が10時半過ぎ。
前日の三国小屋で、御西小屋から大日岳の下り坂の
手前に二段の雪渓がある、
きついなら高巻きがいい、と情報を得ていた。
御西から先は未踏、先のルートが見えないので、
高巻き。そしたら見事に滑って、あら危ないですね。
危うく雪渓の際に放り込まれるところだった。
ガンガン下り坂を進む。文平ノ池を通過。
3分考える。この時点で、たしか10時40分。
いけるのか、大日岳、いけるのか俺。
タイムアタック、スイッチオン。
3年前の忘れ物は取りに行くぞ、と心に誓う。
頂上の取り付きに到着。ここからは好物の急登。
御西小屋の小屋番さんが下草を刈っていた。
登山道の整備、本当に有り難いことです。
ここで踏ん張る。一歩一歩。
頂上直角の雪渓が眼前に。イケる。届く。
11時17分に大日岳到着。
登り途中はガスが上がってたけど、
頂上に着いたら、晴れ晴れ。
なんと気持ちのよい、なんと達成感のある。
3年越しの山頂、やってきました大日岳山頂。
青いシャツのお兄さんがやってきて、
写真を撮ったり撮られたり。
頂上で柚子麹塩羊羹やブラックサンダー注入。
水をゴクゴク。
とはいえ、水が危ない。残りポカリ120ml
水350ml 雪渓補給作戦。
雪渓が汚い、危ないとか言ってるよりも
目下の熱中症や大量発汗による脱水の方が危険、
綺麗な部分を掘って、ボトルについて詰める。
ポカリのペットボトルにも詰める。
御西小屋のベンチでかき氷ポカリで蘇生。
水分って、ポカリって素晴らしいですよね。
大塚製薬万歳。
白い帽子のお兄さんと青いシャツのお兄さんと
自分でここから先、同じようなペースで
抜きつ抜かれつつ、非常に助かった。
もし一人だったら、ここまでペースを
上げられなかった。ホントに助かりました。
御西小屋から飯豊山までのお花畑を逆走。
青空、お花畑、俺達三人組。
最高過ぎるだろう、飯豊連峰。
再度、飯豊山頂に戻る、時。
本山小屋で二度目のペットボトルタイム、
今回はコーラ。この5年で最高のコーラ、
身体の細胞に染み渡る。
二回目の雪渓、下り坂を楽しむ。
来年も来たいと思うのです。
雪渓の出口で、再度、給水。
冷え冷え、気持ちいい。
切合小屋が見える。
水のことしか考えられない。
グビグビ飲んだ。
切合小屋から三国小屋までの
アップダウンも堪える。
けど、ゴールが目前と言い聞かせながら進む。
三国小屋が見えた瞬間、安らぐ。
二日目の野外で楽しく宴会。
それぞれのおつまりを持ち寄り、
小屋番さんの軽妙な山トーク、
居合わせた方々との一期一会の宴。
これぞ山の醍醐味です。
ビール一本とウイスキーの水割りを飲んでたら、
もはや酩酊。久しぶりに地面がグルグル。
脱水気味&疲労マックスだったので、
もはやこれまで。
小屋に戻り、そのまま爆睡。
山が、自然が、ひとりのインドア女性を
ガチンコ山女&雪女子に変えるいきさつを
微睡みますながらきき、微笑む。
自然って凄いですね。山って素敵ですね。
3日目、天候が気になっていたけど、
十二分な晴れ模様。午前中はまだ雨はなさそう。
ガッツポーズ。帰りは川入に下ります、
週末限定バスで山都駅のルート。
5時半出発、剣が峰の岩場で振り向くと
三国小屋。小屋番に手を振り、
小屋番さんからも手をふって頂く。
腿前の疲労があり、
ブレーキがうまく効かないので、
ゆっくりと確実に下る。
