雨乞岳(ルートミス)・鎌ヶ岳・入道ヶ岳(敗退)

2010年09月25日(土) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,605m
• 下り: 1,591m

コースタイム

5:55武平峠-7:45東雨乞岳-9:40武平峠-10:35鎌ヶ岳-12:00撤退ポイント-13:40鎌ヶ岳-14:20武平峠

感想

abey

鈴鹿セブンマウンテンの存在を知ったのでピークハントに行く。
雨乞岳、御在所岳、余裕があれば鎌ヶ岳の予定。

まずは、厄介そうな雨乞岳から。
いきなり登山口が分からずうろうろするが、ここは素直に登山ポストの脇を行くのが正解。
その先もなかなかルートが難しい。歩けるところが多く、踏み跡やテープ類も入り乱れているので、正解が分からない。
結局、クラ谷ルートに入る前に、いつの間にか境界尾根に乗ってしまったが、この時点ではそのことを地図で確認している。
ところが、その後地図読みを怠ったこと、東雨乞岳の存在を知らなかった(地形図では存在感がないのに、実際は結構なピーク感)こと、
ガスが深く東雨乞岳から雨乞岳が見えなかったことなどが重なって、東雨乞岳を雨乞岳と勘違いする。
東雨乞岳ではコンパスで北を確認してから降りるが、おそらく北向きなのは取り付きだけで、これはクラ谷へ繋がるルート。
東雨乞岳と七人山の鞍部を右に折れるところは、杉峠の地形を思わせるし、その後の雰囲気も事前情報と符号する。
コンパスさえ見ていれば疑問を覚えるはずだが、確信を持って歩いているので気が付かない。
結局、異常を感じたのは、登山道が沢筋を離れるところ。GPSで答え合わせをして、ようやく何が起きているのか理解する。
その後も、とりあえず武平峠へ戻ることにするが、武平峠直前でもプチ道迷い。

帰るにはまだ早いので、今度は鎌ヶ岳から入道ヶ岳を目指す。
武平峠から鎌ヶ岳は一登りで到着。そのまま何も考えずに、岩場を先に進もうとするが、これもルート間違い。
他の登山者に引き止めてもらって事なきを得る。

鎌尾根を歩き始めるが、細かいアップダウンが続くのとモチベーションの低下が重なって、疲労が激しい。
結局、宮越山を過ぎて水沢峠へ降る急斜面の途中で、これを登り返す気力はないということでギブアップ。

鈴鹿セブンマウンテンのピークハントという意味では散々な結果であったが、いろいろと勉強になったのは良かった。