四郎岳・燕巣山//超マイナー2200m峰で目標達成 :-D
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- GPS
- 04:47
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,182m
コースタイム
→ 11:07燕巣山11:19 → 四郎峠11:54 → 12:52丸沼温泉駐車場
【所要時間】 4時間47分(休憩含む) *CT 6時間20分
【歩 数】 23,480歩
天候 | 曇りですが、時々陽が射します ガスで景色はほとんど見えません |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場から四郎峠までの間は、7割が沢沿いを歩きます。 倒木が多く、増水で土砂が流されて登山道が沢の中を歩くところが多々あり、 登山道は荒れています。 また、雨の後で足元が滑りやすく、特に下りでは注意が必要でした。 目印の赤テープが数多くあり、これを目印に行けば迷うことは無いと思います が、下部の堰堤付近で一部良く見ないとわからない所があります。 ・四郎峠から四郎岳、燕巣山への道は、東電の巡回路となっているようで、笹が 刈られ、道はしっかりしています。 |
写真
2010.6.6 白根山頂から西方面を撮影
今回はガスで山の写真が撮れませんでしたので、古い写真で説明いたします
右奥には尾瀬の燧ヶ岳、今回登山はその手前の濃い緑の2山です
左側が四郎岳2156m、右が燕巣山2222m
四郎岳の左(南)斜面、燕巣山の右(北)斜面はなだらか尾根ですが、向かいあう稜線は急斜面で、頂上手前は四郎岳が約350m、燕巣山が約400mのキツイ登りです
高い所からの写真ではそんなに感じませんが、国道から見える斜面には圧倒されます
万が一に黒い動くもの(=熊)が不意にでてきたら最悪ですので、熊避け鈴の他に、笛も吹きながら行きます
最近、人間社会では高齢化が進んでいますので、もしかしたら熊も高齢化しており、耳の悪い熊もいるかも知れず、熊避け鈴が聞こえないかも・・・と要らぬ心配
沢の水音に音がかき消されていますので、本当に怖い(;一_一)
今日はこの山に登るのに、紆余曲折しており、登る山の変更を家内にメールしたら、“めざましTVの占いで今日は蟹座は最悪。ちゃちゃっと片付けて下りた方がいい”と、有難いご指示がありますので、もうこれで下山します
感想
今回登ったこの山は、日光なのか尾瀬なのか区別の難しい四郎岳(2156m)と
燕巣山(つばくろすやま 2222m)ですが、
ヤマレコでレコを探してみますと、過去に下記の3つのみでした。
2000.8.23 tanigawaさん
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-23958.html
2006.11.3 metaboさん
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-33058.html
2009.10.4 nomosinさん
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-120139.html
標高はそこそこあるにも関わらず、周囲に名の知れた山が多く、登山道も破線で
あり、頂上からの展望が悪いのも、この山がほとんど知られていない超マイナー
である所以と思われます。
私は、3年程前からこの山の存在は知っていました。
何故かと言いますと、日光をホームグランドとして、日光を中心に歩いてきて、
昭文社の“日光”の山岳マップで、登山道(赤の実線又は破線)があるのに歩いて
いない標高2000級の山は、黒檜山とこの四郎岳・燕巣山のみになっていたからで
す。
黒檜山は、この春の残雪がある時期に登りましたので、残すは四郎岳・燕巣山の
みとなりました。
丸沼高原スキー場前の道路を通る度に、この2山の急斜面が目に入り気にはなって
いたのですが、破線で急斜面の登山道で、他の山と合わせて縦走も難しく、中々
足が向かない理由になります。
今回登るきっかけになったのは、白根山を登ったあとに、四郎岳・燕巣山と考え
たのですが、いつもの悪い癖で直前に予定を変更し、新潟まで行こうと車を走ら
たのですが、先日の豪雨の土砂崩れで登山口少し前で通行止め、別の山に行こう
と群馬に戻ったのですが、ここも林道が通行止めで行けず、もうどうしようもな
くなってこの山へと追い詰められた感じです。
前置きが長くなりましたが、この2つの山ですが、思っていた以上に楽しませて
くれました。
1つ目は、頂上手前の急登が予想以上で、登り好きの私を十分堪能・満足させて
くれたこと。
2つ目は、熊が出るかもしれないという怖さと緊張感で、鈍った感性に刺激を与
てくれたこと。
3つ目は、四郎峠までの悪路で久しぶりにその楽しさを味わわせてくれたこと。
最近の山行の整備された登山道歩きでは、なかなか味わえない山歩きでした。
これで、日光の登山道(昭文社山岳マップの赤実線&赤破線登山道)がある2000m
級の山は全部登り、私のささやかな自己満足(目標)が一つ達成されました。
コメント
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いいじゃないですか^^
郷里をこよなく愛すURU-12様らしい山行ですね。。
>私のささやかな自己満足が一つ達成
兎にも角にも、山登りはこれに尽きます!