水場(峰秀水)の水の美味しいこと。
切合小屋の水よりも美味い、
飯豊連峰からの贈り物。
途中で何人かとすれ違う。
トレランランナーとすれ違い、
午前中は天気な持ちそうなので、
ガンガン行きます!!、と力強く言ってた。
本山から御西小屋までのお花畑情報を
告げるとウヒョヒョーと叫びながら登っていった。
その気持ち、わかる。
長坂を下りぬけて、無事に下山。
川入の集落には数年前の洪水の爪痕が残っていた。
9時過ぎにはバス停に到着。
バスの出発が10時半。
小一時間あるため、
お楽しみの川で沐浴タイム。
火照った筋肉を川で冷却。
身体を洗い、水通し。
三国小屋の小屋番さんに
使わなかったネギを押し付けてしまった、
次回は、鴨肉とネギを背負って三国小屋に行こう。
ここからは、
プロトレックスマートのお話。
出発時のトラブルにより保険扱いで使用が
主戦級での使用としてのレビュー。
最も問題なのは、電池の容量。
二日目、朝5時半から行動開始、
GPSでの現在地確認、高度確認、
コンパスとして利用。
Bluetooth機能やWi-Fi機能は停止、
画面を暗くして、時間表示をシンプルなものに
セットしても、帰りの切合小屋で電池が
残り7%になり、ここでザック内に放り込み、
モバイルチャージャーに接続して、
お役御免。
残り現在地確認はスマホの
山レコマップに切り替える。
今のところ、行動時間が長い時には、
電池の容量が足りなくなる。
12時間位は持たないと怖くて使えない。
半日程度のハイキングならば申し分ないけど、
長時間の行動には向かないという評価。
利用者にWi-Fi機能、Bluetooth機能停止させて、
画面表示を暗くさせて、電池を持たせる様な
操作をさせずに12時間は持つ時計にしてほしい。
カシオさんに申し上げたいのは、
太陽光充電ができて、GPS機能と高度計、
温度計のみのシンプルな山用スマートウォッチを希望。
Bluetooth機能、Wi-Fi機能、メール通知、
LINEの通知なんて山登時に求めていない。
全てを盛り込まず、機能を絞り込んで
欲しいというところ。
最も評価したいのは、GPS精度が、
正確無比で時計の画面で表示できる。
視認性もよく、分かりやすい。
ヤマップとの相性もよく、ルート確認もできる。
これは非常に心強いし画期的な商品。
この点は最大級に評価したい。
スマホのロック画面を外して
山アプリやグーグルマップをタップする手間が
一切不要、右上のボタンにヤマップを登録、
そのボタンを押すだけで瞬時に現在地が
把握できる。次の小屋まで時間や等高線が
表示されるため、地図での不安がなくなる。
そして、時間表示のサブモードで高度計を
セットしたので、スワイプするだけで高度がわかる。
これも助かった。
とはいえ、従来のプロトレックでも高度計は
ボタンで表示できたので、驚きはそこそこ。
#アウトドアアンバサダー
#プロトレックスマートウォッチ
写真はあとで、アップ予定。
切合小屋で鼻水垂らしながら夕日をみてたら、
小屋のオヤジさんが『この山は、7月半ばから
お盆までに来る山だよ 』って。
その言葉がずっと記憶の片隅に残ってた。
7月に四連休をこしらえた。
行くしかない、お花畑の飯豊山縦走。
しかも、プロトレックの最新型モニターにも当選。
飯豊山のお花畑がどんなものか、ワクワク。
