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Yamareco

記録ID: 1209169
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

御前山(栃寄沢→清八新道)

2017年07月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:41
距離
12.8km
登り
1,281m
下り
1,107m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:51
合計
6:41
7:34
24
8:43
8:44
25
9:09
9:20
83
10:43
11:00
8
11:08
11:20
16
11:36
11:40
39
12:19
12:25
52
13:17
13:17
58
清八新道 取付点
天候 朝7時半ごろと、午後14時以降は本降りの雨。
栃寄沢は湿気が淀むが、小河内峠への尾根筋などはそれなりに涼しく歩きやすかった
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
▼行き
板橋4:32ー(赤羽・南浦和・西国分寺・立川・青梅乗り換え)ー奥多摩7:17
奥多摩駅7:25=(西東京バス・小菅の湯行き)=境橋

▼帰り
奥多摩湖15:04=(西東京バス)=奥多摩駅
奥多摩15:27ー(ホリデー快速2号)ー新宿 (バスからの接続はギリギリ)
コース状況/
危険箇所等
全区間、整備された登山道または遊歩道です。
終日小雨〜雨模様でしたが、スズメバチの付きまといが煩わしかったです。

●栃寄沢
ここ数年台風や伐採作業の影響などで、通行止めの期間が長かったのですが、今年の4月より毎日通行可となりました。
新しい橋や高巻き道なども多く見られましたが、2か所ほど斜めにかけられた橋が非常に怖かったです。(なんであんな橋の架け方したのか)
正直言って、下りで使うのは晴れた日でも嫌なレベルです。

🏠御前山避難小屋
小屋の近くに水場がありますが、飲用には最低煮沸が必要な模様。
(水は出ていました)

●小河内峠〜奥多摩湖:「清八新道」
「山と高原地図」では赤破線(10年前はグレー破線)ですが、しっかりと整備された道で、「実線ルート」と考えて差し支えありません。
ただし、この周辺はツキノワグマに注意。
その他周辺情報 「水と緑のふれあい館」の
小河内ダムカレー(1日20食限定/1000円)は売り切れでした。
奥多摩駅に着くとすでに雨。電車の中で雨雲レーダーチェックしてたのでわかっちゃいたけど…境橋バス停で降りたから雨宿りできる場所もないし…。
2017年07月29日 07:44撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 7:44
奥多摩駅に着くとすでに雨。電車の中で雨雲レーダーチェックしてたのでわかっちゃいたけど…境橋バス停で降りたから雨宿りできる場所もないし…。
栃寄沢の登山道へ。雨脚は一旦弱まりました。ザックカバーとスパッツのみ装着し、レインウェアは着ないで出発。
2017年07月29日 07:58撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 7:58
栃寄沢の登山道へ。雨脚は一旦弱まりました。ザックカバーとスパッツのみ装着し、レインウェアは着ないで出発。
いままで夏に低山、しかも沢沿いを歩くことはほとんどなかったので見る花も知らないものばかり。
2017年07月29日 08:04撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:04
いままで夏に低山、しかも沢沿いを歩くことはほとんどなかったので見る花も知らないものばかり。
これはフシグロセンノウ…なのでしょうか?
2017年07月29日 08:08撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:08
これはフシグロセンノウ…なのでしょうか?
鬱蒼とした森の中の狭い道
2017年07月29日 08:09撮影 by  SH-06E, SHARP
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7/29 8:09
鬱蒼とした森の中の狭い道
タマアジサイ(咲きかけ)
2017年07月29日 08:12撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:12
タマアジサイ(咲きかけ)
タマアジサイ(開花)
2017年07月29日 08:13撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:13
タマアジサイ(開花)
この花はたくさん見ました。直径5mmくらいの小さな花で、草全体の姿はひょろっとした感じです。「ダイコンソウ」であってますでしょうか?
(ミヤマダイコンソウとはかなり雰囲気違いますが)
2017年07月29日 08:16撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:16
この花はたくさん見ました。直径5mmくらいの小さな花で、草全体の姿はひょろっとした感じです。「ダイコンソウ」であってますでしょうか?
(ミヤマダイコンソウとはかなり雰囲気違いますが)
同じ花。
2017年07月29日 08:16撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:16
同じ花。
崩壊地を新しい道で高巻く
2017年07月29日 08:24撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:24
崩壊地を新しい道で高巻く
この紫色の小さい花もたくさん咲いていました。
ヌスビトハギ?? う〜ん、まったく自信なし。
薄暗いし、花小さしでスマホカメラでは無理っすね・・・
2017年07月29日 08:27撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:27
この紫色の小さい花もたくさん咲いていました。
ヌスビトハギ?? う〜ん、まったく自信なし。
薄暗いし、花小さしでスマホカメラでは無理っすね・・・
同じ花。
2017年07月29日 08:27撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:27
同じ花。
2017年07月29日 08:28撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:28
新しい橋がたくさん架かっていました。大半は歩きやすいものなのですが…。
2017年07月29日 08:31撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:31
新しい橋がたくさん架かっていました。大半は歩きやすいものなのですが…。
キツリフネ。
こういう特徴がわかりやすい・覚えやすい花はありがたいっす。
2017年07月29日 08:34撮影 by  SH-06E, SHARP
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7/29 8:34
キツリフネ。
こういう特徴がわかりやすい・覚えやすい花はありがたいっす。
写真だとわかりづらいですが、この橋は結構な斜度(10度以上ある?)です。個人的には下りは怖くて降りられない気がします。
2017年07月29日 08:43撮影 by  SH-06E, SHARP
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7/29 8:43
写真だとわかりづらいですが、この橋は結構な斜度(10度以上ある?)です。個人的には下りは怖くて降りられない気がします。
水辺を通ります。
2017年07月29日 08:45撮影 by  SH-06E, SHARP
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7/29 8:45
水辺を通ります。
伐採地。ここでの作業が長らく続いた「平日通行止め」の原因だったのでしょう。
2017年07月29日 08:47撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 8:47
伐採地。ここでの作業が長らく続いた「平日通行止め」の原因だったのでしょう。
車道にでて少し登ると「トチノキ広場」
あずまや・トイレがあります。
2017年07月29日 09:10撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 9:10
車道にでて少し登ると「トチノキ広場」
あずまや・トイレがあります。
トチノキ広場の四阿の脇から登山道へ
2017年07月29日 09:21撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 9:21
トチノキ広場の四阿の脇から登山道へ
これは何の木の実?
2017年07月29日 09:28撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 9:28
これは何の木の実?
ふたたび車道に出ます。ここは一旦下ります。遠くに道標が見えているので間違わないとは思いますが…。
2017年07月29日 09:38撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 9:38
ふたたび車道に出ます。ここは一旦下ります。遠くに道標が見えているので間違わないとは思いますが…。
この立派な小屋は鍵がかかって入れません。

