六国見山・大平山・衣張山・源氏山 (鎌倉周回)
- GPS
- 04:39
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 548m
- 下り
- 531m
コースタイム
六国見山 09:25
六国見山 09:30-09:35 (三角点)
大平山 10:30-10:35
瑞泉寺 11:05
衣張山 11:40-11:45
浅間山 11:50-11:55
鎌倉駅 12:30
源氏山 12:50-13:05
北鎌倉駅 13:30
天候 | 終日晴れていましたが、午後になると強風に吹かれました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR横須賀線 北鎌倉駅 (帰り) JR横須賀線 北鎌倉駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
最初に登った六国見山は、ほど近くまで来てしまえば道標が出てきますが、そこまでは何の案内もなく、少し迷いました。 また衣張山・浅間山の周辺も案内が少なくて、地図を見て歩ける人向けです。 そのほかの天園ハイキングコースと源氏山周辺は道標がしっかりしていました。 あと、ぐるっと一周するために途中で住宅地内を経由していますが、その間は当然道標とかはありません。細い路地が入り組んでいるので、事前に道順を考えていないと、まごつくと思われます。 ただし寺社などの見所が点在しているエリアですから、足の向くまま適当に歩いても、それはそれで楽しめるかもしれません。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
今回は北鎌倉を起終点に、鎌倉の周囲を取り囲む山々を巡って、周囲コースを歩いてきました。
北鎌倉駅の北側から六国見山を目指しましたが、当たりを付けていた高野の住宅地のあたりからは、なかなか道が見つかりません。
しばらくウロウロした末、住宅地の東側の外れ近くまで来たところで、ようやく遊歩道と案内図を発見します。
入口さえ見つかれば、あとはその階段状の遊歩道を軽く登るだけで、あっという間に六国見山の山頂に着きました。
六国見山の山頂は見晴らしが良く、いくつものベンチが置かれていますが、誰もいなくて静かでした。
ところがベンチに腰をおろそうとした矢先、10人くらいのグループがガヤガヤ言いながら現れて、一気に騒々しくなってしまいます。
このため休憩を取りやめて、山道をほぼ道なりに先へと進むと、5分ほどで道の真ん中に三角点が立っている地点に出ました。
展望は全くなく、普通は立ち止まるような地点でもなさそうでしたが、三角点が腰掛けるのに都合の良い高さだったので、ここでこの日最初の休憩を取っています。
六国見山の三角点で道は2つに分かれます。右への細い道は円覚寺への道なので(ただし道標はありません)、今回は左の広い方の道に入ります。
少し下るとすぐ車道に出てしまいますが、その後明月院方向へ歩いていく途中で天園ハイキングコースの道標を発見し、それに従って左折した先からコースが始まっていました。
このハイキングコース、なだらかな箇所は意外と少なく、小刻みな登り下りがずっと続くような具合で続いていきます。
時々北側に景色の開ける場所があったり、建長寺への分岐点の近くには展望台があって南側の展望が開けていたりします。
覚園寺への分岐点をやり過ごし、送電線鉄塔の脇を通って、最後にやや急な坂(ただし短い)を登ると、大平山の頂上に出ました。
大平山は、鎌倉市の最高地点で、北側にはランドマークタワーなど横浜のあたりまで見渡せる眺めがありました。
その先で天園の2軒の茶店を見送ると、あとはほぼ下る一方の道です。右折を示す「瑞泉寺→」という道標に従って、瑞泉寺の山門近くまで下りました。
そこからは衣張山を目指すべく、住宅街の中を抜けて杉本寺の前の交差点まで移動します。
杉本寺前の交差点を右折し、水路と並行する道を南進します。水路と分かれて十字路に出ると分岐標識があって、直進方向には「平成巡礼古道」と「衣張山」が案内されていました。
それに従って車道を直進すると、その奥で車道がそのまま山道へと変わります。そこから先の登りは傾斜もそこそこあって周囲の緑も深く、今日歩いた全コースの中で最も山道らしい趣が楽しめました。
平坦地が広がる衣張山の頂上に着くと、南側が開けて海側の景色が良く見えます。ベンチもいくつか置かれて、静かで落ち着いた頂上ですが、標識などは特に見当たりませんでした。
衣張山と浅間山はすぐ近くにあって、ほんの2〜3分も歩けば、登り下りもごく僅かですぐに到着です。
浅間山も衣張山と同様に南側が開けた頂上で、ベンチが1つ置かれているほか、三角点もありました。
浅間山から南へ下ると、意外なほどすぐに住宅密集地の近くに下りてしまいます。
山道の続きがないか探すと、右手に階段状の遊歩道が見つかったので、それを下りて行くと、思惑通りに大町六丁目と七丁目の境界にある細い道に出ました。
そこからは地図を見ながら鎌倉駅を目指し、駅の地下を通る連絡通路で西側へ回ってから、横須賀線の線路に近づきつつ北上していきます。
寿福寺の手前にあった「源氏山近道」の小さな道標を見て、左の狭い路地に入ると、少し奥まったあたりで寿福寺からの道にぶつかりました。
その先も道標に導かれて源氏山へ向かいますが、この道は段差の大きな所が多く、地面ももし濡れていればとても滑りやすそうで、あまり歩きやすい道ではありませんでした。
最後に階段を登り切ると石碑などが置かれた頂上に着きます。散策する人で賑わう源氏山公園の中では外れに位置することもあってか、訪れる人もほとんどない、静かで落ち着いた場所です。
標識などは何もなく、北東側の斜面にベンチが2つだけ置かれていました。
源氏山の頂上からは北西へ向かいます。源頼朝の銅像などがある源氏山公園の中心部を抜けて、公園北端の葛原岡神社まで来ると、本殿前では寒桜がはや花を咲かせていました。
そこで公園内の道は終わって山道になり、あとは下るだけかと思っていたら、この先もまだしばらくはアップダウンが続いていて、足場のあまり良くない所などもありました。
すでに午後に入っていますが、これから登ってくる家族連れなどと多くすれ違ったので、北鎌倉から源氏山公園へのルートはかなり人気があるようです。
道がようやく下る一方に変わると、ほどなく浄智寺の近くに出て、北鎌倉駅までは道路を歩いて10分ほどでした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2008_01_03/mt2008_01_03.html#20080223
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