至仏山から尾瀬ヶ原を見る This is OZE!
- GPS
- 07:44
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 836m
- 下り
- 825m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:48
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
2日目
テントを木道脇に建てたためか、四時台に目覚めました。ならば、サッサと出発しましょう。
尾瀬が原に出ると湿原が見渡せます。目指す至仏は雲の中。燧も同じくだから、天気予報を信じて進むほかはありません。
それにしても、人が少ない気がします。ハイシーズンではないとしてもその直前なのだからもう少し、いやかなり混雑するとばかり思っていました。この日、わかったのは、今現在人が大勢いるのは、山の鼻周辺までということです。
湿原を突っ切る間に、至仏が見えました。なんとかついています。至仏に登る人は大勢います。幸いなことに、山の鼻からは登りオンリーなので(一方通行)すれ違いはありません。最初は遅いオバちゃんにイラっときたのに、間も無く私も遅いおじちゃんに変身していました。(笑)
モンベルのカッコイイ赤パンツをはいたおじさんが後ろを向いて写真を撮っていました。振り返ると、尾瀬の湿原を見下ろしていました。それから何度も何度も後ろを見るようになりました。するとこれこそ尾瀬という景色が現れてきました。【大湿原に燧】『あー、来て良かった』『これでもう思い残すことはない』悪名高い?蛇紋岩の急登も最後までえらかったのですが、これでもう満足いく山旅となりました。
もう一つ良いことがありました。昨日ほとんど通じなかったスマホが余裕で通じるようになったことです。昨日は。小屋の電話で100円払って10秒ほどしか話せもせんでした。今日はLineで話したい放題です。また、『イマココ』というソフトで私の山行を追跡できたようで、『至仏登頂おめでとう』と、私からの登頂報告前にメッセージが届いたのにはビックリしました。
鳩待峠までの降りは、思ったよりきつかったのですが、新潟から来ていた女性とお話ししたり、古希を迎えられたお父さんをサポートして登られている方と話したり、昨日ほとんど会話らしい会話をしてない私には楽しいものとなりました。
鳩待峠には、物質文明が溢れていました。一番の誘惑はマグロ丼!すごく迷った末にやめました。くだらないかもしれませんが、ここでマグロ丼を食べたら、テント泊したことが意味なくなるような気がしてしまったからです。
アホなこだわりに心乱れながらも、山の鼻にもどりました。ここでまた福島高校一隊に追いつきました。出発からずっと一緒です。かれらもまた見晴にテントを張っているため、今日は全く同じ行程を同じスピードで歩いてます。厳密には彼らの方が早く、20名が休める場所で長い休憩をとります。高校生と同タイムであるけりゃ満足せねばなりません。
帰りも、尾瀬ヶ原を突っ切ったわけですが、行きと違って、ヒツジグサが咲いていたのがうれしかったです。そういえば羊の刻に咲く花でしたね。忘れていました。
見晴に帰り、天気を確認しました。明日の
午後3時から雨の予報です。予定では燧ケ岳登山でしたが、家に帰ろう。燧ケ岳はすでに登頂済みです。でも帰るだけだったら鳩待から入って、至仏を登る日帰りコースで事足りた事になります。それは悔しいので尾瀬沼経由で帰りましょう。
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