雲取山(権右衛門尾根を登り、下山は鴨沢へ)
- GPS
- 07:33
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,271m
- 下り
- 2,321m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 7:34
天候 | 曇りのち雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鴨沢からバスで奥多摩駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(権右衛門尾根) バリルートだが危険個所は特になし。尾根取付き地点での大雲取谷は何とか靴を脱がずに渡渉したが、水量が多い時は靴を脱いで渡渉すれば済むこと。 取付き点が分かれば後は高みを目指すのみ。道迷いの心配は登りではなし。 倒木がやたら目についた。多少倒木を躱しながらの歩きで面倒ではあったがさほど苦になることもなし。 (その他のコース) 富田新道に合流後は最後まで一般登山道でまったく問題なし。 |
写真
感想
■隠れていた梅雨が出てきた感じの天気で週間天気予報では以降もずっと冴えない天気。その中でも今日がまだましだという感じだったので決行したが、当日になって予報は悪い方に変わっていて午後から雨が降るようだ。雨ならば短い歩きのコースに切り替えようかとずっと迷ったものだ。
■鍾乳洞行きのバス便はほぼ全席埋まった。日原街道を進む登山者は他に誰もいなかった。長い長い林道歩きは嫌いだが仕方がない。1時間40分かけてやっと長沢谷下降点まで来た。ここから、崩落のため通行禁止になっている大ダワ林道登山道へ入る。長沢谷には新しい木橋が架かっていた。谷から再び登り返して二軒小屋尾根を乗越す。さらに少し進むと斜面に新しい木橋が設置されていた。1年前のJiroDai氏のレコをみると危なっかしい、朽ちた橋となっており、その後整備されたようだ。
■大ダワ林道登山道を逸れて大雲取谷の沢を渡渉して権右衛門尾根に取りつくことになるが、地形図を見ると取付き点は北の末端の方が良さそうに見えた。いつもより水量が多いようだが靴を脱がずに渡渉できそうな適当な渡渉点を見つけた。2本のストックを使ってバランスを維持し、滑り易そうな岩の上だったが足を掛けて靴を脱ぐことなく無事渡渉できた。
■沢筋から続く尾根への道は踏み跡らしきもあり大して苦労することもなく徐々に明瞭な尾根道となった。登りなのでルートを外す心配は全くないが高度を上げてくると倒木枝などで歩きにくかった。進路を阻む横倒しの大木を躱したり下を潜ったりしながら登った。
■富田新道と合流する直前頃からポツポツしていた雨脚がやや強くなってきた。林の中では多少は雨濡れを防ぐことができたが、一般登山道に合流後は雨をもろに感じる。しかし、本降りではないし着ると暑くてたまらないので雨具を着る気になれなかった。
■石尾根に出た頃には何故か雨は止んでいた。というより降ってなかったような感じである。頂上には新しい山頂標が設置されていた。標高が2017.1mで今年の2017年と数字が合うのでそれを記念して碑も設置されていた。20分強休憩後下山に掛かった。当初の計画ではつい最近通行できるようになった唐松谷林道を下る積りであったが、通れるようになったとはいえ滑落したらヤバい道も多々あるようなので雨で滑りやすい今日の歩きは見合わせて簡単な鴨沢へ下ることにした。
■鴨沢発バス時刻まで2時間30分。果たして間に合うように下れるか。もし間に合わなければ次便は2時間後となる。何とか頑張って2時間半で鴨沢に着くべく急いだ。出発してしばらくしたらまた雨が降り始めた。どうもこの雨は広範囲の雨ではなくて小さい範囲でのまだら降りのようだ。本降りではないにしても山道は水溜まりもできるようになった。雨で薄暗いうえに汗湯気でメガネが曇り登山道が見え辛いのには閉口したが、頂上を発して半ば小走りも含みながらバス停には16:13到着して、無事16:33発バスに乗車することができた。
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