北八甲田

2011年07月17日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.0km
• 登り: 843m
• 下り: 849m

コースタイム

05:25 酸ヶ湯温泉・駐車場着(無料)
05:30 登山口
06:30 仙人岱
07:17 大岳山頂
07:37 大岳避難小屋前
07:52 井戸岳山頂 (10分休憩)
08:03 赤倉岳(神社前)
08:31 田茂萢岳/毛無岱分岐
08:55 毛無岱
09:22 下毛無岱 (15分休憩)
09:55 酸ヶ湯温泉

天候

曇り(山頂:濃霧/強風)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青森市内から車で約40分

コース状況／危険箇所等

今回のルートは整備された北八甲田お決まりのメインコースのため、標識に従って山道を進む限りこの時期のコースは問題ない。短時間で様々なバリエーションの山を楽しむことができるのもこの山の特徴だと思う。
また昨年のガス発生事故により立入禁止区域が敷かれている。
本日の山道は所々泥濘状態ですべりやすく、場所により藪で歩行が厳しい場所がいくつかある。山頂は天候が変わりやすく山頂が雲に覆われている時は本日のように状況になるため要注意だ。
また今回、多くの団体、パーティはこのルートを私とは逆方向に進んでおられました。最初に毛無岱の湿地帯の自然を楽しむのもいいかもしれませんね。

写真

7/17 4:59

AM5:00。途中、萱野高原(萱野茶屋)から見る八甲田。山頂が雲に覆われている

7/17 5:28

酸ヶ湯温泉到着。標高890m。やはり後方の峰々が雲に覆われて見えない。

7/17 5:31

酸ヶ湯温泉の直ぐ裏の八甲田神社?を素通りして
登山口ヘ向かう。

7/17 5:33

登山口。まるでトトロの森への入口のようだ。

7/17 5:35

昨年この付近でガス発生により死亡事故が発生した為、各所に立入禁止の表示板がある。登山道を外れないことだ。

7/17 5:56

山道から後ろを振り返る。

7/17 5:59

山道から南側、南八甲田連峰を見る。

7/17 6:01

山道はやがて岩の道となる。

7/17 6:15

今来た道を振り返る。

7/17 6:18

地獄湯ノ沢のガレ場
イオウ臭い...

7/17 6:21

前方を見上げる。

7/17 6:21

振り返る。雲が立ち込めてきた。

7/17 6:34

仙人岱へ到着。前方が見えない。

7/17 6:36

幻想的ですばらしい。でもちょっと不安だ。

7/17 6:40

仙人岱の山道から脇に少し入ったところに避難小屋がある。でも閉鎖中だ。

7/17 6:43

仙人岱の水場

7/17 6:44

なるほど。仙人岱の由来。

7/17 6:50

残雪が見える。

7/17 7:00

青森トドマツの説明。

7/17 7:00

これが青森トドマツ。
確かに他所では見られない樹だ。

7/17 7:02

大岳山頂へ

7/17 7:05

ホワイトアウト状態。
しかも突風!

7/17 7:10

山腹の鏡沼。山椒魚が棲む。霧で見えない。

7/17 7:12

大岳山頂へ

7/17 7:16

天国への階段?

