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記録ID: 121688
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ハイキング
奥多摩・高尾

大菩薩嶺(小菅ルート)

2011年07月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:30
距離
17.9km
登り
1,513m
下り
1,507m

コースタイム

7:20白糸の滝P-7:45吊り橋-8:15林道-8:20大菩薩登山口-9:20/45休憩-10:33フルコンバ-11:17大菩薩峠-11:30親不知ノ頭-12:00雷岩-12:08大菩薩嶺-12:40/13:30親不知ノ頭(昼メシ)-13:45大菩薩峠-14:00熊沢山-14:10石丸山-15:00/15(休憩)-15:22分岐-16:00林道終点-16:25沢筋分岐-16:50白糸の滝P-
天候 曇り時々晴れ 14:00頃から雷
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白糸の滝Pに停めました。
コース状況/
危険箇所等
林道大菩薩峠線は白糸の滝駐車場の先で通行止め。
歩行者も白糸の滝入り口までしか通れません。
白糸の滝駐車場のトイレは使用不可。
今日通らせていただいた迂回ルートは7/14現在工事中。よって通行は危険。
おはようございます。
2011年07月13日 17:11撮影 by  FE3010,X895 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 17:11
おはようございます。
残念ですが、これでは
2011年07月13日 17:30撮影 by  FE3010,X895 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 17:30
残念ですが、これでは
仕方がありません。
2011年07月13日 17:38撮影 by  FE3010,X895 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 17:38
仕方がありません。
こちらから、
いってきまーす。
いってきまーす。
急坂はありません、徐々に高度を上げていきます。
急坂はありません、徐々に高度を上げていきます。
フルコンバ。やっと開けた処に出ました。
フルコンバ。やっと開けた処に出ました。
ん、突然目の前に建物が現れましたよ。
ん、突然目の前に建物が現れましたよ。
大菩薩峠でした。
大菩薩峠でした。
さぁ、行きましょう。
さぁ、行きましょう。
振り返れば、牛ノ寝方面は雲の中。
振り返れば、牛ノ寝方面は雲の中。
足取りも軽くなる景色ですね。
足取りも軽くなる景色ですね。
賽の河原。
シモツケソウに見えますが。
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シモツケソウに見えますが。
サラサドウダン。
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サラサドウダン。
雷岩から。
雲の上だと実感します。
雷岩から。
雲の上だと実感します。
大菩薩嶺。にぎやかです。
大菩薩嶺。にぎやかです。
下りも楽し。
タ〜ラコ。イタダキマース。
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タ〜ラコ。イタダキマース。
介山荘のメニュー。
介山荘のメニュー。
石丸峠へ向かいます。景色が一変、ワイルドな様相。
石丸峠へ向かいます。景色が一変、ワイルドな様相。
石丸峠。実は今日一番の景色。この辺りから雷鳴が聞こえてきました。
石丸峠。実は今日一番の景色。この辺りから雷鳴が聞こえてきました。
振り返ればMTBが気持よさそうに下ってきます。
振り返ればMTBが気持よさそうに下ってきます。
牛ノ寝通りへ向かいます。ゴロゴロ。
牛ノ寝通りへ向かいます。ゴロゴロ。
雷に追われて榧ノ尾山まで駆け下りました。
雷に追われて榧ノ尾山まで駆け下りました。
雷も治まったようです。
ユックリ下りましょう。
雷も治まったようです。
ユックリ下りましょう。
迷わずにココまで来れました、ホッ。
迷わずにココまで来れました、ホッ。
牛ノ寝登山口ではヤマホタルブクロがお出迎え。今日も無事でナニより。
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牛ノ寝登山口ではヤマホタルブクロがお出迎え。今日も無事でナニより。

