早池峰山 8歳長男と（小田越コース）

2017年09月16日(土) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 9.2km
• 登り: 861m
• 下り: 851m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:50

5:30 河原坊
6:10 6:20 小田越
6:50 6:50 御門口
7:20 7:30 御金蔵
8:10 8:10 剣ヶ峰分岐
8:20 8:50 早池峰山頂避難小屋
8:30 8:30 剣ヶ峰分岐
9:30 9:30 御金蔵
10:30 10:30 小田越
11:00 11:00 河原坊
11:00 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

未明に河原の坊駐車場へ。早池峰神社まではしっかりした二車線道路だが、そこから先は林道でほぼ一車線。擦れ違いようの待避所はあるが、下山が始まる時間帯は注意。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はないが、蛇紋岩のため滑りやすい

その他周辺情報

近くにコンビニ等はない。
今回は遠征のため花巻ICを利用したが、ICを出て右側にローソン、セブンがある。その先には左側にガススタンドとセブンがあるため、ここを利用するのがいい。

写真

眠い中、駐車場を出発します。

早池峰登山の案内図

河原の坊登山口ですが、崩落で通れません。

河原の坊登山口はこれでもか！ってほどのロープが張ってあります。

舗装路を登って行きますよ♪

峠が見えました。小田越の登山口です。

小田越の登山口には立派な石の標識

入山です

朝日が木の間から差してきました。

携帯トイレ専用のブースです。

空が青い

森林限界まで来ました

ナンブトウウチソウが綺麗です。

今日のおにぎりはいつものママ製ではなく、コンビニのおにぎりです。

山頂が見えました

このハシゴは怖くなかったね。

落雷の痕跡

剣ヶ峰への分岐

山頂付近は木道。後ろにお世話になったボランティアの方。

早池峰山の三角点ゲット〜！

このアングル、最近定番化してきました。

登って来た登山道が見えます。

早池峰神社奥宮の前で

避難小屋。スタンプがあります

早池峰山は蛇紋岩なので気をつけて下りようね。

ハシゴも下りは慎重に。

樹林帯に入ればあとは余裕

登山口まで戻ってきた。

登山口のトイレは綺麗です

宮沢賢治の詩碑

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

tiger100

長男との百名山29座目

台風18号の動きが気になるところだが、3連休の土、日は東北であれば登れそうということで、予定通り東北に行くことにした。5座予定していたが月曜は台風直撃の予報のため4座を目標に。

金曜日の午後に有休を取得し、長男が学校から帰ってきて宿題を終わらせてから出発。
高速道路での移動のため、SAで夕食をたべ、降りるIC手前のPAで車中泊。PAでの車中泊は久しぶりだがやはり走るタイヤ音、他の車の乗降音であまり寝られず。

最初の山は岩手県の名峰、早池峰山（はやちねさん）。

夜明け出発ができるように河原の坊駐車場に未明の4時半に到着。駐車場は何段かに分かれているが、トイレに一番近い上段に駐車。この時点で9台の駐車車両。
先々週に五竜岳、先週に笠ヶ岳に行っていることもあり、長男もお疲れモードで準備に手こずり出発できたのは日の出から30分経過していた。

河原の坊からの登山道は崩落していて完全に通行止めで、ロープでガッチリガードされていた。ここまでやられると行く気はなくなる。
小田越コースを登っていくので、駐車場から登山口まで舗装路を歩いていく。長い舗装路に長男は完全に飽きていたが、峠が見えると先行して歩き出す。

峠には簡易トイレがあるが綺麗に管理されている。管理棟もあり、すでにヒトもいる。長男は見に行きたいと言うので、ついでにバッジの販売店を聞いておいでといって送り出したら、10分も話し込む。相変わらずの話好き。

登山口には立派な石の標識があり、撮影して出発。
出発時に一緒になった早池峰山のボランティアの女性の方とほぼ山頂までご一緒させていただきました。

木道と緩い登りの登山道。楽なのぼりのはずだが、女性のペースが速く長男の息が切れ始める。しかしそこは長男、話をしたくて付いて行きたくて、話をしつつ息を切らしながら懸命に追っかけていく。
長男に、ペースが違うからムリするなよ、と言っても聞く耳持たず。
でも、ペースがあまりに違うので途中で休憩を取らせた時に先に行ってもらった。

樹林帯を抜けたところで再開。
蛇紋岩の話をしていただいたり、早池峰山の高山植物の固有種を教えてもらったり、二人だけでは知らなかったこと気付けなかったことをたくさん教えていただけました。
ハシゴでは1段だけの左からの私に長男が付いてこず、2段の右からアプローチした長男に付いていただきました。

山腹では早池峰には雲があまりかからず、後方の薬師岳はしっかり眺められたものの周辺は雲海となっていて遠くの眺望はなかった。

9合目手前の岩には落雷の痕跡があり、これも二人だけでは知らずに通り過ぎてしまうスポット。

山頂手前には木道が整備されており歩きやすい。以前は湿原だった場所だが今は乾きやすくなってしまったようだ。湿地といえる部分も限られているとか。
自然は自然の移ろいで変化してこそ自然。ヒトも自然の一部であるが過剰な活動による自然への影響は少なくしたいものだ。

山頂へのハシゴを登ると、右手に早池峰神社の奥宮。ここが山頂となる。
山開きの時には、ここで早池峰神楽権現舞が奉納されるようで、その時期に来てみたい。

山頂からは岩手山の山頂部、登ってきた登山道を見ることができたが、ほとんどが雲海に覆われていた。
気温が低く肌寒かったが、持って来たコロッケパンを食べ、お湯で溶かすタイプのお汁粉をすする。
避難小屋には早池峰山のスタンプがあり、携帯しているスタンプ帳にペタン。

ここでボランティアの女性とお別れし、下山。

森林限界の場所が見えるところまで下山するとそこには学校登山の集団。
いつも思うが、集団を引率する先生方ってスゴイと思う。準備から何から緊急時の対応や役割分担などなど、私は長男一人でも大変なのに。。。
すれ違う時に元気なあいさつをいただき元気をもらう。長男はジオパークのバッジまでもらっていた。。。ありがとうございます。

樹林帯に入ってからは眺望もないのでとっとと下り、予定より1時間以上も早く到着。
また舗装路を歩いて駐車場へ。三連休ということもあり下山したときにはレンタカーの路上駐車で溢れていた。
駐車場の前にある早池峰総合休憩所で山バッジをひとつ購入。
もうひとつの山バッジは、道の駅はやちねで購入。

今回も出会いがあり楽しい山行となりました。
ありがとうございます。


早池峰山の登山道は非常に綺麗に整備されてますし、ごみも少ないと感じました。
ボランティアの方がしっかり整備されているのだと思います。また同行していただいた方もごみを拾いながら登っていらっしゃいました。
改めて、山は綺麗に、ということを考えさせられました。