7/17 7:18

大岳山頂到着。
私にとっては35年振りの登頂だ。

7/17 7:17

360°の絶景?、運よければ岩手山や鳥海山、北海道まで見えたはずだ。

7/17 7:17

北八甲田最高峰の大岳

7/17 7:22

次へ進む。

7/17 7:34

北側の万年雪

7/17 7:37

コース分岐を井戸岳、赤倉岳方面へ向かう

7/17 7:37

分岐にある大岳避難小屋

7/17 7:46

井戸岳へ
かなりの突風で息が苦しい。体も押される。

7/17 7:47

雲が筋になって地を這い流れて行く。

7/17 7:47

天然ドライアイスの風が気持ちいい。

7/17 7:52

井戸岳到着

7/17 7:55

霧の山頂でしばし休憩。

7/17 7:56

ここから藪道を下山

7/17 8:00

岩高蘭(ガンコウラン)とのこと。
花でなく樹の一種

7/17 8:02

赤倉岳へ到着

7/17 8:04

赤倉神社の祠

7/17 8:12

赤倉岳について

7/17 8:13

赤倉断崖は見えず残念。

7/17 8:30

ロープウエイ駅のある田茂萢方面へ向かう

7/17 8:31

分岐を毛無岱へ下山する。
藪と泥の道の中を下る(20分?)。泥濘で滑りまくり。

7/17 9:02

やがて上毛無岱へ到着。

7/17 9:05

湿地帯の中に休憩場が2箇所ある。

7/17 9:13

一面に花が!

7/17 9:13

幻想風景が続く。

7/17 9:17

涼しくてきもちいい〜!。

7/17 9:20

下界に下毛無岱が見えてくる

7/17 9:22

ここまで来ると
前半の嵐がうそのようだ

7/17 9:23

八甲田は様々な自然が楽しめて退屈しない。

7/17 9:25

どこまでも続く。

7/17 9:25

後ろを振り返る。

7/17 9:28

途中、山頂へ向かう大勢のパーティとすれ違い、道譲りの為、待たされた。

7/17 9:52

酸ヶ湯温泉が見えてきた。

7/17 9:57

酸ヶ湯温泉着。わずか4時間30分の登山終了。

7/17 11:09

今降りてきた方面を振り返る。

7/17 10:51

酸ヶ湯温泉内へ入館

7/17 10:54

混浴の千人風呂へ入湯!

7/17 10:59

風呂あがりに酸ヶ湯そば?(=雲谷そば=津軽そば)を食す。これは\750の山菜そばだ。根曲り筍が入ってます。しょっぱい味つけがなつかしい。

7/17 11:28

帰りに萱野高原から八甲田を再度振り返る。
山頂はまだ雲の中。下界は晴天。

撮影機器：

DMC-FH5 Panasonic

感想

kasai

今回、3連休で帰省し八甲田へ登った。中学の遠足以来なので35年振りだ。
地元で、わざわざこの山に登ろうとする人間は少ないと思う。
実は、身内に八甲田に登ることを話したら笑われました。今はロープウェイを使えば軽装でも山頂まで行けるからで、登山するという程のイメージではないからだ。
しかしながら、私にとっては毎日見ながら育った山。
この山の素晴らしさは、離れてみて改めてわかるような気がする。帰省したら登ろうとずっと考えていたのだ。

ところで青森県には県最高峰の岩木山と話題の白神山地もあるが、白神山地は世界遺産になるまで私などは聞いたこともなかった秋田県寄りの山で親近感が全くない。
岩木山は青森市からは遠く西側に聳える山で天候が良くなければ殆ど姿を現さない神秘の山だ。
だから青森市民にとっては、南側一面に聳える八甲田がホームベースのはずであり、ここしかないのだ。
今回は、北側のメジャーコースを歩きましたが、八甲田連峰には、南八甲田などのルートもあり広域に楽しめる。またいつの日かここで山行を計画してみようと思う。

コメント

イグルスキー米山

ふるさとの山
kasai さんこんにちは
山に登らない地元の人は自分の近所の山をしらないものです。一度外に出ると、良さがわかると思います。
仙人岱避難小屋は、閉鎖していません。ボランティアの人たちがみんなできれいに掃除して使っていますよ。次回はお寄りください。古くて、味のある小屋です。

足速いですね。

kasai

ふるさとの山．．．ですね。
yoneyamaさん、こんにちは
おっしゃる通りだと思います。私も若い頃は八甲田に登ってみようなんて思ってもみませんでしたから。
この日の早朝はとにかく天候が悪くゆっくりできませんでした。山頂でお茶したかったんですが、またいつかリベンジしたいと思います。山の神のよそ者に対する洗礼でしょね。
仙人岱避難小屋はそのようですね、いい加減なことを書くとバレテしまいますね。
地元ヤマレコの皆さんのコースはいつも見て勉強させて頂いております。本に載っていないルートをまた教えてください。次回参考にさせて頂きます。