記録ID: 121721
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無雪期ピークハント/縦走
近畿
大通峠~三室山~C.1110m 天空回廊と峠道の宍粟市境界を歩く 第30回 (兵庫県宍粟市)
2011年07月14日(木) [日帰り]



- GPS
- 12:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 542m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
7:40大通峠⇒ 10:50三室山11:40⇒ 14:40 C.1110m⇒ 19:40波賀町原集落
■市境間 歩行距離 6.6Km ・所要時間 7時間 ・総上昇量 508m
◆全行程 歩行距離 20.6Km ・所要時間 12時間 ・総上昇量 599m
■市境間 歩行距離 6.6Km ・所要時間 7時間 ・総上昇量 508m
◆全行程 歩行距離 20.6Km ・所要時間 12時間 ・総上昇量 599m
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・R429で千種町室に入り、県道72を北上して三室高原を目指す。 ・帰路はR29の波賀町原で仲間に迎車を依頼。 ★登山口駐車場 ・三室高原入口から左の林道大通線を上がり切ると3台程の駐車スペースがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【索引】 ・宍粟市境界の大通峠~三室山~C.1110m『天空回廊と交流の峠道』(第30回)を歩く。 【コース状況】 7:40【大通峠:開始点】 大通峠から法面を強引に登り境界に乗ると、国有林標石があり森林管理路のような明瞭な山道が続く。 8:00【1111mPK】 あっけなく1111mPKに着く。 8:45【1132mPK】 たいした藪もなく、尾根からの展望を楽しみながら1132mPKを通過。 9:15【1145mPK】 次第に藪が濃くなるが、目に着いた「ブナの巨木」に立ち寄り、ルートを修正しながら1145mPKに着く。 山頂へのルートを確認ながら平坦な尾根のネマガリ竹の藪を漕いで進む。 山頂に近付くと、いよいよ手強い密生した濃い籔になり、倒れて被さったネマガリ竹を捌き格闘しながら先行する。 10:50【三室山】 やがて藪が腰のあたりになり、三室山の山頂に飛び出る。 藪から解放され、灌木の日陰に座り込み、仲間とニコニコ顔で弁当を開く。 11:40【延伸】 昼食休憩を終え、今日の予定の市境界踏査行程は達成したが、時間も早いので先へ進むことにする。 北の尾根に踏み込むと、すぐに凄まじい籔になる。 しばらく下るとネマガリ竹の勢いが弱まり歩きやすくなる。 13:00【1200mPK】 下りのルート修正で、かなり疲れて1200mPKに着く。 ここまで距離にして600m進むのに、1時間20分も掛かっている。 14:40【C.1110m:終了点】 さらに手強い籔の境界を進み、CL1110mの灌木に囲まれた平坦地に出て、今回の市境界踏査の終了点にする。 一息入れて植林帯に入り、藪尾根の急坂を下る。 15:40【作業道出合】 沢に出て、地形図の作業道を探すが、なかなか見つからない。 山腹を攀じ登ると痕跡程度の作業道があった。 16:50【十字分岐】 荒れて危険な廃道を辿り、林道の十字分岐に出て舗装された赤西林道を下る。 17:25【崩落現場】 林道上部の斜面が崩落して土砂に埋まった現場を急いで通過。 17:50【通行止ゲート】 通行止めゲートのある橋を渡る。 19:40【原集落】 赤西渓谷沿いの14kmほどの林道歩きを終え、原集落のR29号線沿いの駐車地で仲間の車に乗り込み終了。 【トイレ・水場】 ・道の駅「はが」が利用できます。 ・赤西渓谷沿いの施設にトイレがあります。 【近隣観光スポット】 ・原不動滝・原観光リンゴ園 ・赤西渓谷 【温泉施設】 ・波賀不動公園「楓香荘」天然温泉¥600 |
写真
感想
【感想・コメント】
・猛暑の絶望的な手強い籔を終始先行しながらの格闘に疲れ果てました。
・長い林道歩きも足に応え、美しい赤西渓谷を楽しむ余裕はありませんでした。
【見所】
・境界尾根からの大展望や、たまに藪から解放された時の庭園のような光景。
・山中の巨木
【ルートの特徴】
①大通峠から山上池あたりまでは、ケモノ道のような明瞭な山道が通じており、快適に歩けます。
②標石を過ぎると藪に突入する回数が増えてきますが、ネマガリ竹の半数が枯れて勢いが弱く、難なく突破できます。
③三室山直下の標高1200mあたりから、積雪時の雪荷重で絡み合い斜めになって密生したネマガリ竹との格闘が始まります。
④三室山からの北尾根の下りも、時折、激しい籔漕ぎを強いられます。
⑤終了点からの下山は、植林の急な籔尾根を下り、沢に出て廃道になった作業道を探して取付き、赤西渓谷に沿った林道を延々下ります。
【核心部・危険個所】
・下りの倒れたネマガリ竹の密生した籔では、横移動でのルート修正が、ほぼ不可能なので、一旦尾根に登り返して方向を修正する必要があります。
【植生・動物】
・熊や鹿の多い山域です。
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