ホホジロのミニ・コンサート付 伊吹山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,322m
コースタイム
五合目 - 6:10六合目 - 6:27七合目 - 6:41八合目 - 7:10山頂周回路出合 - 7:21
伊吹山山頂 - 8:10ドライブウェイ駐車場 - 8:50下山路分岐 - 9:28六合目 - 9:55
三合目 - 10:42上野登山口
天候 | 晴れ間は出るものの、ガスが断続的に山頂を覆っていたためご来光は拝めなかったようです。 午前中いっぱいは同様の状態でした。 思いがけないプレゼントがありましたが・・・ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
地元上野のイベントのために周辺駐車場はどこもいっぱいだったようです。 |
写真
感想
実は伊吹山に登るのは来週の連休にしようと決めていたんです。
山で夜明かししてご来光を見て、蛍や星や花と過ごすシーンをイメージしていたんです。
todokitiさんにアドバイスをいただいて、夕方からの行動計画を立てたりして徐々に形になってきたのに・・・
土曜日の天気があんまりよかったもので、この空のなかに立ちたい! と伊吹山にスクランブル発進してしまいました。
前日の天気がいいからといって、翌日同じ天気とは限らない、このあたりまえが頭に浮かばないほどの猪突猛進。
前回登ったとき(5月)とは季節が違う。 太陽とケンカしても勝ち目はないし、と早朝に登るパターンではりきって出かけます!
車の窓ガラスを通して見える星の多さに、大昔ラジオの深夜放送を聴きながら夜を過ごした感覚を思い出したり、少し寝足りない頭の中が勝手にいろんなところへ連れて行ってくれます。
3時半ごろに駐車ポイント「道の駅 伊吹の里」に到着。
山を見上げると、歩いている人の灯火がちらちら見え隠れしています。
何人かがご来光を待っているんだろうと少し羨ましい気持ちもありながら登山口へ。
上野の登山口から1合目までが一番暗い道。 初めてヘッドランプに出動命令を伝えます。
登山口から上りだしたのが4時、 結局ランプはすぐにお役御免になりました。
伊吹山ってのは、麓のほうがしんどくて、2合目辺りでは「こんなに遠かったか?」 と首を傾げたくなる道のりでした。
それでも3合目までのぼるとほぼ山頂までのルートが一望でき、気分一新足取りも軽くなります。
4合目から5合目辺りで少しガスに覆われた頭上を眺めると、・・・人が・・・人人が・・・人人人人人人人・・・と、登山道を一列に降りてくるのが見えます!
100人どころではないその人数に口が開いてしまいましたが、すれ違う際に尋ねると、地元上野のイベントでご来光登山をしていたらしいのです。
残念ながらガスでご来光は拝めなかったとのことですが、子供からお年寄りまで3〜400人はいただろうその団体とすれ違った後も、次から次に下りてくる人人人・・・
そんなびっくりのなかで、足は案外軽く進んでいます。
足元の花の種類に目を奪われ、体が疲れの信号を出すのを忘れているように歩き続けます。
山頂はガスに覆われたり、晴れた空が広がったりと目まぐるしく変化しています。
山頂に着いたのが7時過ぎ。
お花畑の情景よりもまず心を奪われたのが、雲海の広がりとその動きの迫力でした。
写真では表現し尽くせない(腕のなさと携帯電話のカメラの限界・・・)、目の前の雲が動いているのか、足元の地面が動いているのか判断があやふやになるような、目まいに似た感覚でした。
風はやはり強かったのですが、前回の歩けないほどの風ではなく、今回の目的のひとつの周回路の散策に出かけます。
皆さんのレコで見てからずっと逢いたかったニッコウキスゲにも逢えました。
周回路の反対側はドライブウェーの終着点の駐車場になっていて、マイカーやバスでついた人たちが周回路を歩いて山頂に向かっています。
若い世代に連れられたお年寄りの方や、小さい子供を連れたパパとママの姿なんかを見てるとみんな思い思いに山を楽しんでいます。
ここまで車で来れるのも決して悪いことじゃないとおもってしまいます。
山の景色は、歩いて登る人の特権ではないでしょうし、山に対して謙虚に向き合える人はたくさんいるでしょうから。
・・・そんなことを思いながら、でも麓から歩いてきたことを心の中でそっと自慢している小市民なのです。
ヤマレコではすっかりおなじみのえびす屋でコーヒーでも、と思ったのですが、ここで気がついたのが財布を車に置きっぱなしだということ。
一文無しで歩いてました。
普段も歩いている間はお金を使うことはないので気にもしていませんでしたが、これで店に入るわけにもいかず、外から覗くだけで失礼しました。
ご主人はけっこう忙しそうでした。
下山路の分岐から下りだしたのが9時前。
早すぎる気もしますが、 山頂部ではいろいろと密度の高い時間を過ごすことができ、かなり満足度の高いものでした。
下山途中のメイン・イベントは、なんと言ってもホウジロのソロ・コンサート!
