日本二百名山【和賀岳】
- GPS
- 09:20
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 9:19
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあります。 危険な箇所はありません。 和賀川の渡渉は雨の後など増水時には注意して下さい。 |
その他周辺情報 | 県道1号線沿いの高下地区から舗装道を高下川に沿って3.6km進み、ダート4.0km進むと高下登山口。 登山口より最寄りの公衆トイレ スノーステーション脇にあります。 県道1号線沿い沢内第一小学校(廃校)手前 真昼温泉 \300 www.chiikeys.jp/tenpon/05972-1.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ゲイター
虫よけスプレー
|
---|---|
共同装備 |
15cm幅サランラップ
|
感想
Sさんに「ニッコウキスゲ」を見に行こう!とお誘いを受けて岩手県【和賀岳】へ。
かなり山深い所です。
ニッコウキスゲが見れると思い、あまりお山のことを調べないで出かけたら道中、Sさんに大変な山だと聞かされる!久々の山歩きの私、ちょっとビビる。
登山口に早めに着いたかと思いきやすでに三台の車が停まっていました。なんかみなさん、登山のベテランさんの様ないでたち。私、大丈夫か?とまたもビビる。
登山スタートしてすでに急登。最初は、ぺちゃぺちゃおしゃべりして登ってたけど、途中から無口…(笑)急登ツライ…。
せっかく登ったのに渡渉点まで200mの下り。帰りが怖い…。和賀川の渡渉、一か所は、何とか石を渡って渡れたけど、二か所目は、無理そう。みなさん、サンダルに履き替えてました。サンダルを持ってこなかった私。裸足で渡る事に。結構、流れも早いし、滑るし・水が冷たいし怖かったです。裸足は、おすすめしません。
川を渡ってからの急登もかなりの物でした。もう、無言。GPSを見てため息(笑)まだ、半分以上ある…。大体の目標時間を聞いて頑張る!コケ平に出たら景色が一遍しました。いつの間にか雲の上。最高の眺め。黄色いお花ーと思ったらキスゲさんでは、ない…。やっぱりキスゲさんは、終わっちゃってました。が、違うお花がたくさん咲いていてそれはそれで感動的な景色です。コケ平から和賀岳の登山道は、獣道みたいな道を進みます。登ってくる方が少ないのでなんだか、山を独り占めできてる気分でもりもり山頂を目指します。
山頂。トウゲブキが満開。トンボがたくさん飛んでました。この夏の山の感じが好きです。360°の眺め地元の方にお山をレクチャーして頂きました。角度が違うとお山が全然、分からない。この前、登った秋田駒や早池峰。去年、登った焼石なども見えました。鳥海山は、雲に覆われて見えなかった。残念。
下りに地元の方にお話を聞いたら、ここは、岩手山登るよりツライよ!との事でした。あーやっぱりー!!そんな言葉を聞いたらどっと疲れが出ました(笑)今年1シビレタ山歩きになりました。大変だったけど、急登だったり渡渉したり稜線歩いたりかなりボリュームがあって楽しめたコースでした。
自分では、なかなか行けないお山に連れて行ってくれるSさんに感謝です。ありがとうございました。運転、お疲れさまでした。来年、ニッコウキスゲのリベンジしたいけど無理かな?
「今度の週末、山に行かない?」と誘われると即OK!してしまう自称日曜登山者。
二週間前の山行中止のスライドで原生の和賀山塊の盟主、和賀岳に行って来ました。
今までに経験した事がないくらいの辛い山行が予想されていましたので、「まだ、山頂から稜線にニッコウキスゲが咲いていると思うよ、咲いていたら綺麗だよ!」と甘い言葉で説得して行く事にしました。
さて、この時期に和賀岳を実際に山行するにあたり日曜登山者が無事に登頂するためにはマネジーメントが必要と感じ、問題に対策を立てました。
問題1 暑さと急登 熱中症対策
最低でも1hに1回は休憩をとり栄養と水分補給をする。(呼吸が乱れるようであれば適宜休憩する)休む技術とした。そのため、登り5h、下り4hを目安時間して余裕ある時間管理にした。
問題2 和賀川の渡渉
装備にゲーター。(短所:水嵩によっては水の侵入を許すし脚が短く見える)
さらに新兵器「サランラップ」により浸水防止してモチベーションの維持。
問題3 虫対策
装備に虫よけスプレー。虫よけによるモチベーションの維持。
とりわけ、問題1に重点を置き和賀岳に挑みました。
結果として和賀岳に登頂でき、無事に下山する事ができました。
青空が広がってくれたので山頂では最高の展望となり大満足でした。また、深い深い緑の濃淡が原生の森を堪能させてくれました。
ただ残念な事はニッコウキスゲは一輪も咲いていませんでした。(ショック大)
下山途中に長靴を履いたおじさんと会い、話しながら下山する事になりました。川の渡渉に一番良いのは「家庭のゴミ袋を二重にする事」(手軽で早い)と教えて戴きました。とても楽しい一時を過ごす事ができました。
登山口に着く頃におじさんの肩に「自然保護指導員」の腕章が・・・。
長靴のおじさん呼ばわりしてすみませんでした。
対策の反省
実際はどうだったかというと・・・やはり想像以上に辛い山行でした。
問題1 ほぼ計画通りだったのですが、帰路の登り返しで左足が攣りそうになり庇いながらの下山となり、連れに後れをとってしまった。
問題2 帰路で新兵器の投入、サランラップの効果絶大で水の侵入ゼロでした。裾がやや沁みたが、圧迫固定のように巻くと問題解消でしょう。
問題3 虫よけスプレーを塗布した効果か山行中虫刺さされ無し。しかし下山後、着替え中に虫刺されたー油断禁物。
今回の私たちの山行は幸運でした。湯田IC降りた時は霧雨で、山行中止も視野に入れていました。曇空の下、スタートしましたが、午前中の気温がそれほど高くならなかった事に加え、コケ平に到着間近で青空が広がり周辺の山々が一望できたのは全てにおいて自然が味方してくれたと感謝しています。
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