富士登山競走!念願の山頂へ。
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,952m
- 下り
- 11m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:31
天候 | 下界は曇り→上はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
装備
備考 | 3:00 起床 3:50 出発 6:00 会場入り 7:00 スタート 鐘山グランドPから会場まで意外と時間がかかり、会場に着いてからもトイレ渋滞や荷物預けなどでバタバタしてスタートライン位置に着いたのは6時40分過ぎ。 次回は遅くとも3時半に出発したい。 ※五合目を過ぎると食料の補給が出来ないため、ジェルは持参する。水は不要。 ◎当日の富士山頂 気象状況 気温/湿度 09時 11.3℃/72% 10時 11.5℃/82% 11時 11.6℃/76% 12時 12.4℃/84% |
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感想
◎次回のために備忘録として記録を残します。
第70回富士登山競走に参加してきました。
初挑戦の68回大会で山頂切符を手にして、69回大会は山頂コースに挑みましたが荒天でまさかの五合目打ち切り。。そして70回大会、3度目にしてようやく山頂への道が開けました。
過去の結果は以下の通りでした。
68回大会 馬返し 58:13 五合目 1:46:59
69回大会 馬返し 56:32 五合目 1:43:29
少しずつですがタイムを縮め、前回大会が終わった時点でかなり高いハードルではありましたが、次は3時間30分切りで二桁順位を目指そうと決意しました。
そして、いよいよ70回大会。
高い目標を掲げた割に、普段のトレーニングは忙しさにかまけてなかなかできず、試走は一度もせず(前回は3回しました)、時間ができると南アルプスを満喫という体たらく。汗汗
で、結果は以下の通りでした。
70回大会 馬返し 55:22 五合目 1:42:52
8合目 3:03:33 山頂 3:31:45
練習していない割によく走れたと思う気持ちの一方で、目標達成まであと一歩届かなかった悔しさがこみ上げてくる。
以下振り返り。
スタート位置はAブロック。いつもレースで一緒になるGさんと一緒に並ぶ。前から5.6列目位のいい位置をキープできた。余談ですがGさんは69回大会のパンフの表紙を飾っています^ ^
スタートしてしばらくはスピードが上がり過ぎないように意識して抑えて走る。徐々に傾斜が上がりいつものことながら苦しい…暑くて全てのエイドで水を頭からかける。中の茶屋を過ぎ傾斜が上がると前からも、脱落(歩く)選手がちらほら出てくる。
やっとの思いで馬返しを通過。ここで初めてタイムを確認、恐る恐る表示をみると55分!去年より1分ほど速い!決して調子が良い訳でも無く、速く走れている実感も全く無いが、なぜかタイムは悪くない。不思議だ。
馬返しからはトレイル区間。リズムを崩さないようにとにかく走る。歩くスピードと変わらなくても、とにかく走る。決して歩かない。五合目の佐藤小屋で本日二度目のタイムチェック。1時間42分!1分の貯金はキープできている。
6合目、ここからは山岳パート。途中順位をカウントしてるおじさんがいて自分は88番らしい。ジェルを配布していたがコレをパス。このことが後に大きく響く。(上位選手の動画をみると皆さんジェルを受け取って補給してますね。やはり補給大事)ザクザクと埋まる足場を避け出来るだけ硬く締まった道を選んで登る。
7合目を過ぎると吐く息が白くなるが、相変わらず身体はオーバーヒートで暑い。この辺りからだんだんお腹が減ってきて、次のエイドで食料を補給しようと思っても、毎度水ばかり… スタッフに確認するとこの先、食べ物のエイドは無いとのこと。ガァーン泣・・・ 途中の山小屋で何か買おうと思ったが、登山客が並んでいて、タイムロスが気になりスルーせざるを得ない。そのうちポケットからお金を出すのも億劫になる。
8合あたりからは足が動かずなんとか歩くのが精一杯。自分の得意とする山岳パートだか全くダメ。初めて足攣りも経験、油断するとよろけて倒れそうになる。濃いガスに巻かれて、あとどれくらいで山頂なのか分からない。とにかくしんどい。
看板で残りの距離を確認しながら登っていく。あと1.2km、あと600m、あと200m、、、少しずつゴールに近づくが100mが永遠に感じる。僅かな貯金は食い潰し、あと百数十メートルのところで、無情にも3時間半を超えてしまった。あぁ終わった…と思わず呟く。そしてしばらく立ち尽くす。それではいつになってもゴール出来ない。仕方なくまた歩きだす。
あと10メートル!と聞こえてもガスでゴールは見えなかった。最後はなんとか走ってゴール、そして倒れ込む。悔しい思いしか無い。
×反省点
•途中、腹が減ってなくても補給は必ずする。もしくはジェルを持参する。
•試走は絶対必要。出来れば二回以上やっておきたい。
昨年走ったと言っても一年経てば全部忘れる。汗
•スタート前にバタバタしない。余裕を持った到着と準備が必要。
〇良かった点
•とにかく五合目まで頑張った。
•前週、前々週とアルプスに通っていたので高度順応できていた?高山病なし。
しかし、富士山登山競争はタイムに関係なくいろんなドラマがありますね。
来年こそは、サブ3.5&二桁順位を達成します!
コメント
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kirinchanさん、こんばんは
重ね重ねになりますが、素晴らしいタイムに脱帽です
目標には少し及ばなかったかもしれませんが、本当にナイスランです!
一方的にかもしれませんが、kirinchanさんの事を切磋琢磨できるライバルのように見ていて、自分が遥かに及ばないタイムを出して頂けると「俺も頑張んなくちゃ!」と良い意味でのプレッシャーを感じました。
補給さえ上手く出来ていたならサブ3.5は間違いありませんでしたね それは来年のお楽しみですね!
僕はkirinchanさんのように上手にロードを登る事ができません。 あまり自分の弱点を晒すのは嫌なんですが、もっと速く走りたいので機会があったらご指導お願いします!!!
kaiさんこんばんは!
そうですね〜宿題残しちゃったんで、懲りずに来年も参戦します!
指導なんてとんでも無いですよ!とりあえずゆるゆるで山行きたいっすね〜♪
今後とも切磋琢磨でシクヨロです^^;
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