日光山系制覇
今回もツキノワグマに遭遇しやすい環境でしたね
私は、登山以外に山菜やきのこ狩りで深山に分け入るのですが、ほぼ毎年遭遇しています
未だ襲われた事はありませんが
秘訣は、自身も野生動物に成り切る事です^^
護身用にナタは持って行きますけどね
ご祝辞をいただきまして、ありがとうございます。
最後にこの山が残ってしまいまして、
あまりにマイナー過ぎて、少し持て余しておりました。
こんな機会でないと、行けないかもしれませんでした。
今まで熊と思われる気配(音)は2回ほどありましたが、
実物は見ておりませんので、遭遇とまでは行きませんでした。
でも、ここは気配が凄く、
沢の水音に周囲の音が消されるのが、それはそれは嫌でした。
笛を吹くのは、sanpo69さんの羅臼岳のレコで口笛を吹いた
というのがあったので、SOS用に持っていた笛を吹きました。
ここに、熊が本当にいるのかいないのかは別にして、怖い山行でした。
これが、今回の一番の印象です。
正直言って、日光山系制覇なんて、どこかに吹っ飛んでいました。
早く、何事も無く下山することが、最優先でした
URUさん、こんばんは〜!
日光2000制覇おめでとうございます
さすが山と山を繋げて登られるURUさん!
以前からマイナーな山を知っておられるとは
最近では熊も高齢化ですか〜?
鈴&笛! 流石に熊も気づいたようですね
fall
もう、熊が嫌で嫌で、どうしようもありません。
これがいなければ、どれだけ気持ちよく歩けるのに、
と、いつも思っています。
山中でひとりも会わず、鈴と笛がお友達の山行でした。
マイナーな山は、いつも日光の地図を広げて眺めていたので、
日光には少ない破線の道は2ヶ所しかなく、目に入りました。
尚、某男体山には熊はいません。
いても、猪くらいですので、大丈夫??ですョ
でも、一番怖いのは、○間ですかね
URUさん、おはようございます
やりましたね、ついに日光の2000クラスを制覇されましたか!
すごいですねぇ!
マイナー山行ですか
良い響きですね^^
地形図なんかを広げると気になる山がいっぱいのってますよね。
自分もそんな気になるお山が片っぱしから制覇できたらなぁ…と思っています。
やっぱ、URUさんの山に対するスタンスは参考、というか勉強になります。
あっ!熊ではないんですが、先日「筑波山」でイノシシ君に横切られてしまい
少しばかり「おっかねー」
まぁ、目の前でなくてよかったのですが…
野生の動物は怖いですよね。
でも、やはり一番怖いのはURUさんの言う通りの○間かもしれません。
chachamaru
お祝いの言葉をいただきまして、恐縮です。
標高が2200m前後あって、破線ながら登山道もあって
ヤマレコ掲載もたったの3件のマイナーな山、
なかなか無いですね。
私は飽きっぽいし、気が変わりやすいし、
その結果で、色々な違うコースの山登りをしているのかな、
とやっと最近になって自覚した次第です。
良く言うと、バラエティーに富んでいる
悪く言うと、滅茶苦茶 ・・・かな?
ただ、人が多い所への山登りは余り気が進まないのですが、
かと言って、誰もいないのも寂しすぎてもっと嫌ですし、
なんと我儘なんでしょうね!
熊よりも、○間が最も怖い URU-12 でした。
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