皇海山 〜林道との戦い〜
- GPS
- 05:29
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,011m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
久しぶりにこの方面に行きましたが、道路がきれいに整備されており、沼田市街地から30分かからずにつきました。 栗沢川林道 行きは追貝側から、帰りは利根側の林道を走りました。 追貝側の入り口は住宅街に入っていくような道なので若干の不安を感じますが、皇海山への案内板が随所に出ています。 追貝側からの道の序盤は舗装されている個所が多いです。おおむね10km程度走った後はボコボコの未舗装路。道は細く、落石あり、大きな窪みありで車を壊さないように注意が必要です 利根川の道は舗装部分は全くありません。ボコボコさ加減は大きく変わらないと思います。 距離的には、利根側の方が長いようです。 追貝側から登山口までは1時間ほど、登山口から利根側入り口までは1時間30分ほどかかりました。 どちらから行っても相当な悪路です。できれば車高の高い車で行くことをお勧めします。 行ったときはタクシーで来ている方もいらっしゃいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口】 橋の両側に車を止められるスペースがあります。トイレは追貝側の駐車スペースに設置されています。登山口は利根側にあります。トイレがある方に登山口があると思ってしまいがちなので注意しましょう。実際、私もトレイの裏側などを探してしまいました。 【登山口〜中間点】 登山口から中間点までは沢沿いを歩き、渡渉を何度も繰り返しますが、ピンクリボンがはっきり見えるので道間違いはなかろうと思います。 渡渉も大したことありませんが、増水時には困りそうなところがあったような・・・ 【中間点〜二俣(道標あり)】 中間点の少し上からは沢の中を歩きます。 沢筋に入ってからは、二股が2回ほど出てきます。このあたりはテープを見失いがちですし、沢だけに踏み跡もよく分からず、分岐を間違えることがありそうです。 特に道標のある二俣(最初の二俣)は間違いやすいポイントのようです。この道標地点を右側の沢に登るのが正解なのですが、道標の指し示す方向が中途半端なうえ、道標自体が左側の沢に寄っているので、左側の沢に入ってしまいようです。私も左側を覗きに行きましたし、帰りにすれ違った方々も左側に入っていってしまったとのことです。 【二俣(道標)〜不動沢のコル】 沢の遡上となりますが、水は少なめなので靴が浸かることなく登れると思います。当然のことながら雨の翌日などは水量が多くなるでしょうから注意してください。 沢を離れてから不動沢のコルまで急登となります。道がかなり荒れているのでスリップに注意。 【不動沢のコル〜皇海山山頂】 標高差で200m近く登ります。道中は斜度もそこそこあるガレ場もあります。ほぼ樹林帯の中を歩きます。視界が開けるといっても空が見えるくらいで、基本的に眺望はありません。 山頂は3m四方くらいのスペースがありますが、景色は全くありません。 【不動沢のコル〜鋸山山頂】 取り付きまで、小ピークを2つほど超えていきます。この区間は普通の登山道です。 取り付きからは、急に斜度が変わり四足歩行を強いられる箇所が増えます。登山道自体はきれいだと思いますが、岩とザレのミックスみたいな感じで滑りやすいところが多いように思います。 どこでもそうですが、登るのには気にならないのでしょうが、下山時には注意が必要です。 鋸山山頂からは皇海山や庚申山なども臨めます。 |
その他周辺情報 | 利根側の南郷温泉しゃくなげの湯に入りました。(\600) ここにバッジも売ってました。(\600) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
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感想
とうとう栗原川林道を走りました。
想像以上の悪路です。運転していて緊張のあまり口が渇いたのは初めてです。
行きは追貝側から入り、帰りは利根側に降りました。
追貝側から登山口までは約20km。所要時間は1時間ほどでした。
序盤は舗装路面があり、そこそこのスピードで走れます。舗装路面が終わってからはオフロードとなります。整地されたような走りやすい場所があるかと思えば、轍・落石・深い水溜りなど一歩間違ったら動けなくなりそうな路面があったりと、走行路面の状態がコロコロ変わる道路でした。
登山口から利根側へは24kmほどあり、ひたすらオフロード。こちらのほうが路面が良いと教えてもらったので走ったのですが、とにかくオフロード。ずっとボコボコの砂利道。深い轍に落石が延々と続き、車を壊さないようにと緊張を強いられる24km。スピードは10km程度のノロノロ運転しかできず、所要時間は1時間半でした。
追貝側に比べると道幅は広いです。
もう一度走るならどちらを使う?と聞かれたら、私は追貝側を走ると思います。
肝心の山ですが、序盤は沢沿いの雰囲気のいい山道を登ります。登山道もよく整備されているので道を間違えることもないでしょう。なんとなく歩いているうちに中間点に到着します。
中間点からは、いよいよ沢歩きが始まります。直前の天気によっても違うのでしょうが、お盆の最中は雨が多かったせいか、行った日はそこそこの水量がありました。この区間は素直に沢を遡るのですが、1箇所二股を右に折れる所があります。看板があるのですが、矢印の方向が若干紛らわしく、どちらに進むか迷いました。(帰りにすれ違った方は間違って直進してしまったそうです)
沢を離れて不動沢のコルまでの区間はザレた急登です。登山道も荒れていますので滑って転ばないように注意しながら進みましょう。
不動沢のコルから山頂までの区間も何気に斜度のある登りです。登山道はしっかりしているので迷ったりすることはないと思います。
いよいよ山頂は3m四方くらいのスペースでしょうか。全方位を木に囲まれており、噂どおり眺望はありません。
鋸山ですが、不動沢のコルから取り付きまで10分ほど、若干アップダウンのある登山道を歩きます。いよいよ取り付きからは一気に山頂まで上がる感じ。ロープも張ってある登山道なので、そんなに危険な感じはしませんが、斜度や岩場に不慣れな方には恐怖感がある登山道と思います。
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