道迷い?の矢倉岳(ベビーキャリーで子連れ登山)

2011年07月10日(日) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 8.7km
• 登り: 608m
• 下り: 598m

コースタイム

万葉公園8:50-(道迷い)10:10-山伏平11:00-11:20矢倉岳12:30-13:40万葉公園

天候

晴天(富士山付近は雲多し)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

万葉公園に5台程度駐車場あり。

コース状況／危険箇所等

・万葉公園と足柄峠間にトイレ有り。
・正規のルートは整備されていて、歩きやすい。
・万葉公園の登山ルート案内板通りに真っ直ぐ歩くと、林業用と思われる細い道に入ってしまうので、暫く車道を歩くのがベスト。
・地蔵堂に広い駐車場、トイレ、万葉うどんがある。
・立ち寄り湯は大井松田ICまでの間、おんりーゆ(大人1800円)しかないため、
山北町健康福祉センター内にある“さくらの湯(大人2時間400円)”が財布に優しい。
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=317

写真

7/12 23:49

万葉公園からスタート。
曲者だった案内板。

7/12 23:49

この道は進んではいけません。。。

7/12 23:49

車道を少し下ると、矢倉岳への正規のルートがあります。

7/12 23:49

形のいい矢倉岳。

7/12 23:49

シマヘビ?

7/12 23:49

杉林の中を歩く。
正規のルートは快適。

7/12 23:49

セミがたくさんいました。

7/12 23:49

暑かったが緑が気持ちいい。

7/12 23:49

樹林帯を抜け最後の登り。
夏!って感じです。

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愛鷹連峰。

7/12 23:49

富士山は完全に雲の中。。。

7/12 23:49

タープの木陰で休憩。

7/12 23:49

mineは山頂ではしゃいでいました。
ヤッホー!とか叫んでます。

7/12 23:49

金時や神山、明神がとっても近くに見えます。

7/12 23:49

ツェルトって便利。

7/12 23:49

登山初心者のレンゲさん親子。
頑張りました。

7/12 23:49

仲良く遊ぶ。

7/12 23:49

最後には富士山も顔を出しました。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X3 Canon

感想

fukusuke

まさか、矢倉岳で道に迷うとは。。。

さて、今回は山に登ってみたい友人(子連れ)を連れての山行です。

本当はもっと涼しい時期に予定していましたが、諸事情で延期に。

そんなわけで、多少の暑さは覚悟で低山歩きです。

万葉公園に9時過ぎに到着しましたが、5台程度しか止められない駐車場には1台も止められていません。
さすがに低山歩きは暑さで敬遠されてるのかなと思い、準備をして登山口へ。
登山口脇にはルートを示す案内板があります。

ルート表示はハッキリしていますが、文字は削れて見えません。
とりあえず真っ直ぐ進んで2番目の分岐を右かと確認し、手持ちの地図と共に簡単に確認。

樹林帯の中を歩くと、意外と涼しく、快適。

赤テープもたくさん付いている。

ただ倒木を跨いだり、くぐったり、と意外と荒れ気味。

そしてクモの巣にひっかかったりします。

(この時期だから誰も歩いてないのかなぁ。。。)等と思いながら進む。

ドンドン下る。

(地図上のイメージでは、こんなに下るのはオカシイ!)と地図を確認。

が、地図がない。。。登山口で見たのに。。。

落としたなと思い、皆に動かないように言って、空身で戻る。

ありました。登山口から10mぐらいのところに。。。

どうやらワイフのポケットから落ちた様子。

地図を確認するとやっぱり登山道を真っ直ぐ。

とりあえず皆を待たしている場所まで戻り、ルートは真っ直ぐであることを伝える。

疑問を感じながらも、一人様子を見に行くことにして、暫く下ってみると見事に沢にぶち当たる。

まさに道迷いの典型的パターン。

確実に間違いだとわかったので、とりあえず車道まで戻ることにする。

途中、年配夫婦のハイカーに出会ったので、「どこまでですか?」と聞くと“矢倉岳”と言われたので、
「この道間違ってますよ」と伝える。
地図を持っていないとのことだったので、見せてみるとやはり違うとのこと。

一緒に引き返すと、また別のハイカーに会ったので、どこまで行くか聞いていみると、やはり矢倉岳とのこと。

自分達は道を間違えたから引き返していると伝えるが、怪訝そうな顔をされて、
そのまま進んでいってしまった。

山は事故責任だから、あまりお節介はしない方がいいのだろうか。。。

車道まで戻ると、矢倉岳の道標があったので、年配夫婦のハイカーにも伝え、先行してもらい、ゆっくりとリスタートをきる。

正規の登山道は毛虫やヘビはいるものの、歩き易くて安全な道。

やや下って、登り返す感じです。

一番の敵は気温。

樹林帯とはいえ、予定より1時間遅れは気温が上ってツライ。。。

山伏平から先は直接日が当たるので暑いったらない。。。

しかし景色は最高で、箱根の神山や明神、金時山はもちろんのこと、
愛鷹連峰も良く見えます。

残念ながら富士山は雲に覆われて見れず。(登りの時点では)

山頂は広く、日光を遮るものがない。

やぐら付近は団体さんが陣取っていて近づけず。

しかたなくストックにレジャーシートをくくって日を遮ろうと思っていたが、
先程の年配夫婦のハイカーさんがツェルトをタープ代わりに張っていて、
『こちらにいらっしゃいよ』と声を掛けてくれたので、お言葉に甘えさせてもらう。

子供も2人いたので感謝感謝です。^^

話してみると、住んでる地域がとっても近く、車で30分くらいの場所。
なんだか親近感が沸きますね^^

冷たい氷をもらったりと、とっても良くしてくれました。

山頂は広いので子供を遊ばせるのには丁度いい場所。

しばらく休憩していると、富士山付近の雲も流れ、黒富士も拝めることができた。

これも道迷いでタイムロスしたせいだろうか。

この後はゆっくりと下山して、地蔵堂にある万葉うどんへ。

以前金時山に登った際も立ち寄り、気に入ったお店。

今回はざるうどんの大盛りとおでん、そしてアイスを食べたが、自家製アイスもとっても美味しかった^^

あとは入浴。おんりーゆは高いので、安い温泉はないか店員さんに聞いてみると、
山北駅の傍にあると教えてもらったので、向かってみる。

山北駅付近には“さくらの湯”というノボリが立っているので分かりやすいと思います。

大人2時間400円の安さには満足。3歳以下は無料だし^^

今回の収穫は、安い立ち寄り湯を発見したこと。

そして、赤テープに騙されないこと。自分の感にもっと自信を持つこと。

それにしても、短時間で3組も間違えている事実を考えると、もっと看板を付けたりした方がいいかと思います。

地図も読めず、持ってもいない初心者なんかではそのまま下ってしまいそう。。。

ヤマレコユーザーさんは間違っていないようだが、このレコを見て、同じ間違いをする人が減ればと思います。