2017年07月29日 10:01撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 10:01
この立派な小屋は鍵がかかって入れません。

カツラの巨樹
2017年07月29日 10:03撮影 by  SH-06E, SHARP
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7/29 10:03
カツラの巨樹
これもたくさん咲いていました。
「ギンバイソウ」であってますでしょうか?
2017年07月29日 10:06撮影 by  SH-06E, SHARP
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7/29 10:06
これもたくさん咲いていました。
「ギンバイソウ」であってますでしょうか?
とにかくいろいろな道多すぎてゲンナリします。
このあたりから時々スズメバチが周囲を旋回するようになって落ち着きません。
2017年07月29日 10:15撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 10:15
とにかくいろいろな道多すぎてゲンナリします。
このあたりから時々スズメバチが周囲を旋回するようになって落ち着きません。
避難小屋到着。
休憩中も周囲をスズメバチがウロウロ。小屋の中には靴を脱がないと入れないし、あー!うっとうしい!
2017年07月29日 10:43撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 10:43
避難小屋到着。
休憩中も周囲をスズメバチがウロウロ。小屋の中には靴を脱がないと入れないし、あー!うっとうしい!
避難小屋近くの水場。出ていますが、飲用には最低でも要煮沸
2017年07月29日 10:55撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 10:55
避難小屋近くの水場。出ていますが、飲用には最低でも要煮沸
縦走路に合流。
ここから山頂にかけてはオーバーユースで道が荒れていて歩きにくい。
2017年07月29日 10:58撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 10:58
縦走路に合流。
ここから山頂にかけてはオーバーユースで道が荒れていて歩きにくい。
御前山山頂。
ベンチも多数ある広場には4人ほど。ここでも休憩中にスズメバチが周囲を旋回して落ち着かず。
2017年07月29日 11:08撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 11:08
御前山山頂。
ベンチも多数ある広場には4人ほど。ここでも休憩中にスズメバチが周囲を旋回して落ち着かず。
惣岳山。
ようやくオーバーユースの悪路から解放されます。
2017年07月29日 11:39撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 11:39
惣岳山。
ようやくオーバーユースの悪路から解放されます。
尾根道なので、時折風が通って気持ちいい。
2017年07月29日 12:00撮影 by  SH-06E, SHARP
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7/29 12:00
尾根道なので、時折風が通って気持ちいい。
小河内峠。休憩のたびに蜂がパート
2017年07月29日 12:22撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 12:22
小河内峠。休憩のたびに蜂がパート
小河内峠から少し月夜見方面に進んだところが清八新道入口。道標あり。
2017年07月29日 12:25撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 12:25
小河内峠から少し月夜見方面に進んだところが清八新道入口。道標あり。
「山と高原地図」では赤破線ですが、一般登山道以上に良道です。しかも歩く人が少ない分、道のクッションも良好で歩きやすいことこの上なし。
2017年07月29日 12:27撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 12:27
「山と高原地図」では赤破線ですが、一般登山道以上に良道です。しかも歩く人が少ない分、道のクッションも良好で歩きやすいことこの上なし。
作業道の分岐がいくつかありますが、ポイントには標識があるので迷うことはないでしょう。
2017年07月29日 12:36撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 12:36
作業道の分岐がいくつかありますが、ポイントには標識があるので迷うことはないでしょう。
傾斜のきついところもなく、道幅も広いので自転車でも降りられそう。
2017年07月29日 12:43撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 12:43
傾斜のきついところもなく、道幅も広いので自転車でも降りられそう。
分岐。右は水窪沢へと降りる道ですが地形的に不安なので、確実な尾根道をとります。直進。
2017年07月29日 12:53撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 12:53
分岐。右は水窪沢へと降りる道ですが地形的に不安なので、確実な尾根道をとります。直進。
いこいの道に合流。ここから奥多摩湖バス停まではさらに3kmほどあります。200mごとにキロポストが立っているのがありがたい。
2017年07月29日 13:16撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 13:16
いこいの道に合流。ここから奥多摩湖バス停まではさらに3kmほどあります。200mごとにキロポストが立っているのがありがたい。
水窪沢でさきほど分岐した道と合流。こちらを通っていれば15分くらい早かったのかな?
2017年07月29日 13:30撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 13:30
水窪沢でさきほど分岐した道と合流。こちらを通っていれば15分くらい早かったのかな?
奥多摩湖バス停。
かなり雨が強くなってきて、ふれあい館は雨宿りも兼ねて多くの入館者がいました。
2017年07月29日 14:15撮影 by  SH-06E, SHARP
7/29 14:15
奥多摩湖バス停。
かなり雨が強くなってきて、ふれあい館は雨宿りも兼ねて多くの入館者がいました。

