御前山(栃寄沢→清八新道)


- GPS
- 06:41
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
天候 | 朝7時半ごろと、午後14時以降は本降りの雨。 栃寄沢は湿気が淀むが、小河内峠への尾根筋などはそれなりに涼しく歩きやすかった |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
板橋4:32ー(赤羽・南浦和・西国分寺・立川・青梅乗り換え)ー奥多摩7:17 奥多摩駅7:25=(西東京バス・小菅の湯行き)=境橋 ▼帰り 奥多摩湖15:04=(西東京バス)=奥多摩駅 奥多摩15:27ー(ホリデー快速2号)ー新宿 (バスからの接続はギリギリ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全区間、整備された登山道または遊歩道です。 終日小雨〜雨模様でしたが、スズメバチの付きまといが煩わしかったです。 ●栃寄沢 ここ数年台風や伐採作業の影響などで、通行止めの期間が長かったのですが、今年の4月より毎日通行可となりました。 新しい橋や高巻き道なども多く見られましたが、2か所ほど斜めにかけられた橋が非常に怖かったです。(なんであんな橋の架け方したのか) 正直言って、下りで使うのは晴れた日でも嫌なレベルです。 🏠御前山避難小屋 小屋の近くに水場がありますが、飲用には最低煮沸が必要な模様。 (水は出ていました) ●小河内峠〜奥多摩湖:「清八新道」 「山と高原地図」では赤破線(10年前はグレー破線)ですが、しっかりと整備された道で、「実線ルート」と考えて差し支えありません。 ただし、この周辺はツキノワグマに注意。 |
その他周辺情報 | 「水と緑のふれあい館」の 小河内ダムカレー(1日20食限定/1000円)は売り切れでした。 |
写真
(ミヤマダイコンソウとはかなり雰囲気違いますが)
感想
行きたかった北関東方面は天気予報が悪く、南関東の近場に行くしかないのですが、行き先は直前まで悩みに悩みました。
(特に行きたい山がない、という意味で)
御前山を選んだ理由は、
10年ぶりに栃寄沢ルートを歩くこと
∪業新道を初めて下りで歩くこと
1多摩湖に下山して「ふれあい館の」ダムカレーを食べること
の3つです。
栃寄沢のルートは奥多摩では”貴重な”沢沿いルートですが、大雨や伐採作業などで通行止めが続いていました。それが今年の4月にようやく、全日通行可になったようです。
栃寄沢ルートは、登山道自体も再整備されていましたが、2か所ほど危なっかしい架け方をされた橋があり、雨の日の下りなどはなるべく避けたいところです。季節や天候があえば素晴らしいルートになるはずだけに残念です。
栃寄沢を抜けて、そこから御前山避難小屋への登りは、「体験の森」の歩道がごちゃごちゃ整備されていて、この歩道群は整備に見合っただけの利用をされているのか疑いたくなります。(三頭山の檜原都民の森の遊歩道のほうがはるかにわかりやすい)
この辺も自分が御前山に足が向かない理由の一つであります。
そして、御前山に足が向かないもう一つの理由は、主脈縦走路から惣岳山にかけてのオーバーユースで荒れ果てた登山道。
10年前のカタクリシーズンに歩いた時も泥濘でひどい有様でしたが、状況はあまり変わっていません。段差の大きな下りは、着地地点がぬかるんで滑りやすいので本当に歩きづらい。
御前山は山頂に展望がなく、カタクリシーズン以外はあまり歩かれていない印象です。この日もあった登山者は避難小屋〜惣岳山で10人ほどのみ)
それなのに、この荒れようは木の階段で整備したことが逆効果になっているのではないか、と思えるのです。て
それとは正反対に、小河内峠からの下りで使った「清八新道」は快適そのものでした。
この道は6年前の2月に登りで歩いていますが、その時は雪道。
当時の記憶から下りで使っても問題ない、と思っていましたが、道型明瞭、作業道の分岐には標識もあり、加えてあまり歩かれていないことから、道も荒れておらず、クッションもきいて足に優しい。
植生も杉植林と自然林が混ざったような感じで、途中の防火帯の広々とした尾根も開放的です。
「山と高原地図」では赤破線扱いですが、バリエーション要素は一切なく、危険個所もありません。
途中水窪沢へのショートカットがあります。この道もいずれ機会があれば試してみたいです。
目的の3つめだったダムカレーは…夏休みですもんね。当然のように限定20食完売済みでした。
天気が悪かったから少し期待していたのですが、天気が悪いとかえって「ふれあい館」に人が集中してダメみたいですね。
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