お花畑と大崩壊の大山(伯耆富士);弥山&天狗ヶ峰ダブル登頂


- GPS
- 09:51
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,535m
- 下り
- 1,994m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:46
天候 | 曇りで山頂は霧、のち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
三ノ宮バスターミナル23:40(チケットセンターは21:00で閉まるためそれまでに購入必要。ネットは予約しかできない) ⇒溝口IC4:27(実際には3時ころ到着し4:15に運転手に起こされで下車) http://www.nihonkotsu.co.jp/bus/highway/course/yonago-kobe_osaka.html 復路;大山るーぷバス利用 大山寺バスターミナル14:30⇒米子駅15:10 http://web.sanin.jp/p/daisenking/1/18/2/ 米子駅16:14⇒JR山陰線快速とっとりライナー⇒倉吉17:01 送迎車にて三朝温泉へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
★正面登山道; 升水スキー場から登りますが、草が茂っていて道を覆っています。 ★一ノ沢ルート(バリエーション); 標高1120mまでは細い林道です、登山道入口は左にはっきりした踏み跡があります。ここまで他には踏み跡はありませんでした。踏み跡は全体に草に覆われて見えにくいですが、山頂出前の緩斜面以外は草の下にはっきりしていました。道標は一切ありません。 ★弥山山頂(山頂の手前で通行止めになっています)〜元谷堰堤右岸分岐;快適な一般道です。 ★ユートピアコース(登山口〜ユートピア避難小屋) 一般道で、子供連れも登っていましたが、弥山へ登山道のような快適な道ではありません。普通の山道並みでところどころロープ場があります。 ★三鈷峰ピストン 崖の上のガレ場があり、滑落注意です ★ユートピア避難小屋〜天狗ヶ峰の手前 大休峠への分岐を過ぎて少し登ると立入禁止の立札がありますが、その先まで道がしっかり続いており、行けるところまで登りましたが、片側(部分的には両側)が崩壊して崖になっているので、転滑落注意です。引き返しの下りのことを考えて登る必要があります。ザイルを使って縦走してきた方々がいました。 ★大休峠への分岐から大休峠 一般道ですが悪路です。アップダウンがきつく、道は細く、ぬかるみや崖、ロープ場等があります。 |
写真
装備
個人装備 |
【身に着けている物】
半袖T
ズボン
日よけ帽
サングラス
クールマックス靴下
ゴアテックスローカットシューズ
【装備】
ファーストエイドキット
ヘッドランプ
GPS
コンパス付時計プロトレック
地図
スマホ
カメラ
財布
スマホ用バッテリー
日焼け止め
バンダナ
20Lザック
ゴアテックスレインスーツ
傘
メガネ
予備電池(GPS&カメラ用)
長袖シャツ
ノートPC
|
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備考 | 食料;パン3ケ、飲料;コーラ500、麦茶1000cc |
感想
出張前日の日曜日、天気も良さそうだったので、ついでに大山に登りました。
弥山には以前登っていますが、今回は剣が峰にも行きたい、でも崩壊で弥山からの縦走はできない、車で行かないので南側からのアクセスが悪くいいコース取りも難しい、北側のユートピアから天狗ヶ峰へも崩壊が進んで通行禁止になっている、等々の事情で、夜行バスで行って西側の溝口ICバス停から歩き始め、バリルートを使って弥山に登り、一度北側へ下り、ユートピア側から天狗ヶ峰の近くまで行けるだけ行き、振子山、甲ヶ山等も周回するルートで計画しました。
帰りが15時大山寺発のバスに乗るのが制約でしたので状況次第では途中エスケープも考えていましたが、天狗ヶ峰下へのピストンと振子山付近の悪路、暑くて渇水でペース上げられず等で時間がかかり、甲ヶ山は割愛することになりました。
歩くペースが 0.3〜0.4(とても速い)、となっていますが、ぜんぜんそんなことはなく、この表示自分の感覚とはかなりずれがあります。早かったのは弥山から元谷までだけで、ユートピアへの登りは3人組になかなか追いつけず、後ろから来る年配のご夫婦ともつかず離れずでした。今回は平均するとせいぜい0.6~0.7位の感じです。
登りで使おうとした升水からの正面登山道が藪がひどくて断念、代わりの使った一の沢のバリルートも濡れた草藪で苦戦を強いられ、予想以上にハードな登山となりました。
それでも、道路歩きから始まって、藪バリルート、一の沢ルート上部の広大なお花畑の独占、快適な夏山登山道、有名な夏のユートピアのお花畑、三鈷峰や天狗ヶ峰下の崩壊した稜線歩き、大休峠への悪路の縦走、深い森の中の中国自然歩道歩き、と大変変化に富んで濃密な登山ができました。
正面登山口でお会いしたのは小生です。
山行スタイルは人それぞれですが
零沢から三ノ沢・キリンあたりの南壁直下を歩くと
崩壊の山「大山」がよくわかります。
hennahoneさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
また、現地ではルートについてのアドバイス、助かりました。
一の沢ルート、濡れた草には辟易しましたが、
すばらしいお花畑を独占的に堪能でき、いいルートでした
南壁ですか。今回の計画時に、ヤマレコの記録で少し拝見しました。
今回は時間的な制約(帰りのバス)や、危険が伴うルートを自粛したりした
関係で南側からの剣ヶ峰へのアプローチをあきらめましたが、
次に行くときはぜひ行ってみたいと思います
shigetoshiさん こんにちは
恐ろしく速いペースです
年々進む崩壊で、いずれは登山出来なくなるかも知れませんね
三瓶山に夜行バス利用で行った事があり、今までの最長距離移動(高速バス部門)でした。
その際、大山に行くか迷ったのですが
ずっと三瓶山が気になっていたので
新宿から出雲大社まで12時間かかりましたが、意外と疲労は無かったです。
それも4列シートなのに!ニューリラックスシートだったからかも?