バスタ新宿から会津若松までバスで入り、
野沢からオンデマンドバス。登り開始が9時。
最寄り駅からバスタ新宿の移動の際に、
なんとサコッシュをロスト・・・。
サコッシュの中には、飴玉、サプリメント各種、
メガネ&コンタクトレンズ、飯豊山の紙の地図。
バスタ新宿で青白くなる。
3分考える。
サプリメントは、なくてもOK。
飴玉は会津若松駅前のセブンで購入できる。
エマージェンシーキットの中のコンタクトは一枚のみ。
二泊三日ならばつけっぱなしでも乗り越えられる。
コンタクト問題は解決。
続いて最大の懸案事項の地図、
スマホのヤマレコマップで
飯豊山南側&北側はインストール済み。
プロトレック(時計)の地図もある。
今回、プロトレックスマートウォッチは
実験的な位置付けだったけど、主戦級扱いに格上げ。
スマホの地図は保険扱い。
スマホはWi-Fi&モバイルを切って、
GPSのみ作動してログ&現在値確認のみに利用。
ソーラーパネル&チャージャーもあるので、
スマホ&プロトレックの充電問題は解決済み。
というわけで、
出発前に一山(推定700m)乗り越えてからのスタート。
こんなことが起こるのかと我ながら笑った。
普段はサコッシュにメガネではなく
財布を入れていたから、財布を紛失ならば
スタート不可と思えば、山に行けるだけ幸せ。
そんなわけで、弥平四郎まで運転手さんと
お喋りを楽しむ。ネマガリダケの食べ方、
松茸の味噌漬けの話が心に残った。
小学校跡の水場を二人で点検して、お別れ。
アームカバー、日焼け止めをして、出発。
ザックをバルトロ75に新調。
パッキングが楽になり、
好きなだけ放り込んでたら、
とんでもない重さに・・・、
歩き出してから気がついた。
疣岩前の直登がとんでもなくつらく、
時間がかかる。
14時に三国小屋を通過できなければ
三国小屋泊まりと決めていたので、
小屋番さんの誘い文句に二つ返事で、
『今晩、お世話になります』と、
初日は三国小屋の宿泊が決定。
なんと、ここはテント不可だった。
宿泊手続きをしながら、考えてた。
二日目以降、この重さを背負って俺は飯豊山を
楽しめるのか、と。
トレーニングとはいえ、天候もいいのに、
しんどいだけはもったいなさすぎる。
飯豊山荘まで行けなくはないけど、しんどい。
ない頭を振り絞って考える。
出した答えは、三国小屋に連泊プラン。
二日目の好天は確実だったので、
二日目を空身で大日岳ピストン大作戦。
テントは持ち込んだけど使わないという
間抜けな山登りは初めて(笑)
決めたからには切り替えてサブザックに
パッキング開始。エマージェンシーキット、
雨具(上)、カメラ、水、軽食をサブザックに
詰め込んで、2日目は5時半に出発。
3年前、御西小屋から梅花皮小屋に向かい、
大日岳には行けなかった忘れ物を取りに行くわけ。
御西小屋までの流れは分かっている、
空身とはいえギリギリな距離と時間。
小屋には15時~16時には戻ってきたい。
12時がタイムリミット。
もし12時に大日岳に着かなければ、
その場でUターン。
夏山の午後は好天でも雷があるから
早出早帰りが鉄則だから。
切合小屋の手前でヒメユリ、
おお!!お花畑の予兆。
これがオヤジさんの言っていたことか、
と深く頷きながら進む。
好天で、好きな山歩きで、お花畑。
切合小屋で水を充填。水場がここしかない!!
