記録ID: 121348
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
常念岳〜蝶ヶ岳(日帰り縦走)
2011年07月09日(土) [日帰り]
- GPS
- 12:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,953m
- 下り
- 1,955m
コースタイム
三股駐車場 4:10
三股登山口 4:25
前常念石室 8:00
前常念山頂 8:10
常念岳山頂 9:00-9:30
2519ピーク 10:30
2579ピーク 11:30
蝶槍 12:45
蝶ヶ岳ヒュッテ 13:00-13:45 (降雨、雷)
蝶ヶ岳山頂 13:50-14:00
まめうち平 15:30
吊橋 16:15
三脵駐車場 16:30
(計画時タイム)
三股駐車場 4:00
三股登山口 4:10
前常念石室 8:00
前常念山頂 8:15
常念岳山頂 9:45-10:15
蝶槍 13:30-13:45
蝶ヶ岳山頂 14:15-15:00
まめうち平17:00
吊橋18:00
三脵駐車場18:15
三股登山口 4:25
前常念石室 8:00
前常念山頂 8:10
常念岳山頂 9:00-9:30
2519ピーク 10:30
2579ピーク 11:30
蝶槍 12:45
蝶ヶ岳ヒュッテ 13:00-13:45 (降雨、雷)
蝶ヶ岳山頂 13:50-14:00
まめうち平 15:30
吊橋 16:15
三脵駐車場 16:30
(計画時タイム)
三股駐車場 4:00
三股登山口 4:10
前常念石室 8:00
前常念山頂 8:15
常念岳山頂 9:45-10:15
蝶槍 13:30-13:45
蝶ヶ岳山頂 14:15-15:00
まめうち平17:00
吊橋18:00
三脵駐車場18:15
天候 | 快晴のち曇り、一時雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲート前に50台ほどのスペースがあります。3時半で半分ほど埋まっていました。トイレあり(ただ清潔度は・・・) 三脵までの道は道幅がせまいですが、比較的整備されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
土曜日、梅雨明けニュースを見て、天気図を見ると、明日朝も快晴の模様。 そこで初北アルプスとして狙っていた常念に登ることに。 東京を午後11時に出て、梓川SAで少し仮眠を取り、3:40くらいに三脵につきました。 午後の雷雨を警戒していたため4:00に出発・・のはずが、暗い中、いきなり勘違いをして、駐車場前の展望台のような場所へ登って引き返す(そんな奴は僕くらいでしょう・・) 気を取り直して4:10くらいにゲートをくぐり出発。 ただただ眠たいですが、すぐに谷間から蝶が見え、テンションがあがります。 登山ポストはゲートから10分ほどの場所、「登山相談所」の前にありました。そこから正面に登山口、右側に更衣室?のような建物へ続く分岐があります。 ここでお約束通りいったん右側に行ってしまい、引き返します(常念へ続く分岐なのかと;;) 落ち着けオレ。 そのまま進行方向の登山口をあがって吊り橋をわたると蝶と常念の分岐があります。 最初からかなりの急登。ただ先週行った鳳凰山ドンドコ沢の高低差を思うと、こっちのほうが気楽です。ところどころ雪の解けた跡とおぼしき水たまりがありますが、それ以外は足場も悪くない感じです。 ところどころ赤テープなどの目印があり、倒木を切って道をあけてあるなど、細かく整備されている印象でした。 しばらくして尾根にあがると、林の間からうっすらと山影が見えてきます。やはり雲一つない快晴! とりあえず、ひいひいいいながら樹林帯を抜けると、急に風景が開けて前常念が見えてきます。 最初の岩にかかっているはしごを登り、ここから岩礫帯をぐいぐいあがっていきます。 コースには頻繁にペンキで印が書いてあるので間違えることはないと思いますが、基本的に前常念に対して左へ左へ、トラバース気味に登っていきます。一部ガレ場がありますが、浮き石が多く落石注意です。 