岩手山 ー焼走りコースでトレラン?ー
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,467m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
天候 | 晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
出入りの業者で、マラソン好きの営業マンN君。「今度、磐梯高原ウルトラマラソンにエントリーしたので、一度、一緒にどこか走りませんか」と言われていた。彼は、毎月のようにレースで走っているようだ。自転車でのヒルクライムもやっているという。彼は38歳で、私の一回り年下である。
丁度、この週末は健康保持のために岩手山でも登ろうかと思っていたので、岩手山に行くと言うと、「では、トレランですね」という事になった。
焼走り駐車場で待ち合わせ。彼は岩手山に登るのは初めて。私はトレランなるものは初めてだったが、彼も山道を走るのは初めてとのこと。ムキになって走るのも大人げないような気がしたが、それでも、トレランをやろうという事になったので、一応、走る事に。
でも、あんな山道を走れるのだろうか??? と思いつつ、出発。勢い、走り始めるが、20分も走ると、木の根っこが登山道に出ているところや、大きくえぐれているところなど、ヨッコラショと登らなければならず、走るのは大変である。それでも、走れるところは、第2噴火口あたりまでは、ちょこちょこ走る。
しかし、スピードが出るものでもなし、ばかばかしくなり、いつものように歩く事にする。
と、うしろを見ると、N君の姿は見えず、遅れているようだ。一応、マラソンで使っている時計を持参し、登山口からストップウオッチで計測しているので、真面目に登る事にした。
しかし、長年に渡って体に染み付いている登るペースはなかなか変えれないようだ。結局、いつものペースよりやや早歩き?といった感じで登る。
途中、2箇所で立ち止まり、水を飲み、頂上には2時間1分くらいで着いた。早いのか遅いのか分からんが、距離は6.8Km 標高差は1500m。50歳のオヤジだから、まあまあだろうと言う事にした。でも、学生時代と比べて、良くて2/3のスピードである。山道を跳ねるような感覚で登る事ができない。
頂上でN君を待つが、なかなか姿を見せないので、下り始めると、避難小屋と頂上の丁度中間地点で彼が登ってきた。避難小屋で落ち合うことに。
避難小屋ではのんびり、ひなたぼっこをする。適度にガスが出て、暑くもなく、寒くもなく、ちょうど良い。
ほどなく、彼も下りてくる。小屋で、昼食を取った後、一緒にちんたら下山する。
いつものように、焼け走り温泉に入って、解散。
時間を計測して登ったのは、私の登山歴で初めてである。学生時代は、狙ったルートが登れるのか といった事に興味があり、時間は気にした事がなかった。早く歩くことは、如何に重い荷物を早く運べるかということであった。軽量化して登る時間を競うなんて、これも時代の変化なんだろうと思いつつ、帰途につく。
けども、健康保持には大変よい運動である。
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