富士山(大沢崩れ〜吉田口登山道)
- GPS
- 11:45
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,830m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 11:39
御中道 0716
二番沢 0831-44
大沢休泊所 0903
高度計読み2500 0937-49
高度計読み2800 1041-52
高度計読み3030 1142-55
高度計読み3240 1246-59
高度計読み3490 1359-1413
富士山お鉢 1503
吉田口山頂 1518-28
吉田口8合目 1600
吉田口7合3勺 1635-44
吉田口6合目 1724
泉滝 1740-46
スバルライン五合目1759
御庭駐車場 1833-48
天候 | 晴れ。16時頃のみ一時霧。気温低め。山頂付近で風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登路は一般登山道ではありません。昭文社で点線ルートだったのはやはり過去の話で、現在は点線ルートには達しないレベルと思います。 大沢崩右岸を通してみると、今回のコースは御中道以下より2ランク位上に感じました。 ルートログは10:22以降はスマホGPSログ(記録の飛びあり)。それ以前は手入力です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
転付笹山間を終え、次は9/13より、北アで残っている200名山の烏帽子・赤牛の
2山を、3日間で目指そうと考えていた。
が、どうも乗り気がしない。全般天気に反して北アはいまいち安定していないと
いうMSMの予報もあり、見送る。代わりにと思ったのが山梨県境をつなぐこの
ルート。30年近く前の登山地図を見た時に、大沢崩れ右岸と七太郎尾根が
点線ルートとして示されていたことにも力を得て、計画していた。
スバルラインの御庭に数ヶ所ある駐車場のうち、御庭へ最も近いと表示されていた
ところに駐車。
御庭山荘跡からは大沢崩とある標識から入るのだが、しばらくはすぐ下にある
林道とごく接近しているので、そちらに入りかけた。(5月はそちらを通ったと思う)
この過程で、スマホGPSの不調が判明。5月に右往左往した滑沢の横断があると
いうのに。どうやら富士山西面中腹のような喬木ブッシュのところで動いていると、
測位自体が難しいようだ。記録が飛ぶ話(「バッテリ利用の最適化」から除外して
ないのが原因で、解決済)とはまた別で、こちらは一旦ヘソを曲げると回復が
容易でない。
しかし、滑沢の横断に関しては、夏を越えたということが大きく、踏跡が割と
明瞭についており、さほど問題ではなかった。
その先、大沢崩れの工事は5月以降再開されたらしく、休泊所の一段下には
工事用バイオトイレもあったので、勝手ながら利用した。
(早朝、ヘリがしきりに往復しており、最初小屋の撤収関係と思ったが
こちらの資材輸送だった模様)
大沢休泊所の真後ろの急斜面に踏跡を見つけて登って行くと、発々で動かしている
雨量観測所があった。その後標高2800m位までは人跡鹿跡もあり、休泊所以下の
道とそう差はない感じだったが、森林限界を越えると火山礫の急斜面で歩きにくい。
スイカの縞みたいに筋状になっている岩盤(溶岩流)の上を登るのがよいのだが、
最大傾斜に沿う溶岩流の向きに対して斜め右から大沢崩れが食い込んで来るので、
登るにしたがって岩盤が痩せてきて、ついにはなくなるパターンが多い。
標高3000mあたりでルート選択をミスって転倒して擦り傷を負い、3030mあたり
では、岩盤が途切れた所にギャップがあって下りられず、折角の獲得標高を返上して
登り返すという憂き目を見た。
(この岩盤には古い目印があったのだが、その後の浸食で通れなくなったと思われる)
これに懲り、早めに左側の岩盤に移ることを心がける。擦り傷で出血していたまま
登っていたら、追いついてきた方に絆創膏をいただいた。
この方はあっという間に追い抜いて行ったが、こちらは一時間に200mちょっと
しか登れない。14時過ぎ山頂着が予定だったが、15時までには着きそうもない。
七太郎尾根はやめにして、吉田道を下ることにする。ヘッドランプでも何とかなる
だろうし、ここで打ち切って戻るよりも安全だろう。
ヘッドランプを忘れていないことを確認しておく。
手がかじかむほど風が強くなったことにも助けられ、15時にお鉢。剣ヶ峰には
立ち寄らず。吉田口8合目までは難なく着いたが、ここでミス。
下山道に入るのに気付かずに登山道に入ってしまった。以前、御殿場口の下山道を
登りに使っていた人が居たのには仰天したが、ここを下りに使った経験のある人も
そんなにはいないと思う(この日は他にもいたけど)。
この登山道がまた、下りにくいこと一通りでなかった。30分ちょっとで音をあげ、
7合目でロープを跨いで、ブル道を使うことにした。
スバルライン5合目に着いたのがちょうど日没時。
台風が数日後に来るときの夕焼けはことのほか美しいという(by 飯田睦治郎)が、
本当に見事な夕焼けだった。夕焼けを見れたのは良かったが、ヘッドランプで
車に戻ったときは当然真っ暗。1時間早く出発すべきだった。
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