振り返ると後ろは富士山、南アルプスまで見渡せる絶景! この晴天が持つ早朝のうちに、なんとか頂上へ登ろうと、ただ気がはやります。 前常念ではシニアの団体さんがおられました。 行き先をたずねられて、「今から蝶へ行って三脵へ帰ります」と答えると、「健脚だねぇ。わしらここからゆっくりゆっくり三脵へ降りるから、またそこで会おうね」「いやいやいや、僕どんだけ健脚なんですか (笑)」なんて会話をかわしたりしていました。 ほめられていい気になったのと、この先の天気が心配だったのとで、休憩もほとんどとらずに常念を目指します。この時点で、予想タイムよりやや早め。下山予定が18時と遅かったので、まけるかぎりまこうと思っていました。 9時頃に常念に登頂。徐々に富士山や、後立山の方角は雲がかぶってきているものの、まだまだ青空と絶景が待ってくれていました。 初めて間近でみる槍と穂高、燕から大天井を経由して東鎌へつづくダイナミックな縦走路がくっきり見てています。劔・立山、奥には雲の平や野口五郎、鷲尾、水晶も! ここで30分ほど写真を撮りまくり、ようやく蝶へ向けて出発しました。 ここからは急なアップダウンがひたすら続きますが、穂高を真横にみながらの稜線あるきは、ただただ楽しい!進行方向には、雲の合間に乗鞍岳までが見えています。 なお、今日一番の懸念ポイントは、ここから横尾分岐までのエスケープがとれない縦走路で、雷雨にあった場合どうするか、ということでした。(基本は2519PK前後の樹林帯に避難するしかないと思ってましたが)。よく見ると三脵のほうから蝶へ向けてゆっくりと濃いガスがあがって来ています。 ちなみに、2519PK〜2579PK付近にはまぎらわしい分岐がたくさんあります。注意深く見ると石の上に×マークがついていたり、倒木で進みにくかったりしますが、たくさんの踏み跡や、薮こぎの形跡があります(残雪期のルートなんでしょうか)。もちろん、僕は普通に迷い込んで登りかえしたりしたため、しっかり時間をロスしました・・きっと今日はそういう日なんですね;; 天気図を見て2時くらいまでは空が持つかと思っていましたが、実際の降り始めは1時ごろ。進行方向、蝶の上にどんどん発達している雨雲を怖い思いで見ながら、休みをとばして歩ききり、ぎりぎりヒュッテまで逃げ切りました。途中追い越したパーティーは蝶槍付近で雷雨につかまっていたようです。これから歩かれる方はこの区間を踏破する時間帯に気をつけてくださいね。 ヒュッテの調理台を借り、雨宿りしながらのお昼休憩。となりは徳沢からこられたテント泊の二人で、若そうな方の人は初めてのテント山行とのこと。天体用のカメラを持って来たらしく、この雨がすぎて、今晩晴れるといいねーなんて話していました。 名残惜しいですが、帰りが遅くなるのもいやなので、雨がやむと同時に再出発。最初のほうは、登山道の上にころがっているゴロゴロとした石の上を歩くため、雨上がりの時はスリップ注意です。 なお、雷雨(とはいっても30-40分ほどの夕立程度)があったため、下山時、吊り橋分岐をどっちにいくか迷いました。下山前にヒュッテのスタッフの方に聞いたところ、今日程度だとおそらく大丈夫じゃないかということだったので、そのまま沢伝いで降りてみました。沢からは多少離れているため、危険は感じませんでしたが、沢に流入する支沢が登山道を水浸しにしている場所が何カ所かありました。大量に降った後だと迂回したほうが無難そうです。 帰りはほりでーゆへ。山頂部分はまだ雲をかぶっているようです。この後、晴れたかな? なお、蝶ヶ岳ヒュッテで温泉割引チケット(500円→300円)を分けてもらえます。宿泊客じゃないので、一応ジュースを購入し、チケットをいただきました。 このあとは仮眠をとりながら中央高速で深夜帰宅。途中、松本〜甲府では激しい雷雨がありました。 先週に引き続き、シーズン直前の体力試しをかねた「日帰り特攻登山」でしたが、そろそろ午後の稜線が怖い時期になってきたと思います。これからは泊まりで余裕のある山行を心がけたいです。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
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