白駒池周遊登山 北八ヶ岳の苔の森を堪能

2017年07月27日(木) [日帰り]

• GPS: 09:59
• 距離: 12.3km
• 登り: 706m
• 下り: 688m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:19
• 休憩: 2:35
• 合計: 9:54

距離 12.3km 登り 706m 下り 706m

6:44 白駒の池 駐車場
6:58 6:59 白駒分岐
7:41 7:43 高見石小屋
8:04 高見石
8:37 8:43 白駒荘
9:44 9:48 白駒にゅう分岐
10:19 10:25 ニュウ
10:29 10:38 にゅう
11:51 11:52 中山分岐
12:03 12:04 見晴らし台
12:08 中山峠
12:14 13:31 黒百合ヒュッテ
13:39 中山峠
13:42 13:43 見晴らし台
13:53 中山分岐
14:05 14:07 中山
14:11 中山展望台
15:15 15:58 高見石小屋
16:29 16:30 白駒分岐
16:37 16:38 白駒の池 駐車場
16:38 ゴール地点

天候

雨/曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道諏訪ICより茅野市メルヘン街道を直進。白駒池駐車場にて駐車。
白駒池駐車場利用料 500円(普通車)
（早朝など係員が居ない時は備え付けの用紙にナンバープレートを記入し500円を包んで受付のポストへ投函）

コース状況／危険箇所等

登山道は良く整備され、ほぼ危険個所はないが、雨の日の木道が滑りやすいので、注意が必要。
他、にゅう、中山などに登頂する場合、ガレ場、岩場に注意が必要。

その他周辺情報

昼食は黒百合ヒュッテ内でランチ。
下山後の温泉
「石遊の湯」入泉料 520円

写真

7/27 5:12

諏訪湖SA。前日までの予報は晴れだったのに、まさかの雨模様…

7/27 6:30

白駒池駐車場到着。いよいよ苔ワールド散策のスタートです。

7/27 6:49

白駒池入口。

7/27 6:51

神秘的な森の中へ。
雨に濡れた木道はスリップに注意です。

7/27 6:51

白駒池分岐。

7/27 6:54

7/27 6:54

見渡す限り、一面の苔の森！

7/27 7:03

素晴らしい！

7/27 7:05

ハートの葉っぱ。

7/27 7:15

更に奥へと進みます。

7/27 7:34

癒される空間…

7/27 7:36

今回も中々前に進めません(笑)。

7/27 7:41

丸山、白駒池、高見石分岐

7/27 7:43

高見石小屋方面に向かいます。

7/27 7:46

高見石小屋に到着。

7/27 7:46

先ず、この小屋の名物、「苔パン」こと揚げパンを朝食で戴こうと尋ねてみると、なんと販売は9時から。
諦めて帰りに再び立ち寄ることにしました。

7/27 7:58

小屋内のレトロなランプたち。いい感じでした。

7/27 7:49

小屋の裏手には丸山。

7/27 8:06

では白駒池周遊ハイク、スタートしましょう。
先ずは白駒池へ。

7/27 8:16

ゴツゴツした岩場の登山道を下っていきます。
昨年登った編笠山の登山道に似ています。

7/27 8:33

続いて木道を歩きます。滑るので注意。
因みに何度か滑りました(笑)。

7/27 8:37

八ヶ岳ですねぇ。苔が本当に素晴らしい。

7/27 8:37

7/27 8:39

木道を降りていくと…

7/27 8:42

白駒荘に到着。
なんだか昔の小学校みたいです。

7/27 8:42

白駒池の桟橋。

7/27 8:43

標高2,100mにある静かな湖畔。
晴れていたら湖畔に映る山々がもっと綺麗なんだろうな…と思うのですが、曇っていても素晴らしい景観でした。

7/27 8:47

シャクナゲ

7/27 8:48

苔の森に咲くクリンソウ。

7/27 8:51

苔ワールド…癒されます。

7/27 8:52

白駒池の水源とされる場所…らしいです。

7/27 8:58

池も静かで美しい。

7/27 8:59

白駒池を離れ、"にゅう" を目指します。

7/27 9:01

癒される原生林と苔の景観を眺めながらまったりと歩きます。

7/27 9:02

この辺りが "もののけの森" といわれる処。

7/27 9:15

白駒湿原に出ました。ちょっと晴れ間が出てきました。

7/27 9:16

7/27 9:25

再び森の中へ。

7/27 9:30

ここから本格的な登攀になります。

7/27 9:37

原生林と苔の中を歩いていきます。

7/27 9:41

にゅうの森

7/27 10:17

「にゅう下分岐」
ここから一気に勾配がきつくなっていきます。
指標の "にゅう" の「ゅ」の文字が消えて「にう」になってます。…が、後から調べたら「にう」とも言うらしいです。

