木曽駒ケ岳〜宝剣岳【高山の短い夏に咲く花】
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 525m
- 下り
- 530m
コースタイム
しらび平駅 06:05-06:30
千畳敷駅 06:40-06:50
八丁坂分岐 07:15
乗越浄土 07:40-08:00
宝剣山荘 08:10
中岳 08:30-08:40
木曽駒ケ岳 09:00-09:30
宝剣岳 10:50-11:10
剣ヶ池 12:00
千畳敷駅 12:20-13:50
しらび平駅 14:00
菅の台P 14:35
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
黒川平〜ロープウェイしらび平駅間は一般車両通行禁止のためマイカーは菅の台バスセンター駐車場(350台:24時間営業:500円)へ駐車する。*菅の台周辺には1000台程度の駐車スペース有り。 【路線バス】 しらび平駅(ロープウェイ発着)までは専用路線バスにて40分ほど http://www.chuo-alps.com/bus/index.html 夏の路線バス早期運転(2011年)のお知らせはこちらのリンクから http://www.chuo-alps.com/archives/2011/07/16093217.html *ロープウェイは路線バスの到着に合わせて臨時運転を行っているようです。千畳敷駅まで標高差950m程を7〜8分で上ります。 菅の台バスセンター駐車場にてバス・ロープウェイ往復チケットを3800円で購入できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷カールのハイキングだけであればランニングシューズでも十分だと思います。 しかし登山される方は、八丁坂分岐以降ガレた岩場の急登になりますので登山靴またはトレッキングシューズを履いたほうが良いと思います。 中岳への巻き道は「難所あり危険・冬季閉鎖」の道標がありました。 私は分岐を中岳・駒ケ岳方面への直登ルートを歩きました。 宝剣山荘より宝剣岳へはわずかな登りでしたが、最後のクサリ場はそれなりに スリリングです。焦らず慎重に抜けましょう。 |
写真
感想
千畳敷カール一帯は高山植物の見事なお花畑が広がり、
早朝から多くの観光客でにぎわっていました。
その中に青いジャージ姿の小学生の団体を見掛けました。
後のニュースで知ったのですが、この子供たちは
被災地福島県から訪れた小学生だったようです。
駒ヶ根市の観光協会が招待したとのことでした。
現在は原発事故の影響があり、
青空の下で自由に活動することが出来ない被災地の子供たちのために、
この日だけは、ここ中央アルプスの大自然を満喫できるようにと
招いたそうです。
素晴らしい企画ですね。ここ中央アルプスの大自然の雄大さに感動すると共に
観光誘致と自然保護への熱心な取り組みに感銘しました。
ロープウェイのガイドさん、千畳敷駅で案内をする元気一杯のスタッフの皆さん、
整備された遊歩道や自然保護を呼びかけるいくつもの建て看板などなど、
ここ駒ヶ根市の観光協会の熱心な取り組みが至る所に見受けられ、
人気の観光スポットであり続ける要因はこんなところにもあるのだろうと思います。
子供たちは八丁坂より乗越浄土まで一生懸命に登りきり、
下山後、千畳敷カールに広がる花畑の中を笑顔で元気良く歩いていました。
乗越浄土までは1時間程の登山ではありますが、急登であり滑りやすくガレています。
やはり万全を喫す意味では登山靴は必須であると思います。
途中、足を捻挫してしまったのか、引率の先生におぶさって下山する女子生徒がいました。
彼女にとっては今回の登山は辛いものになってしまい残念でしたが、
またいつの日か自分の足でここ中央アルプスを歩くことが出来ればと思います。
私は乗越浄土より中岳・駒ケ岳へ登り、下山途中に宝剣岳をピストンし千畳敷へ戻りました。
時間の経過と共にガスが濃くなり眺望は今ひとつでしたが、
とても涼しく爽やかな気候で気持ち良く歩くことが出来ました。
帰りのロープウェイは1時間30分待ちでしたが、ベンチに腰を掛け、
千畳敷に広がるお花畑を静かに眺めている間に、あっという間に時間は過ぎました。
ロープウェイの待ち時間では整理券をもらえば並んで待つ必要はありません。
ここでも元気なスタッフの大きな声での案内が印象的でした。
【夏山紀行・中央アルプス】〜高山の短い夏に咲く花
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