飯豊本山小屋、御西小屋の水場はまだ使えない。
前日の疲労が残っており、切合小屋までは、
ヒーヒー言いながら登ってた。
小さな雪渓を二つを通過。
3年前は夏道だったところに、7月半ば、
今年は雪が多く雪渓がしっかり残っていた。
空身だから楽しくてしょうがない。
もしザックを背負っていたら滑るし、
進まないし、と思うとゾッとしてた。
この頃には気分爽快、体調絶好調に回復。
本山手前の岩崚も懐かしみながら進む。
赤パンを履いてたら、すれ違ったおば様から
『遠くからその赤パンツ目立ってたわよ』と。
本山小屋の手前に高山植物に標識あり、
こういう細かな心遣いが大変嬉しかった。
憧れのイイデリンドウとのご対面。
本山小屋でポカリを注入。
夏山はポカリです。大塚製薬ラブです。
本山小屋から飯豊山頂まではトンボ天国。
これだけのトンボを支える生態系、
餌の豊富さを元昆虫少年はうなり続けてた。
飯豊山から御西まで一旦下る。
帰りにはここが辛いのだろう、と。
御西小屋までは、ザお花畑。
青空、お花畑、北俣岳。
ありがとうございます、飯豊連峰様。
御西小屋手前で白い帽子のお兄さんに
ぶち抜かれる、御西小屋通過が10時半過ぎ。
前日の三国小屋で、御西小屋から大日岳の下り坂の
手前に二段の雪渓がある、
きついなら高巻きがいい、と情報を得ていた。
御西から先は未踏、先のルートが見えないので、
高巻き。そしたら見事に滑って、あら危ないですね。
危うく雪渓の際に放り込まれるところだった。
ガンガン下り坂を進む。文平ノ池を通過。
3分考える。この時点で、たしか10時40分。
いけるのか、大日岳、いけるのか俺。
タイムアタック、スイッチオン。
3年前の忘れ物は取りに行くぞ、と心に誓う。
頂上の取り付きに到着。ここからは好物の急登。
御西小屋の小屋番さんが下草を刈っていた。
登山道の整備、本当に有り難いことです。
ここで踏ん張る。一歩一歩。
頂上直角の雪渓が眼前に。イケる。届く。
11時17分に大日岳到着。
登り途中はガスが上がってたけど、
頂上に着いたら、晴れ晴れ。
なんと気持ちのよい、なんと達成感のある。
3年越しの山頂、やってきました大日岳山頂。
青いシャツのお兄さんがやってきて、
写真を撮ったり撮られたり。
頂上で柚子麹塩羊羹やブラックサンダー注入。
水をゴクゴク。
とはいえ、水が危ない。残りポカリ120ml
水350ml 雪渓補給作戦。
雪渓が汚い、危ないとか言ってるよりも
目下の熱中症や大量発汗による脱水の方が危険、
綺麗な部分を掘って、ボトルについて詰める。
ポカリのペットボトルにも詰める。
御西小屋のベンチでかき氷ポカリで蘇生。
水分って、ポカリって素晴らしいですよね。
大塚製薬万歳。
白い帽子のお兄さんと青いシャツのお兄さんと
自分でここから先、同じようなペースで
抜きつ抜かれつつ、非常に助かった。
もし一人だったら、ここまでペースを
上げられなかった。ホントに助かりました。
御西小屋から飯豊山までのお花畑を逆走。
青空、お花畑、俺達三人組。
最高過ぎるだろう、飯豊連峰。
再度、飯豊山頂に戻る、時。
本山小屋で二度目のペットボトルタイム、
今回はコーラ。この5年で最高のコーラ、
身体の細胞に染み渡る。
二回目の雪渓、下り坂を楽しむ。
来年も来たいと思うのです。
雪渓の出口で、再度、給水。
冷え冷え、気持ちいい。
切合小屋が見える。
水のことしか考えられない。
グビグビ飲んだ。
切合小屋から三国小屋までの
アップダウンも堪える。
けど、ゴールが目前と言い聞かせながら進む。
三国小屋が見えた瞬間、安らぐ。
二日目の野外で楽しく宴会。
それぞれのおつまりを持ち寄り、
小屋番さんの軽妙な山トーク、
居合わせた方々との一期一会の宴。
これぞ山の醍醐味です。
ビール一本とウイスキーの水割りを飲んでたら、
もはや酩酊。久しぶりに地面がグルグル。
脱水気味&疲労マックスだったので、
もはやこれまで。
小屋に戻り、そのまま爆睡。
