日本海から乗鞍岳日帰り(STS)


- GPS
- --:--
- 距離
- 215km
- 登り
- 3,606m
- 下り
- 3,599m
コースタイム
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
感想
日本海から乗鞍岳日帰りは10年前から構想はあったものの、チャンスがなくて実行できずにいた。しかし、最近同じことをやった記録を発見したのと、グレートレースの再放送を見て触発されたこともあり、今回挑戦することにした。
準備期間がなくて準備に不安があったし、風邪気味で体調も低下気味で、天気ももう一つであったが、行ける日が限られているので行くしかない。
帰宅後慌てて準備して高速に乗って呉羽PAで仮眠。気圧の谷が夜通過するので遅めの出発で良いと判断し、2時起床で西富山ICで降りて岩瀬浜へ。自転車を組み立てて2:51出発。果たしてたどり着けるだろうか?
まずは富山駅を目指す。富山駅手前のコンビニに強引に入ろうとしたクルマにぶつけられそうになり、いきなり最大のピンチだった。年寄りの運転は怖い。クルマと信号の多いR41は避けて、富山空港沿いの道を南下する。走りやすくていい道だった。笹津駅前の県内最終コンビニで補給して登り始める。
今回一番懸念していたのはR41のトラックだった。このため赤色LEDを4個も装着し、ザックには反射ベストをつけて走った。おかげでみんな余裕をもってよけてくれた。
道の駅細入(標高220m)で小休止してトンネル・覆道区間へ突入。歩道のないトンネルは怖かった。やがて明るくなってきてR41からR471へ、そして神岡の道の駅(標高450m)で休憩。ここまで58辧△垢任坊觜夙茲譴討い襦コンビニで補給するも、クオカードが使えず小銭が乏しくなってきた。
R471はアップダウンもトラックも少なくて走りやすかった。しかし天気は一向に回復しない。予報ではだんだん晴れてくるはずだが、曇天が続く。気温は15℃。肌寒いがTシャツ、レーパンで走る。道の駅上宝(標高760m)は休憩室に暖房が入っていて心地よかった。
栃尾で右折し、いよいよ本格的な登りが始まる。新平湯温泉の急坂を登り、ヘアピンを抜けるとクマ牧場の12%の登りが始まる。インナーローでクリアして平湯温泉(標高1300m)へ。商店でポテチを買う。疲れた体に塩味がおいしい。この先補給ができないので飲料、食料を入手しておく。
平湯峠(標高1680m)への登りはきつかった。特に序盤と終盤は15%くらいあった。スカイラインのゲートはガスの中。入口でおじさんが口頭でアンケートを取っていた。ガスの中、黙々と登る。空腹を感じて夫婦松駐車場で小休止。ガスはいよいよ濃くなってきた。先に出発したロードバイクが私と同じペースで登るため、いいペースメーカーとなってくれた。延々と続く急坂に心が折れそうになったが、ひたすら我慢の登り。なかなかガスの上に出られない。標高2500mを超えたあたりでようやくガスの上に出た。一気に心も晴れ上がる。ここでスカイライン2回目の休憩。ヘアピンをいくつか抜けると桔梗が原に出て、剣ヶ峰とご対面。キター!最後の坂を登って畳平(標高2702m)に到着。112劼猟垢て擦里蠅世辰拭しばし達成感に浸る。
山モードに切り替えて出発。しかし足が重い。ヒルクライムのダメージが体に残っているようだ。肩の小屋を過ぎて、しんどくて思わず休憩。ポテチと塩飴で何とか回復するも、足取りは重い。
13:15、ついに山頂に到着。海から10時間24分もかかった。意外と達成感はなかった。山登りが短いからだろうか。期待していた北アルプスの展望もなく、山頂は団体さんがうるさかったので、早々に下山する。今からが長い。
下りの筋肉は温存されていたので軽やかに下ることができた。畳平で再び自転車モードになり14:30に下山開始。しかしすぐにガスに包まれ、さらに「はとバス」にブロックされて楽しくない下りが続く。その上霧雨まで振り出したため、止まってカッパを着込む。霧雨に打たれながら延々と我慢の下り。結局、平湯手前まで霧雨だった。
平湯からはハイスピードの下りが続く。道の駅上宝でカッパを脱いで神岡へ。ドラックハウスでアミノバイタルを補給。再びリアのライトを点滅させてトンネル覆道区間を通過。天気予報では北風が強く、向かい風になる予報だったが、思ったより影響は少なくてラッキーだった。
最後はクルマと信号の多い富山の街中を走り、19:23岩瀬浜ゴール!下りは5時間58分、トータルで223辧16時間32分かかった。思ったほど達成感はなかった。あと1時間早く出て夕焼けが見れれば良かったのかもしれない。でもミッション・コンプリート。長年の課題をクリアできてホッとした。体力の低下を痛感したが、やり遂げられて良かった。
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