感想

え〜っ、聞いてないよー。

一応、小菅村の観光協会のページとか諸々見たつもりだったけど。

見つけられなかった。

白糸の滝入り口から先は土砂崩れの為に車両も人も通行止め。

よって、大菩薩峠方面への登山口には行けません。

でも、来ちゃったし。

どおしようかなぁ、土砂崩れの現場で上を見上げたら真新しいピンクのリボンがヒ

ラヒラ。

「おいでよ」と呼んでるようにも思えるが、いくらなんでもココを高捲きするのは

ヤバい気がする。

追分経由のピストンでは時間がかかりすぎるし、牛ノ寝通りを歩いてみたいしなぁ。

駐車場に戻る途中で足元に吊り橋が見えました。おそらく水源巡視路への取付きで

しょう。

橋を渡ってすぐに行き止まりということはないでしょうが、道がこちらの望む方向

に伸びているのかは行ってみなければわかりません。

というわけで行ってみましたよ。橋を渡り道なりに進めば真新しいピンクのリボ

ン。崩落箇所にあったのと同じ物のようです。

道は小菅川の右岸を上流に向かってに伸びていました。ヨシヨシ。

しばらく辿って先が見えなければ戻ってきましょう。

鹿避けのネットの外側を足元にも張られたネットが足に絡みつくのを払いながら進

めば、道は川床へ下るようになりました。

そしてそこにはなにやら工事をする人たちの姿がありました。

聞けば、崩落箇所の迂回ルートを作っているとのこと。

そして、架けたばかりの木橋を渡れば林道に出られるよとのありがたいお言葉。

何という幸運。

作業を中断して快く通らせていただいた事に感謝致します。ありがとうございまし

た。

工事はまだ完了しておりません。開通の折には何らかの告知があるかと思われま

す。

運良く林道に復帰出来て、赤沢の登山口からスタート。

急登もなく、整備された道を徐々に高度を上げて行きます。開けたところもなく単

調な感じが続きます。

フルコンバでやっと開けた処に出たと思ったら、20分程で突然正面に「介山荘」が

現れます。大菩薩峠に着いたようです。

いきなりの観光地風の別世界に戸惑いながらも、行く先の景色を見れば気分は盛り

上がります。

親不知の頭、賽の河原、神部岩、雷岩を過ぎ、樹林の中に入れば大菩薩嶺のピーク

がありました。展望はありませんがにぎやかな集団がありましたので早々に退散。

足元から湧き上がる雲が流れていくのを見ながら、下りを楽しみます。

ちなみに「賽の河原」というのは、親に先立って死んだ子供の霊が行くとされる冥

土にある河原で、ここで子供が石を積んで塔をつくろうとすると、鬼がそれを崩し

て子供を責めるが、最後は地蔵菩薩により救われるという場所です。地蔵信仰によ

るお話です。

想像ですが、多数のケルンがある風景から「賽の河原」を連想したのではないでし

ょうか。

そんな事を考えながら親不知の頭でランチとしました。

大菩薩峠に着いた頃から雲行きが怪しかったので、早めに下ろうと思っていました

が、時折見せる晴れ間に油断してのんびりしました。

下山は、石丸峠から牛ノ寝通りを榧ノ尾山まで行き、その先で牛ノ寝通りを分かれ

て林道終点に出る予定です。

介山荘を過ぎ、石丸峠へ向かいます。樹相が変わり雰囲気が一変しました。奥秩父

のような荒々しい感じです。

熊沢山を巻いているころからラジオにノイズが入るようになりました。

雷ですね。

石丸峠への下りは開けていて隠れる場所がありません。絶好のコーヒーポイントな

のですが、駆け下ります。

牛ノ寝通りへ入ると雷鳴は大きくなり、近づいて来たことがわかります。

美しい自然林の中を、越を低くしてのトレラン状態。もったいないけど仕方があり

ません。

私は、雷はモミの木に落ちやすいと思い込んでいますので、モミの木を見るたび

に、ハラハラ感が増して来てスピードが上がります。

小一時間程も続いたでしょうか、榧ノ尾山に着いた頃にはすっかり治まり、幸いに

も雷鳴だけで雨は降りませんでした。ヤレヤレ。

しばし休憩をして、榧ノ尾山を5分ほど下ったところから林道終点に伸びる道に入り

ます。

この道を捕まえられれば、一安心。

廃ワサビ田を過ぎ小菅川に近づくと見事なシオジの森がありました。立ちが高いで

すね。しばし見とれ、そして沢水を頭からかぶりました。

朝はどうなることかと気を揉みましたが、終わってみれば楽しい山行でした。

今日も無事でナニより。















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コメント

こんにちは。
deresuke3さん(最後の3で「さん」ですか?)こんにちは。

 小菅の道の通行止めは事前に調べても良く判らないですね。上の方には関係ないところまで、通行止めの表示が有るんですけれど....。もう少し情報発信をお願いしたいところです。私は、一応知ってはいたので迂回して登りました。確かにここまで崩れていては通れませんね。迂回路工事中との情報ありがとうございます。迂回でも行けるようになったら、大菩薩峠登山口にも行ってみます。

7/20:追記
 小菅村の観光案内に通行止めが出てました。修復まで数年かかる見込みだそうです。あれまよ。
2011/7/20 2:15
数年ですか!
 a_tomさん、こんにちは。

 迂回しているときに小菅川の対岸から崩落現場が見えましたが、確かに大規模な崩落でした。
この時は一瞬でも高捲きを考えたことを恐ろしく思いましたよ。

 予定では林道終点まで車で行って、楽しちゃおうと企んでいたんですが、シッカリ歩かされました。

 迂回路の工事はそう永くは掛からないだろうという印象でしたが、開通の折には告知があることを期待しています。
2011/7/20 22:24
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