道から5メートルほどの目の前の枝に止まり、ずっと歌っていました。
野鳥があんなに目の前で見られたことに感激でしたよ。
登山口に下りたのは11時前。
弁当を食べたのは帰路の車中でした。
伊吹山登山の目的は、計画段階では間違いなく「花」でした。
今回それは当然満足のいくものだったし、また季節を変えて! と思えるものでした。
でも、歩いていて五感で感じた本当にたくさんのことが、今もリアルに残っています。
つまり、山歩きはいつも「期待以上!」だと実感します。
今回も満点の一日でした。
山頂を周遊されている頃、えびすやで寝ていました(( _ _ ))..zzzZZ
ドライブウェイは賛否両論ありますが、批判的に見ても無くなる訳ではないので、多くの人が楽しめると見ても良いですね。
せめて、花に興味が無くても、踏みつぶしたり、ゴミを捨てるような事無く、山頂の景色を見て、何かを感じて行ってほしいものです。
逆に歩いて登れる事の方が、山について知る事は多く、楽しめます。
それが特権とも言えますね。
今回は伊吹山 季節を変えて再訪ですね
前回の5月山行も先程拝見させて頂きましたが、 が増えましたね
季節を変えて、ルートを変えて、何年後かにまた訪れて…
そういう山歩きを考えているので、monsieurさんには共感できます
あと、好きな には何回も出掛けちゃいます
ホオジロさんのソロ・コンサート羨ましい〜
たまにカッコウやウグイスなど上手く鳴く事が出来ない若鳥もいますが、
このホオジロさんは一生懸命練習したのでしょうね
いらっしゃったんですか
なんで呼び止めてくれなかったんですか
特権・・・うまいこと言いますね
確かに時間をかけて歩いてきた分、満たされている実感はあります。
10代の頃の一人旅でも、基本は歩くことでした。
「車なら5分で通り過ぎる道も、歩けば1時間」
その頃から確かにそう考えていました。
山でいつかばったりお会いできるような気がしてきました
そのときはひとつよろしくです
ホオジロ君に食いついてくれましたね
pippiさんが釣れてしまいました
もちろん確信してましたが
初めてあんなに大勢の登山者を見る山行でした。
もちろん観光客の人たちも含めて。
その人たちがみんな それぞれの思いはありながら、足の裏で伊吹山 を感じていることが、なんだかすごく平和でうれしいことに思えます。
山に抱かれるって、そういうことなんかな
夜間に出発はイイッすね
お花畑の伊吹に行きたいんですけど、あの道を昼間歩くのはちょっと・・・と思っていたので
山頂でドライブウェイから来られた方に遭遇すると何だかちょっと得した気分になっちゃいます
苦労した分、絶対感激は大きいはずですからね
目にする景色、聞こえる音、食べ物の味・・・
絶対に登った人にしか味わえない事ですよね
朝のうちに登ってしまうと暑さはほとんど気にならなかったですよ
ただ下山途中ですれ違う人たちはその時間から登っているわけで、さすがに暑さがこたえる 様子でした。
そんな中でもペットボトルを片手に走って登っている(私から見れば )常軌を逸している人もいて、ホントに山の過ごし方は人それぞれだと・・・
山頂の遊歩道を歩いて思ったのは、さまざまな世代の、それぞれの人生を送ってきた人がいろんな思いをもってその人なりの手段で今私と同じ場所に立っていること。
私は雲が好きです。 あなたは何がすきですか?
そんな言葉を口に出す勇気はないのですが、今日ここに立ててよかったですね てな気分ですね
1日違いだったんですね、伊吹山。
お花はもちろんいいんですが、私はかたつむりくんの写真と、雲海の写真と、最後の写真が気に入りました
早朝の山はいいですね
私が登った炎天下ではかたつむりも溶けてしまいそう
ご来光登山に長蛇の列ができているなんて、富士山みたいですね!
確かに私が下山途中にすれ違った人たちは、あの暑さの中を登っていったんですよ・・・
あのつらさ(想像ですが)よりは早起きのほうが、てなわけで、次回も私は早朝か夕方の時間を選びたいですね
私もhariさんのようにフットワークを軽くしたいです
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