7/27 10:25

岩が多くなってきました。ちょっと歩き難いです。

7/27 10:26

7/27 10:28

7/27 10:30

視界が開けてきました。いよいよ "にゅう" です。

7/27 10:32

"にゅう" の稜線に出ました。ガスが登ってきましたね。

7/27 10:32

"にゅう" の山頂へ。

7/27 10:36

山頂に到着。

7/27 10:35

三角点タッチ

7/27 10:33

先ほどまでいた白駒池が見えました。

7/27 10:36

三角点と直下の景観。

7/27 10:44

降りてきて "にゅう" 山頂を仰ぎ見ます。それにしても不思議な山でした。

7/27 11:01

"にゅう" を後にし、黒百合ヒュッテへ向かいます。

7/27 11:10

苔丸くん(笑)。

7/27 11:28

ここへきて山のお花もチラホラ…

7/27 11:30

7/27 11:36

雨の雫を一杯乗せてます。

7/27 11:54

中山・にゅう分岐

7/27 12:02

中山峠へ脚を進めます。

7/27 12:04

霧が濃くなってきました。

7/27 12:12

中山峠に到着。

7/27 12:17

黒百合ヒュッテ前のテン場に到着。

7/27 12:18

黒百合ヒュッテ。ここでランチにします。

7/27 12:49

ヒュッテ内の看板「Cafe Chocolete Lily」
この看板が見たかった！

7/27 13:01

ランチ後のヒュッテ名物「カップケーキ」。 ひとくち戴きましたが美味しかったです。
午後のひとときをお茶とケーキでまったりと過ごしました。

7/27 14:05

ヒュッテを後にし、次は中山へ向かいます。

7/27 14:07

ゴツゴツした岩場を越え…

7/27 14:10

中山に登頂。
周りは…なにもありません(笑)。

7/27 14:15

中山展望台。

7/27 14:15

突然大粒の雨が…。
休憩せずに急いで樹林帯へと向かいます。

7/27 14:20

樹林帯へ入り、登山道を下っていくと、水没箇所が。
行く手を阻まれましたが、なんとか迂回して乗り越えました(笑)。

7/27 14:28

ゴゼンタチバナ

7/27 14:32

ムツデチョウチンゴケ

7/27 14:52

ヨシナガムチゴケ

7/27 14:55

雨を含んで艶々のお花

7/27 15:11

「オコジョの森」。
オコジョには会えませんでした。残念。

7/27 15:19

高見石小屋に戻ってきました。

7/27 15:21

念願の揚げパンに漸くありつけそうです(笑)。

7/27 15:30

これが高見石小屋名物の揚げパン。通称「苔パン」。
程よい甘さが疲れた身体を癒してくれました。
美味しかったです。

7/27 16:32

高見石小屋でまったりと休憩した後は下山の途に。

7/27 16:34

白駒池分岐に戻ってきました。

7/27 16:41

駐車場が見えてきました。幻想的な苔の世界を堪能するハイキングもこれで終了です。
お疲れ様でした。

撮影機器：

NIKON D3300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール

感想

Kunisan0105

北八ヶ岳、苔の森を散策ハイクしてきました。
当初の計画ではテン泊登山の予定だったのですが、諸事情で変更し、日帰りで北八ヶ岳の白駒の森へ。
高見岩小屋、白駒池、にゅう、中山峠、黒百合ヒュッテ、中山と周回して、苔の北八ヶ岳を満喫。癒されました。
前日までの予報は晴れだったのに、当日朝暗いうちから雨。現地でも、降ったり止んだりのはっきりしない天気でしたが、かえって涼しかったし、雨に濡れた苔の幻想的な素晴らしい世界をじっくり堪能できました。
立ち寄った小屋での名物(高見石小屋の揚げパン、黒百合ヒュッテのカップケーキ)を戴くことが出来、そちらも満足の山歩きとなりました。
この山行で、やはり気になったのが「にゅう」。不思議な名前ですよね。山名の由来が気になったので、調べてみました。
当初は山容が女性の乳房に似ていることから付けられた名前と聞いていたのですが、実際登ってみるとゴツゴツとした岩が積み重なった山頂で、とてもそんな感じには見えない…。調べたところ、途中の分岐の指標にあったように別名「にう」「にお」ともいうらしく、"刈り取り後の稲を円筒状や円錐形などに積み上げた稲わら" に似ていることから名付けられたということです。
ひとつ勉強になりました(笑)。