室堂〜裏剱〜欅平 大周遊山旅

2017年09月14日(木) ~ 2017年09月16日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,180m
• 下り: 2,104m

天候

全日とも快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

名古屋〜富山（夜行高速バス）
富山〜立山〜室堂（電鉄富山〜ケーブルカー〜バス）

コース状況／危険箇所等

剣沢雪渓（剣澤小屋などでコース確認）、夏道と雪渓上を交互に行く
ハシゴ谷へ取り付く剣沢に掛かる橋は、整備済。旧来のより200m下流に設置。
ハシゴ谷乗越までの登りや、内蔵助平、内蔵助谷は増水すると渡渉不可。

写真

9/14 23:01

名古屋駅高速バスターミナル　
富山行きは夜行が定番です

9/14 23:06

JRセントラルタワーズ

9/15 5:32

AM5:20電鉄富山駅
左が立山行きです

9/15 6:11

電鉄からの車窓
劔を見るには、進行方向左に座るのが良いですね

9/15 6:48

立山駅
のんびりしてたら、ケーブルカーとバスのチケットを買い忘れ、大渋滞に！

9/15 9:15

室堂
晴れてます、台風が接近してるとは思えません。
旧日電歩道の大太鼓が崩落通行不可なんで、欅平らに抜けれないことが判明。
初日に、真砂沢までゆき、最終日ハシゴ谷からくろよんまで行くしかありません。

9/15 9:15

右から
雄山、大汝山、富士ノ折立

9/15 9:28

大日岳方面

9/15 9:29

みくりが池

9/15 9:34

地獄谷は有毒ガスの濃度が濃く、立ち入り禁止
この日も風向きでまともにガスを吸い、思わずせき込むことも

9/15 9:50

雷鳥沢キャンプ場
ファミリーキャンプ場ですな・・・
子供連れてゆきたいところ、ベスト3です。

9/15 9:50

9/15 10:47

ライチョウ坂からキャンプ場、室堂方面
ザックが重くて死にそうにつらい
やはり、初日はいつも体がきついです。

9/15 10:47

9/15 10:47

ぜんぜん、体が動きません
亀のごとく上ります。
たぶん雷鳥より遅い。

9/15 12:17

劔御前小舎からの展望

9/15 12:17

劔御前小舎
ここで昼寝休憩

9/15 12:20

剣沢方面

9/15 12:20

9/15 12:31

室堂方面

9/15 12:49

定番の構図

9/15 12:49

9/15 12:49

台風こないで

9/15 13:02

台風来てるんで、こんなにテント少ない

9/15 13:08

9/15 13:27

剣澤小屋から

9/15 13:27

剣澤小屋

9/15 13:27

いよいよ剣沢です

9/15 13:40

9/15 13:42

沢が見えてきました

9/15 13:48

奥に雪渓が見えます

9/15 13:48

青空と劔

9/15 13:52

どんどん下ります

9/15 13:57

滝になってます

9/15 14:01

怖いですね〜
スノーブリッジ

9/15 14:08

どこから雪渓に降りたら良いのかしらん？

9/15 14:32

適当に、えい！
軽アイゼンとピッケルで楽々下降

9/15 14:32

紗度が半端ないっす

9/15 14:39

ここは登るのはきつそう

9/15 14:44

平蔵谷？かな
点の記です

9/15 14:44

ジェットコースターのごとき

9/15 14:44

9/15 15:02

一度夏道に戻りました
しかし、このままさらに雪渓を下って、左岸にとりつくのが正解でした。
ビビッて早く戻った分、苦労しました。

9/15 15:02

9/15 15:06

クラックしてます
恐ろしい

9/15 15:28

本当の雪渓歩き終了地点

9/15 15:28

豪快です

9/15 15:32

真砂沢

9/15 15:35

やっと着いた、真砂沢ロッジ

9/15 15:35

待ってろー、ビール！！
そして、台風接近のため、小屋のオーナーに勧められ、池の平行きは断念。
三ノ沢や内蔵助谷の増水を考えると、明日ここを脱しないと閉じ込められてしまうことに。
また、来年来よう！
I'll be back！！

9/16 5:45

2日目
さあ、ハシゴ谷からくろよんまでgo!

9/16 5:45

三ノ沢の渡渉です
ここが増水すると大変なことに。

9/16 6:03

9/16 6:03

旧ハシゴのあった場所？かな
ここから下流に200mほどに新橋が掛けてあります。
見つけるのに、ルーファイしてしまいましたが、素直にピンクテープに従って、池の平方面に行けばまったく迷いません。

9/16 6:22

ほら、あった、新橋。
ちょっとわかりにくい・・・

9/16 7:25

ハシゴ谷乗越からの後立山方面
白馬や白馬鑓が見えます

9/16 7:57

乗っ越すと今度は針ノ木とスバリの尖った三角が見えます。
かっちょいい〜

9/16 10:24

内蔵助谷です

9/16 10:24

物凄い水量で物凄い角度の谷です。
谷というより、滝の連続が続く感じ
こりゃ、台風で増水したら通れんわ

9/16 10:24

黒部の三大壁の一つ、「黒部の魔人」こと大タテガビン南東壁が見えてきた。
黒部渓谷との出合いは近い！！

9/16 10:50

また旧日電の水平歩道を歩けるなんて、幸せです。

9/16 10:50

美しく怖いくらいの迫力、黒部渓谷下の廊下

9/16 11:41

下からくろよんを拝むなんて、普通の人は一生無いでしょう。
ダムの頂上から、みんなこっちを見てるよ。

9/16 11:42

大放水

9/16 12:24

この出入り口からトロリーバス乗り場へ
ここが今回のゴール
無事台風から逃げ切りました、お疲れさま。

9/16 13:43

帰りは、扇沢へ、信濃大町から松本を経て名古屋にワイドビューしなので帰ります。
行きは飛騨路、帰りは木曽路で贅沢旅行。

撮影機器：

NIKON D3000 NIKON CORPORATION

感想

chu-nama

秋の一人山行。
毎年自分にしかできないような、プランを温めて実行しようとしてます。
今回のメインは、裏劔。
行ったことがない、剣沢雪渓や池の平の絶景を満喫するプランでした。
しかし、台風のため3泊が2泊そして、現場で1泊に変更ということになりました。台風に翻弄された旅でしたが、旅そのものの天候は快晴で雨もありませんでした。
収穫はありました。
これで三大雪渓の「白馬」「針ノ木」「剣沢」を体感しましたし、裏劔方面の難易度や雰囲気がわかりました。
雪渓が多く、軽アイゼンやピッケル携行は必携です。
沢の増水が致命的なのもわかりました。水量は全体的に多い。
真砂沢ロッジでは、オーナがとても親切でまた来たくなりましたし、ここに当日宿泊予定の初老の4人パーティーが18：00になっても到着せず、オーナーが捜索に出かけ、ハシゴ谷乗越あたりでビバークという遭難騒ぎもありました。翌日、ハシゴ谷乗越でそのパーティーと出会い無事を確認、よかったよかった。

さて、来年のOB夏合宿の希望が劔岳ということでしたが、私は池の平辺りを推薦します。たぶん却下されるので、秋にもう一度チャレンジしますが・・・
では来年まで裏劔を楽しみにトレーニングに励みます。
I'll be back.