willerのこのシートとは相性が良いのです
かえって帰りの3列シートが悲惨でした。
地元の大会社一〇グループのバスでしたが、二度と乗らないと誓いましたよ
niiniさん、こんばんは。
そうなんです。以前大山に行った時の記憶では、
弥山山頂から剣ヶ峰山頂までのごく一部が立入禁止だった
ように思うのですが、今回行ってみたら、
剣ヶ峰はおろか、弥山山頂さえいけなくなっていました。
東側からの剣が峰も、その前の天狗ヶ峰までユートピア小屋の少し上から
通行止めですから、稜線上はほぼ全滅です。
それでも関係なく歩く人はあるくのですが
この日も、 ザイル&ピッケル?!で縦走してきた、わりと年配のグループ
がいましたし、剣ヶ峰までザイルとかもなしでピストンしている人もいました。
私も結構心が動きましたが(普段ルートのないバリをやっているので)
特に難しとかが理由ではなく、「立入禁止」となっているところに
無視して入って、何かあったらなに言われるかわからない、という
のが途中で引き返した最大の理由ですかね。
積雪期の方がかえって雪で固められて、アイゼンで歩きやすいかもしれません
今回のバスは、大阪から米子方面への普通の高速バスの夜行便でしたので
夜行専用ではなく、3列シートでしたがカーテン等はなく、オープンな空間でした。
それでも足元の広さは十分だったので、よく眠れましたよ。
ただ、三宮から溝口インターまでは時間が短いので、たくさん寝るには
たりませんでした。また、直前予約でチケットを事前に買えなかったので
当日現地で買うため出発の3時間も前に三ノ宮に行かねばならず、
家でゆっくり休んでから出かけることができなかったので、寝不足ではありました。
でも直前予約もできてわりとすいている?し、値段も手ごろなのできっとまた使います
shigetoshiさん、こんにちは。
大山は中学の時に修学旅行で登りました。(当時は大阪の中学だったので)
しかしほとんど記憶はなく。。。
いつか、必ず再訪したいと思っているのですが、崩壊が凄まじいですね。
山頂は踏めないと。。。
さすが伯耆富士、山頂部にガスがかかっていると尚更 富士山のように
見えるような。コメントに種類は限定とありますが、花数がすごい
ですね。特にオオバギボウシがこんなに咲いている場所は見た
ことがありません
自分の場合、オオバギボウシは山菜としての利用が一番嬉しいパターン
なのですが
youtaroさん、こんばんは
大阪出身だったんですね
そして中学修学旅行で大山登山とは、これもまた
大山、どんどん登れるエリアが狭くなっていってしまうので、
なるべく早くいかないと
昔、叔父が米子に住んでいて、小学4年の夏に行ったことがあります。
大山というとその時見たほんとにきれいな富士山型のイメージが強く、
荒々しい崩壊の姿よりも好きですね。
その後大学3年の3月にも行きましたが、その時は雪の氷ノ山は登頂しましたが
雪の大山は無理、と判断して登りませんでした。
一の沢ルートのお花畑は早朝でガスっていたのであまりいい写真がありませんが、
ユートピア同様にすばらしく、完全貸し切りで、しかも踏み後がそのお花畑の
真ん中を通ていて、両側からオオバギボウシやシモツケソウが覆いかぶさっていて
これらの葉がびしょぬれなので、心を鬼にして露払いで花もろともに
払いのけたり、急斜面なので鷲掴みにして体を引き上げたりして歩いていました。
なので花を手折ったのは数知れずで、なんとも贅沢でしたが、ちょっと心が痛みます
ちなみに、オオバギボウシは食べたことありません
shigetoshiさん
大阪に住んでいたのは中学2年の9月から3年の7月までの10ヶ月
間だけでした
オオバギボウシは日本海側や東北だとウルイと呼ばれ、スーパー
で売っていたりします(買ったことはないですが)。
新芽を食べるのですが、とても美味しいですよ
youtaroさん、こんばんは。
そうでしたか。わずか10か月…
修学旅行のタイミングに転校とはいいタイミングでしたね
もしかして、違う中学でもう一回修学旅行があったとか
ウルイのことでしたか。どこかの旅館の夕食で食べたことがあります。
私も買ったことはありませんが。
ところで、今週末に行こうとしていた五龍日帰りと、そのあとの栂海新道ですが
天気予報が良くないので、やめました
久々の高山で、とても楽しみにしていたので、天気が恨めしいです
西の方が天気良さそうなので、現在行き先を検討中です。
でもどこも暑そう
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