感想

行きたかった北関東方面は天気予報が悪く、南関東の近場に行くしかないのですが、行き先は直前まで悩みに悩みました。
(特に行きたい山がない、という意味で)

御前山を選んだ理由は、
10年ぶりに栃寄沢ルートを歩くこと
∪業新道を初めて下りで歩くこと
1多摩湖に下山して「ふれあい館の」ダムカレーを食べること
の3つです。 

栃寄沢のルートは奥多摩では”貴重な”沢沿いルートですが、大雨や伐採作業などで通行止めが続いていました。それが今年の4月にようやく、全日通行可になったようです。

栃寄沢ルートは、登山道自体も再整備されていましたが、2か所ほど危なっかしい架け方をされた橋があり、雨の日の下りなどはなるべく避けたいところです。季節や天候があえば素晴らしいルートになるはずだけに残念です。

栃寄沢を抜けて、そこから御前山避難小屋への登りは、「体験の森」の歩道がごちゃごちゃ整備されていて、この歩道群は整備に見合っただけの利用をされているのか疑いたくなります。(三頭山の檜原都民の森の遊歩道のほうがはるかにわかりやすい)
この辺も自分が御前山に足が向かない理由の一つであります。

そして、御前山に足が向かないもう一つの理由は、主脈縦走路から惣岳山にかけてのオーバーユースで荒れ果てた登山道。
10年前のカタクリシーズンに歩いた時も泥濘でひどい有様でしたが、状況はあまり変わっていません。段差の大きな下りは、着地地点がぬかるんで滑りやすいので本当に歩きづらい。

御前山は山頂に展望がなく、カタクリシーズン以外はあまり歩かれていない印象です。この日もあった登山者は避難小屋〜惣岳山で10人ほどのみ)
それなのに、この荒れようは木の階段で整備したことが逆効果になっているのではないか、と思えるのです。て

それとは正反対に、小河内峠からの下りで使った「清八新道」は快適そのものでした。
この道は6年前の2月に登りで歩いていますが、その時は雪道。
当時の記憶から下りで使っても問題ない、と思っていましたが、道型明瞭、作業道の分岐には標識もあり、加えてあまり歩かれていないことから、道も荒れておらず、クッションもきいて足に優しい。

植生も杉植林と自然林が混ざったような感じで、途中の防火帯の広々とした尾根も開放的です。
「山と高原地図」では赤破線扱いですが、バリエーション要素は一切なく、危険個所もありません。
途中水窪沢へのショートカットがあります。この道もいずれ機会があれば試してみたいです。

目的の3つめだったダムカレーは…夏休みですもんね。当然のように限定20食完売済みでした。
天気が悪かったから少し期待していたのですが、天気が悪いとかえって「ふれあい館」に人が集中してダメみたいですね。

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