山が、自然が、ひとりのインドア女性を
ガチンコ山女&雪女子に変えるいきさつを
微睡みますながらきき、微笑む。
自然って凄いですね。山って素敵ですね。
3日目、天候が気になっていたけど、
十二分な晴れ模様。午前中はまだ雨はなさそう。
ガッツポーズ。帰りは川入に下ります、
週末限定バスで山都駅のルート。
5時半出発、剣が峰の岩場で振り向くと
三国小屋。小屋番に手を振り、
小屋番さんからも手をふって頂く。
腿前の疲労があり、
ブレーキがうまく効かないので、
ゆっくりと確実に下る。
水場(峰秀水)の水の美味しいこと。
切合小屋の水よりも美味い、
飯豊連峰からの贈り物。
途中で何人かとすれ違う。
トレランランナーとすれ違い、
午前中は天気な持ちそうなので、
ガンガン行きます!!、と力強く言ってた。
本山から御西小屋までのお花畑情報を
告げるとウヒョヒョーと叫びながら登っていった。
その気持ち、わかる。
長坂を下りぬけて、無事に下山。
川入の集落には数年前の洪水の爪痕が残っていた。
9時過ぎにはバス停に到着。
バスの出発が10時半。
小一時間あるため、
お楽しみの川で沐浴タイム。
火照った筋肉を川で冷却。
身体を洗い、水通し。
三国小屋の小屋番さんに
使わなかったネギを押し付けてしまった、
次回は、鴨肉とネギを背負って三国小屋に行こう。
ここからは、
プロトレックスマートのお話。
出発時のトラブルにより保険扱いで使用が
主戦級での使用としてのレビュー。
最も問題なのは、電池の容量。
二日目、朝5時半から行動開始、
GPSでの現在地確認、高度確認、
コンパスとして利用。
Bluetooth機能やWi-Fi機能は停止、
画面を暗くして、時間表示をシンプルなものに
セットしても、帰りの切合小屋で電池が
残り7%になり、ここでザック内に放り込み、
モバイルチャージャーに接続して、
お役御免。
残り現在地確認はスマホの
山レコマップに切り替える。
今のところ、行動時間が長い時には、
電池の容量が足りなくなる。
12時間位は持たないと怖くて使えない。
半日程度のハイキングならば申し分ないけど、
長時間の行動には向かないという評価。
利用者にWi-Fi機能、Bluetooth機能停止させて、
画面表示を暗くさせて、電池を持たせる様な
操作をさせずに12時間は持つ時計にしてほしい。
カシオさんに申し上げたいのは、
太陽光充電ができて、GPS機能と高度計、
温度計のみのシンプルな山用スマートウォッチを希望。
Bluetooth機能、Wi-Fi機能、メール通知、
LINEの通知なんて山登時に求めていない。
全てを盛り込まず、機能を絞り込んで
欲しいというところ。
最も評価したいのは、GPS精度が、
正確無比で時計の画面で表示できる。
視認性もよく、分かりやすい。
ヤマップとの相性もよく、ルート確認もできる。
これは非常に心強いし画期的な商品。
この点は最大級に評価したい。
スマホのロック画面を外して
山アプリやグーグルマップをタップする手間が
一切不要、右上のボタンにヤマップを登録、
そのボタンを押すだけで瞬時に現在地が
把握できる。次の小屋まで時間や等高線が
表示されるため、地図での不安がなくなる。
そして、時間表示のサブモードで高度計を
セットしたので、スワイプするだけで高度がわかる。
これも助かった。
とはいえ、従来のプロトレックでも高度計は
ボタンで表示できたので、驚きはそこそこ。
#アウトドアアンバサダー
#プロトレックスマートウォッチ
写真はあとで、アップ予定。
天候 | 快晴×3日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓あり、御西から大日岳への下りのみ、ちょっぴり注意。 |
写真
装備
備考 | 荷物を減らすこと |
---|
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