甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根は噂どおり、しんどかった。。。
- GPS
- 29:19
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 2,388m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:50
天候 | 1日目 小雨-曇&ガス 2日目 曇&ガス-雨&ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートはしっかりしています。 梯子、鎖等ありますが、怖さを感じる場所はあまりないと思います。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
コップ
テント一式
テントマット
ペグ
シェラフ♯3
ガスヘッド
ガスカートリッジ
ヘッドライト・予備電池
ランタン
コンロ台
四角コッフェル
浄水器
雨具上下
地図
コンパス
GPSアンビット
非常食行動食
ナイフ
マッチ蝋燭
防寒着ダウン
iPhone
予備バッテリー・コード
行動水
帽子
手ぬぐい
手袋
薬関係
日焼け止め
虫薬
顔ガードネット
非常用セット
サングラス
ウォーターバッグ
予備服
ゲイター
ビニール袋
予備手袋
メモ・筆記用具
ストック
ハイドレーション
ロールペーパー
除菌シート
デジカメ
温泉道具
スリング
緊急連絡カード
カラビナ
ヘリココ
|
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感想
リベンジで甲斐駒に行ってきました。
昨年、北沢峠から甲斐駒ケ岳に行こうとし山頂まであと少しの処で
メチャ晴れてるのに凄い強風より途中断念。
それから早めに甲斐駒ケ岳に登りたいと思っていたのですが、
どうせ登るなら、なかなか厳しいルートだと噂に聞く黒戸尾根から行ってみようと
行ってきました!
噂通り本当にしんどいルートでした。。。疲れた〜(笑)
なんどか渋滞がありましたが早く広島を出発できたので夕方に現地着。
駐車場にはたくさんの観光客、外人の人もたくさんいて少しビックリ、
近くにキャンプ場もあってそこでバーベキューをしてたらしい。
特にすることもないのでビール飲みながらボケ〜と過ごし車中泊。
いつものようの興奮しているのかあまり寝れず。。。
2時半に起床。食欲はないが無理矢理おむすびを食べていると
3時ちょうどに単独の登山者の方が登山口に向かって行った。
この時間に出る方が自分だけでないので少し安心。
小雨の降る暗闇を3時20分に出発。
暗闇歩きは嫌いではないが初めてのルートなので慎重に進む。
ルートも踏み跡もハッキリしていて小さなヘッデンでもあまり不安はない。
小雨は降っているが深い樹林帯なので殆ど雨は当たらない。
黙々と歩いていると、前方のヘッデンの光が!先に出発した方のようだ!
どうせなら追い越して先頭には立ちたくないなあと思っていたのですが
追いついてしまい暗闇でお互い顔は見えないけど挨拶して先にいく。
私と同じくテント泊ということ。またテン場で会うだろうなあとー
思いながら黙々と進む。
ようやく明るくなってきてヘッデンも外す。雨もあがりテンションもあがる。
三大急登と言っても、そうでもないなあ〜と普通じゃん!と思いながら登って行く。
この頃までは余裕でした。。。まだまだ前半でした。。。
楽しみにしていた刃渡りに到着。
ストックが邪魔かなと思いザックを降ろし片付けていると、2人の単独の方が登ってきた。先頭の方は凄いスピードでそのまま登って行った。
二人目の若者と少し話しながら一緒に登るがペースが全然合わないので、すぐに先に行ってもらう。
楽しみにしていた刃渡りはガスのせいなのか、そんなものなのか短いし全然、面白くなかった。せっかくしまったストックもすぐに出す。
黒戸山への登りぐらいから疲労が始まってくる。
黒戸山から下っていき小屋跡へ到着。こんな小さなスペースに小屋が本当にあったのかなあ〜というぐらいの場所である。
帰広後、調べて見ると立派な小屋で、小屋の主人は有名な方だったらしい。
ここから少し下るとパワースポットのような場所があり直ぐにハシゴと鎖が続きます。短い休憩を繰り返しながら進みますが中々、七丈小屋に着かない。何度もあとどのくらいかな〜と思いGPSを確認してしまう。
そして、何度も梯子やら鎖を越えて行くと漸く漸く七丈小屋に到着。
小さな小屋で発電機の音もしないし、落ち着いたのんびりした雰囲気。
テン場の申込みをして休んでいたご夫婦と少しお話。テン場が一杯だったらどうしようと思いながら来たのですが、ご夫婦の方がテン場、誰もいなかったよ〜と教えてくれた。安心しながらテン場に向かい最高の場所に張らせていただき小休憩。
ここからが、本当に疲れました。。。
七丈小屋に着いて、ここからは荷物が軽いから余裕だろうという気持ちの乱れからか足が思うように進むない。少し歩いては少し止まる。
岩場ありハシゴあり鎖あり山頂まで少しだろうと思っていたのですが、
なかなか着かない。。。ほぼ基準タイムで漸く到着。
山頂はガスガス、なにも見えず。。。疲れもとれず。。。
登山靴を脱いでしばらく休憩。
唯一の癒しは2羽の雷鳥に出逢えた事ぐらいで下山開始。
ここからはオリタラビールオリタラビールと思いながら下っていく。
14時頃、テン場に到着、そのままテントによらず小屋でビールを買いに。。。
一本は小屋の前ですぐに呑みながら山小屋の方やトレランの方とお話。
一本は大切にテン場へ。
テン場には早朝真っ暗の登山道で出会った単独の方がおられて、お互いに疲れたね〜と盛り上がっていると小さなザックの男前の白人と登山者がやってきた。
なんと食料も持ってないし、テントもなく寝袋とカバーだけで寝るらしい!
本人は今までもそれが当たり前で平気らしい。
しかも、早朝出会いの方は少し英語が喋れて3人で意気投合。
僕は話せませんが。。。
3人で、酒を呑みご飯を食べ楽しい夜になりました。夜遅く雨が降って来ましたが
白人のトーマスは平気で寝てました。恐るべき強者です。
早朝に、それぞれ別行動。私は下山。2人は山頂へ。固い握手をしお別れ。
帰りは途中から雨が降って来たり足の裏が痛くなってきたり、なかなかしんどかったですが、あまり休憩もとらず、なんとか4時間かからず下山完了。
すぐに温泉に車を走らせ、漸く一息つきました。
まだまだ体力不足を感じた山行でした。もうこれ以上の軽量化は現状の装備では難しいし、もっと早く歩けるようになりたいと思った山行になりました。
しかし、黒戸尾根しんどかったなー。
また、私も最初は北沢峠からでした 山頂には立てましたがガスガスでした 好き山🏔上位に甲斐駒2度目は黒戸からと決意しましたがまぁ大変でした なつかしいです
拙いコメントさせていただきました🤣
コメントありがとうございます!黒戸尾根本当に疲れましたねえー。一度もガスが晴れる事もなく、修行のような山行だったから、余計に疲れたのかもしれませんが、早く行程を終わらせたい一心でした。なのに家に帰るともう次の山に行きたい。不思議てますよね(笑)なんとか甲斐駒ケ岳には登ることができましたが、景色を見る事ができなかったので結局、また行くと思います!今度は何処から登ろうかなー
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